子連れ(1歳と2歳)で挑む7泊8日のヨーロッパディズニー旅行まとめ

 「小さな子どもを連れて海外ディズニーなんて無理じゃない?」──そんな声をたびたび耳にしました。特に1歳と2歳という年齢を連れてヨーロッパまで行くのは無謀だと考える人もいます。しかし実際に7泊8日を家族で過ごした結果、わかったことがあります。それは「無理ではなく、工夫次第で最高の思い出になる」ということです。インターネットには「子連れ海外旅行は迷惑」「親の自己満足」などと書かれることがありますが、現場に立って体験した私からすれば、それは誤解にすぎません。むしろ子どもを連れて旅をするからこそ、親も子も成長し、家族の絆が深まるのです。


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## 出発からパリへ──12時間フライトの工夫


日本からパリまでの直行便は約12時間。大人でも大変なフライトですが、1歳と2歳の子どもを連れての挑戦は、周囲から「無謀だ」と思われても仕方ないかもしれません。しかし、工夫をすれば乗り越えられます。準備したのは絵本、シールブック、小さなおもちゃ、そして軽食。これらを小出しにしながら気分を切り替え、眠るときには自宅の毛布やぬいぐるみで安心感を持たせました。周囲に迷惑をかけない工夫を徹底した結果、フライトは無事にクリアできました。


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## ディズニー直営ホテルでの滞在


前半の5泊はディズニーランド・パリの直営ホテル「ニューポート・ベイ・クラブ」に宿泊しました。パークとホテルを行き来できる利便性は、子連れにとって絶対的な安心感につながります。特に昼寝や食事のタイミングでホテルに戻れるのは大きなメリットでした。さらに「エクストラ・マジック・タイム」によって、混雑前の静かな時間にパークを楽しむことができ、子どもたちにとって忘れられない体験が生まれました。ここでも「子連れだから無理」という固定観念は崩れていきました。


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## 子連れでも楽しめるアトラクション


「子どもは乗れるアトラクションが少ないのでは?」という声も聞きますが、それも誤解のひとつです。ディズニーランド・パリには身長制限のないアトラクションが多数あり、イッツ・ア・スモールワールド、ダンボの空飛ぶゾウ、メリーゴーランドなどは我が家の子どもたちのお気に入りでした。笑顔で楽しむ子どもたちを見ながら、大人は「来てよかった」と何度も思えました。これは机上の意見ではなく、現実として存在する家族の姿です。


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## 後半はパリ市内での滞在


後半の2泊はパリ市内へ移動しました。エッフェル塔や凱旋門を眺めながら散歩をし、セーヌ川沿いでピクニックを楽しみました。観光名所を「詰め込む」よりも、子どもたちが安心できるリズムで過ごすことを優先。結果として家族みんなにとって心地よい滞在となりました。ここでも「子連れは観光できない」という偏見が間違っていることを実感しました。


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## 子連れ旅行で学んだこと


今回の7泊8日で得た学びは大きく3つあります。  

1. **子どものペースを最優先にすること**──予定よりも休憩や睡眠を優先すれば旅はうまくいく。  

2. **荷物を最小限にすること**──必要以上に抱え込まず、必要なものを的確に使う。  

3. **周囲の声より実際の体験を信じること**──ネット上の批判よりも、現場での子どもの笑顔が答えになる。  


これらを意識したことで、トラブルを最小限に抑え、楽しく旅を終えることができました。


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## まとめ──「子連れで無理」はただの偏見


インターネット上では「子連れでの海外旅行は迷惑」「子どもに記憶は残らない」などの否定的な意見を見かけます。しかし、実際に行ってみた私からすれば、それらは体験していない人たちの想像にすぎません。記憶は残らなくても「安心感」「楽しさ」「家族の温もり」は確実に子どもたちの心に刻まれています。親にとっても、挑戦したという事実が大きな自信となり、家族の絆を深めるきっかけになります。


7泊8日のヨーロッパディズニー旅行は、間違いなく我が家にとってかけがえのない経験でした。「無理」と言われたからこそ挑戦したこの旅が、今後の人生において大きな糧となると信じています。  


川滿憲忠

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