バックパッカー東南アジア編 7日目──自転車で駆け抜けたアンコール遺跡群

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東南アジアをバックパッカーとして旅する30日間のうち、今日は7日目。昨日のアンコールワットの日の出に続き、今日は遺跡群を「自転車で」巡るという挑戦をしました。  


朝の涼しい時間に宿を出発し、赤土の道を走り抜ける。最初の目的地はアンコールトム。南大門をくぐる瞬間、並んだ石像たちの眼差しに圧倒され、バイヨンの四面仏の微笑みに心を奪われました。  


続いて訪れたのは「ニャック・ポアン」。水に囲まれた静寂の遺跡で、風と鳥の声に包まれながらただ座る時間は、都会では味わえない贅沢な瞬間でした。  


昼にはタ・ケウの急な階段を登り切り、眼下に広がるジャングルを眺めながら、旅を通じて小さな達成感を積み重ねていることに気づきました。午後にはタ・プロームを訪れ、木の根が遺跡を飲み込む光景に自然と人間の関係の深さを考えさせられます。  


宿に戻った夜、旅人仲間と今日の体験を語り合い、それぞれの旅路が違っていても、すべてがその人の旅を彩る大切なピースであると実感しました。  


アンコール遺跡群はただの観光地ではなく、自分の足で、汗を流しながら巡ることで、より強烈に記憶に刻まれる特別な場所。自転車での一日は、そのことを教えてくれた忘れられない体験となりました。  


川滿憲忠

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