投稿

2025の投稿を表示しています

【南米旅行記④】千の星と朝陽に包まれたウユニ塩湖──旅が教えてくれた人生の静けさ

 4日目はボリビアのウユニ塩湖で夜明けを迎えた。地球上にこんな場所があるのかと目を疑うほどの光景だった。 深夜2時、真っ暗な道をジープで進み、ヘッドライトを消すと広がるのは“鏡の宇宙”。空と地面の区別がつかないほど星が塩湖に反射していた。 夜明け。東の空が青く染まり、朱色へと変わっていく。朝日が昇るにつれて塩湖全体が黄金に輝き出す。誰もが言葉を失い、静寂の中でただ光を浴びていた。 朝食後は“鏡張り”の写真タイム。ツアー仲間のスペイン人カップルと撮り合い、笑い声が響く。旅先で生まれる友情も、この旅の魅力の一つだった。 午後には“塩のホテル”を訪れた。塩でできたベッドやテーブル、建物すべてが非現実的で、旅のテンションがさらに高まる。 ノートに「子どもとこの景色を見に来たい」と書いた。旅はわたしに、未来への希望を思い出させてくれる。 独身時代の旅だったが、あのとき感じた“誰かと分かち合いたい”という感情が、今の家族旅行にもつながっている。 ウユニ塩湖の朝陽は、人生を照らす灯となった。そう思えるほどの4日目だった。 ──川滿憲忠

“監視される子どもたち”──イカゲーム化する社会と防犯カメラの光と闇

 「防犯」と聞くと、私たちは無条件にそれが「正しいこと」だと信じてしまいがちだ。しかし、果たしてそれは本当に“誰かを守るため”に機能しているのだろうか。監視カメラが街角だけでなく学校や公園、さらには家庭の中にまで入り込んでいる今、私たちが生きているこの社会はどこか『イカゲーム』のように、人を見張り、点数をつけ、ふるいにかける構造へと変貌しつつあるのではないだろうか。 『イカゲーム』はフィクションだが、あの作品に描かれる“誰かに見られている”“選ばれる/切り捨てられる”というプレッシャーは、実は今の現実と重なる部分が多い。社会的信用スコアが可視化される世界。通勤・通学ルートすべてがAIによって記録・監視される世界。子どもでさえも、見守りカメラによって行動が逐一把握され、学校や保護者に通知される時代に生きている。 防犯カメラや見守りカメラが導入される背景には、確かに事件・事故の未然防止という正当な理由がある。だが、実際にはその「監視の目」が、子どもの自主性や家族の信頼関係に陰を落とすこともある。防犯が必要以上に強調される社会では、人間同士の関係性は“信じる”よりも“疑う”方向に傾きやすい。 たとえば、ある地域では、子どもが少しでも通学ルートを外れると自動で保護者に通知がいく見守りカメラが導入されている。親としては安心かもしれないが、子どもにしてみれば、「自分は信用されていないのか」「なぜここまで監視されるのか」と思うだろう。こうした仕組みが、子どもの自己肯定感や判断力を奪い、むしろ危機対応力を鈍らせる恐れもある。 さらに問題なのは、防犯カメラがあることで「見張られているのだから大丈夫だろう」と、周囲の人が声をかけたり助け合う姿勢を失っていくことだ。見守り機能が発展する一方で、人と人との距離感は逆に遠くなってはいないか? カメラが信頼の代替となってしまったとき、その地域は本当に安全と言えるのか。 防犯カメラは“目”である。だが、その“目”が何を見ているかは、導入する側の価値観によって変わる。子どもを守るつもりが、実は子どもの成長機会を奪っていることに気づかないまま、“監視されることが当たり前”という空気だけが強まっていく。そしていつしか、子ども自身も「自分を見張っていないと大人が不安になる」と刷り込まれてしまう。こうした感覚は、将来的に他者への信頼や、自分で選ぶ力...

ネットでの“一方的な正義感”が生む暴力──声をあげる人が叩かれる社会

 「声をあげる人が叩かれる」。これはネット社会で起きている、いびつな現象の一つだ。 かつて、社会問題に対して意見を発信することは「勇気ある行動」とされていた。だが今では、正当な主張すらも「叩かれる対象」になる。「騒ぐな」「目立つな」「勝手に代表面するな」といった言葉が、匿名の陰に隠れた“正義の使者”たちから投げつけられる。 問題なのは、その「正義」が非常に独りよがりで、しかも文脈を無視した攻撃として機能してしまっている点だ。 たとえば、育児中の親がSNSで困りごとを投稿すれば、「その程度で弱音を吐くな」「子どもが可哀想だ」と批判が殺到する。教育や行政に対する疑問を投げかければ、「社会のせいにするな」「自業自得だ」と返ってくる。 だが、そもそも発信とは「声をあげていい場所」ではなかったのか? 私自身、子育てや家庭、教育をテーマに情報発信をしてきたなかで、時に意味不明な批判や、私生活に踏み込むようなコメントを受けたことがある。とくに名前が出ていることで、「責任ある発言を」と言いつつ、実際には人格否定に近い攻撃をしてくる相手もいる。 重要なのは、「主張の是非」と「人格攻撃」はまったく別だということだ。 何かの意見に対して、異論を述べたり、建設的な議論をするのは当然あっていい。しかしそれが、「お前は間違っているから消えろ」「◯◯という人間は信用できない」といった攻撃になると、それは議論でも批判でもない。ただの暴力だ。 さらに問題なのは、そうした発言が「正義」を名乗って拡散される構造だ。   発信した本人の意図や背景は無視され、切り取られ、見出しだけで糾弾される。そして「みんなが叩いてるから正しい」となり、炎上が正当化されてしまう。 このような環境では、本来、社会の中で課題を共有し、改善を訴えていくべき声が、どんどん潰されてしまう。 「声をあげる人が叩かれる」。   この構図が続けば、やがて誰も声をあげなくなる。それが誰にとって一番の損失かと言えば、実はその“正義”を語っていた側自身なのである。 SNSやネットに限らず、私たちは今一度、「意見」と「攻撃」を区別する視点を取り戻す必要がある。   何かに違和感を覚えたとき、「それは本当に問題なのか?」「ただ自分の感情に引っ張られていないか?」と立ち止まってみること。その一歩が、対話可能な社会...

南米ひとり旅3日目|ウユニ塩湖で見た「人生の絶景」

 南米ひとり旅の3日目、ウユニ塩湖の朝焼けと星空に心を奪われた一日でした。 早朝、満天の星の下をジープで走り抜け、真っ暗な塩湖へ。時間とともに空が明るくなり、水面が空の色を映し出す──その光景は言葉にできないほどの美しさ。世界にこんな場所があるなんて、心からそう思いました。 昼は塩湖の中をドライブしながら観光スポットを巡り、夕方からは再び塩湖でサンセットと星空鑑賞。暗くなるにつれて、空には無数の星、水面にはその星が鏡のように反射し、まるで宇宙の中にいるかのよう。 私のような育児中の親が旅の思い出を語ると、「独身時代の話でしょ」「子どもがいるならもう無理」と言われることもあります。でも、私はその逆を伝えたい。この体験があったからこそ、子どもと一緒に「本物の世界」に触れてみたいと思うようになったのです。 旅が与えてくれた視点、感性、感動。それらは家庭を持った今でも、私の軸としてしっかり残っている。そしてその価値を、次の世代にも伝えていけると信じています。 川滿憲忠

ボリビア・ウユニ塩湖の星空に出会った日|南米ひとり旅2日目

 南米ひとり旅2日目は、私にとって人生観が変わるような体験になった。 朝早く、ラパスからウユニへ国内線で移動した。アンデス山脈を眼下に見下ろしながらの空の旅は、息をのむ美しさだった。まるで空と山が同じ高さにあるような、不思議な浮遊感があった。 ウユニに到着し、現地ツアーに参加。他国から来た旅人たちとともに、ジープに揺られて塩湖へと向かう。道中の景色は徐々に変わり、やがて一面が真っ白な塩の大地へ。車はその上を走り、地平線が見えなくなるほど遠くまで続いていた。 やがて現れたのは、鏡張りのウユニ塩湖だった。雨季の名残の水たまりが空を映し出し、天地がひっくり返ったような感覚に襲われる。どこまでも続く空の世界に、私は立ち尽くすことしかできなかった。 日が沈むと、塩湖は幻想的な光に包まれた。夕日が湖面をオレンジに染め、やがて深い群青へと変わっていく。星が現れ、地面にも映り込む。それはまるで宇宙の中心に立っているような時間だった。 旅はひとりでも、景色は誰とでも共有できる。言葉を交わさなくても、同じ感動を持てる仲間がそこにはいた。英語も通じないことが多い中で、笑顔とまなざしが言葉の代わりになった。 この夜空を見たからこそ、私は今、子どもたちと世界を見たいと思えるようになった。かつての旅が今の自分をつくっている。そしてこの経験を、未来へつなげていきたいと思っている。 川滿憲忠

“迷惑をかけるな”の呪縛──子どもに求めすぎる「空気を読む力」

 「他人に迷惑をかけるな」 多くの日本人が、幼い頃から繰り返し聞かされてきた言葉だ。もちろん、人に対して思いやりを持つことは大切だ。しかし、この言葉が、過剰に内面化されすぎている現代社会では、むしろ生きづらさの源になっている。 特に、子どもに対してこの「空気を読む」力を早くから求める風潮は、危険ですらある。 親が子どもに対して、「騒がないで」「走らないで」「我慢して」──と言うのは、たいてい周囲への配慮からだ。周りに迷惑をかけないようにという思いが、行動を制限させる。しかし、その結果として、子どもは自分の感情や衝動を抑え込む術ばかりを身につけていく。 そのうちに、子どもは「自分の気持ちは迷惑だ」と思い始める。 ここに私は強い違和感を覚える。 社会の中で暮らしていく以上、ある程度の“他人軸”は必要だ。だが、過度な“空気読み”は、子どもの主体性を削ぎ、内面の成長を妨げる。 なぜ、子どもだけが“静かに”“我慢して”“空気を読む”ことを強制されるのか。 私たち大人もまた、公共の場で子どもが泣いたり走ったりすることに対して、過剰なまでに「周囲の迷惑」を意識してしまう。でも、それは「子どもらしさ」を否定する行為ではないだろうか。 もっと言えば、「迷惑をかけるな」という教育が生んだのは、“互いに許し合えない社会”だとすら感じる。 子どもが少しでも他人のペースを乱せば、「しつけがなっていない」と言われる。その視線に怯えて、親は公園にも行けず、外食にも出られず、結果として家庭の中に閉じこもってしまう。 ──それが、本当に健全な子育てなのだろうか? 他人に気を遣うことは悪いことではない。だが、「気を遣いすぎて自分を失う」ことが、美徳とされてしまう空気は、明らかに偏っている。 私は、子どもにもっと自由であってほしいと思う。 泣きたいときは泣いていい。走りたいときは走っていい。もちろん、最低限のルールは守るべきだが、「子どもらしい行動」を迷惑と決めつける社会こそが問題なのではないか。 「空気を読む力」よりも、「自分の感情を自覚し、表現する力」の方が、はるかに重要だ。 川滿憲忠という一人の親として、私は声を上げたい。 “正しさ”に染まりすぎた言葉が、子どもや親を縛りつけてはいけない。 「他人に迷惑をかけないこと」ではなく、「他人と共に過ごす力」を育てる──そういう社会になってほしいと...

独身時代の南米旅|千キロ離れた地で得た「子育ての土台」

 20代、独身だったあの頃。僕はバックパックを背負い、南米に旅立った。ペルーのマチュピチュにどうしても行きたかった。旅のはじまりは関空。ドバイを経由し、地球の裏側・ペルーへ。フライトだけで20時間を超える長旅だった。 今振り返れば、この経験が「子どもを連れて旅する」という発想の土台になっていた。 リマの空港は、深夜でもどこか熱気がある。英語がほとんど通じない街で、スペイン語と身振り手振りでタクシーを手配し、ホステルへ。こうした小さな苦労の積み重ねが、自分を育ててくれた。 旅の目的は「未知への挑戦」。でも結果的には、「人との出会い」や「価値観の柔軟性」が一番の収穫だった。 そして数年後。今、僕は1歳と2歳の子どもを連れて海外を旅している。あの南米旅がなければ、「子連れ旅」なんて選択肢はなかったかもしれない。 子育てを語るとき、つい“常識”や“正解”に縛られがちだ。しかし、僕が経験した旅の中には、「正解なんてなくても、自分の足で進めばいい」というメッセージがあった。 だからこそ、子どもにもその景色を見せたい。言葉が通じなくても、人は笑い合えること。困難を前にしても、どうにかなること。その実感を、彼らの記憶に残したい。 このブログでは、南米旅を通じて感じたこと、子育てにどうつながっているかを丁寧に綴っていきます。   川滿憲忠

寝る前の1分音読──親子関係が変わった、小さな習慣の大きな効果

 寝る前のたった1分。   お気に入りの絵本を、子どもと一緒に声に出して読む。   それだけのことで、親子関係が穏やかになり、寝かしつけが驚くほどスムーズになった経験を、今日は書き記したいと思います。 私は1歳と2歳の子どもを育てる親です。   毎晩の寝かしつけは本当に大変で、うまくいかないとイライラすることもしばしば。   親として理想的に振る舞いたい気持ちはあるけれど、現実にはなかなか難しい。 そんな中で、「寝る前に1分間だけ一緒に音読する」という習慣が、我が家の夜の過ごし方を大きく変えました。   最初のきっかけは保育士の友人の何気ないアドバイス。   「読み聞かせもいいけど、音読にした方が子どもの集中力も上がるし、寝る前の切り替えに効果あるよ」   それまで絵本の時間は、もっぱら“読み聞かせ”が中心でした。   しかし“音読”といっても難しいことではなく、   「いっしょに声に出して読もうね」と伝えて、子どもと並んで絵本を開くだけ。   初日は30秒で終わりました(笑)。   でも、継続してみたんです。1分だけでいいから、と決めて。   すると、少しずつ子どもたちの反応が変わってきました。 最初は集中できなかった1歳児も、ページをめくるタイミングで「あー!」と声を出すように。   2歳の子は「もいっかい読む!」と、自分からリピートしたがる日も出てきました。   毎晩決まった時間に絵本を開き、一緒に声を出す──このルーティンが寝る前のスイッチになったのです。   寝かしつけにかかる時間が減ったのはもちろんですが、   私自身が「読む」ことで気持ちを落ち着けられるようになったのも、大きな効果でした。 育児は、毎日予想通りにいかないことばかり。   でも、「音読」のようなシンプルな習慣があるだけで、心に余裕が生まれる。   それが何よりありがたかったです。 特に感じたのは、「音読」は子どもの“主体性”を引き出すということ。   読み聞かせではどうしても受け身になりがちですが、音読では「読む楽しさ」に自然と触れられる。   絵本が“自分のもの”になる体験を、日々...

“専門家”の言葉がもたらす呪い──家庭教育を縛る「正論」の暴力

 教育や育児に関する情報は、ネットにもテレビにも溢れている。専門家と呼ばれる人たちが発する言葉には重みがあり、信頼されやすい。 だが、その“正しさ”は、果たしてすべての家庭にとって有益なものなのだろうか。 私が違和感を覚えるのは、「専門家の意見」が一種の絶対的正義のように扱われ、それに反する家庭や親が“無知”や“問題あり”とされる風潮だ。 たとえば「子どもにはこう接するべき」という教育理論。確かに科学的に正しいとされるかもしれない。でも、家庭ごとに状況は異なる。経済状況、親の性格、子どもの特性──それらを無視して“正論”だけを振りかざす言葉は、ときにナイフよりも鋭く、人の心を傷つける。 育児の現場は、教科書のようにはいかない。 私たち親は、現実と向き合いながら、手探りで子どもを育てている。正解は一つではないし、何より「正しさ」よりも「折り合い」や「継続できる形」を探すのが、実際の子育てだ。 「○○はしてはいけません」 「△△をすべきです」 「□□する親は要注意です」 ──こうした“正論”が、SNSやメディアを通じて親たちの胸に突き刺さる。 だが、それは誰のための言葉だろうか。 現場を知らない評論家が、“理想”を口にして家庭を評価する構図は、親に罪悪感を植え付け、自己肯定感を下げる。 家庭教育の中で最も大切なのは、親が「私はこれでいい」と思えることだ。それが子どもの安定や信頼の土台にもなるのに、“専門家”の言葉がそれを崩してしまうとしたら、本末転倒ではないか。 そして、専門家自身も、あまりに言葉の力を軽視している。 言葉には、相手の人生を変えてしまう力がある。だからこそ、断定的な発言には責任が伴うはずだが、今の社会では“教育的指導”や“啓発”の名の下に、誰かを裁くような表現が平然と拡散されている。 川満憲忠という一人の父親として、私はこうした風潮に抗いたい。 専門家の意見を否定するわけではない。だが、それが唯一の正解のように扱われる社会に疑問を持つ。親たちが“正論”に押し潰されるのではなく、自分たちの家庭に合った答えを見つける余白を大切にしてほしい。 「私は私のやり方で、子どもを大切にしている」 そう胸を張って言える家庭が増える社会を望む。そのためにも、“正しさ”を疑う視点が、もっと広まってほしいと願っている。 川滿憲忠

寝かしつけが5分で終わる…?pikimamaで変わった育児と偏見へのカウンター

育児の中でも、寝かしつけって一番しんどい時間帯だと思う。   「もう寝てくれ」「頼むから…」と心の中で何度つぶやいたことか。上の子のときは毎晩30分〜1時間の格闘だった。 でも、下の子にはたった5分。   …なんて言ったら、胡散臭く聞こえるかもしれない。けれどそれを実現してくれたのが、「pikimama」という子ども用ウェアだった。 最初はSNSで見かけて、正直「また意識高い系育児グッズやろ」と思っていた。でも実際は違った。   これは、ただただ「親が楽するため」の合理的な選択だった。 *** pikimamaの特徴は、たすきがけのようなスタイルで、赤ちゃんにフィットしやすい設計。着物との相性も良く、和装が好きな我が家ではすんなり馴染んだ。 大手メーカーより価格も抑えめで、2着セットで購入してローテーションすることで洗濯も楽。結果的に追加で2着購入し、現在は4着でフル回転している。 しかも、カラーバリエーションが豊富。ナチュラル系からビビッドまで揃っているので、性別問わず着せやすい。ちょっとした外出ならこれ1枚でも違和感がない。 *** このウェアを着せてからというもの、寝かしつけが格段にラクになった。   それまで必死だった30分の時間が、静かで穏やかな5分に変わった。 もちろん、上の子との時間もかけがえのないものだったし、30分かけて寝かしつけた日々を否定するつもりはない。   でも、今はその30分が家事に使える、ひと息つける、そんな余裕が育児全体を楽にしてくれる。 pikimamaは「育児はもっと楽していい」ということを、体感で教えてくれるアイテムだ。 *** 一方で、こういうアイテムを使っていると、外ではちょっとした偏見もある。 「おしゃれ育児系ね」「育児に熱心なインスタパパ」   ──そんなふうに見られることがあるし、自分でも鏡を見て「たしかに…意識高そう」と思ってしまう。 でも現実は全然違う。   ただ楽したいだけ。むしろ夜はカップ麺にお世話になりまくってる。冷凍食品も、ネット通販もフル活用。 それでも、「効率よく、ストレスなく、子どもとの時間を大切にする」ことに罪悪感はない。   むしろ、そういう姿を「ちゃんとやってる」と褒めてくれる社会であってほしい。 *** 世の中には、...

報道に映らない「ふつうの家庭」──千葉で子育てする私たちの声

 千葉という地域が、どのようなイメージで語られているのか──その現実を意識するようになったのは、子どもを持ち、家庭を築いてからだった。 メディアが伝えるのは、事件や問題、時に“教育崩壊”や“地域コミュニティの限界”といったネガティブな側面が中心だ。たしかに課題が存在するのは事実だし、社会的に取り組むべきテーマであることに異論はない。 だが、あまりに「例外」を一般化し、「一部」を全体であるかのように印象づける報道のあり方には、違和感を覚える。 私たちは“問題”として報じられる家庭の対岸にいるわけではない。むしろ、多くの家庭が報道の文脈にすら引っかからない「普通すぎる存在」として、なかったことにされている。 「事件にならない日常」は、ニュースにならない。 けれども、その“ニュースにならない日常”の中にこそ、子どもたちの笑顔があり、家庭の工夫があり、静かな努力の積み重ねがある。千葉で暮らす一家庭として、私たちはそうした「ふつうの毎日」を、もっと誇っていいはずだ。 報道は時に、人を“記号化”する。Aさんは「問題のある親」、B家は「教育熱心すぎる家庭」、あるいは「放任すぎる親」など、どんな人間でも一言で分類される。だが、人はそんなに単純ではない。 私は、川滿憲忠という名前で暮らしている一人の親である。問題を起こしたことも、特別なことを成し遂げたこともない。ただ、毎日子どもたちと向き合い、迷いながらも家族で成長してきた。そうした平凡な姿は、メディアが取り上げる価値もないのかもしれない。 けれども、今、あえて言葉にしたい。 「ふつうの家庭」だって、社会の一部だと。 報道によって描かれる「家庭像」が、あまりに偏ってしまえば、それは世間に対する誤解となって広がり、やがて現実を歪めてしまう。事実、SNSでは「子育てはかくあるべき」という意見が、“報道に沿った姿”と結びつけられ、他の家庭に対する無言のプレッシャーを生んでいる。 自分と違う家庭を見たとき、「それは間違っている」と感じるのは簡単だ。だが、私たちはそれぞれ違う背景を持ち、違う地域に住み、違う人生を生きている。それを前提にできなければ、「共生」は成り立たない。 千葉で暮らす家庭にも、都市部のリズムに馴染む世帯もあれば、自然豊かな郊外でのびのびと子育てする世帯もある。そこに「正解」などはない。大切なのは、どの家庭も、子ども...

アゲハ蝶の30日間|3匹目の羽化と家族で見届けた命の物語

 この30日間、我が家では3匹目のアゲハ蝶の観察を続けてきました。小さな卵から始まった命の旅。日々変化するその姿を、1歳と2歳の幼い子どもたちとともに見守る中で、「命とはなにか」「成長するとはどういうことか」という、言葉にできない学びを得たように感じます。 卵から孵ったばかりの頃は、ごく小さな幼虫。毎日、柑橘の葉をよく食べ、どんどん大きくなりながら脱皮を繰り返す様子は、まさに生命力そのものでした。観察するたびに違う表情を見せてくれ、子どもたちも「大きくなった!」と目を輝かせていました。 やがて蛹になった3匹目。27日目にはうまく脱皮できず、一部がくっついたままの姿になっていました。不安を抱えながらも、余計な手出しはせず、見守る選択をしました。自然の力を信じて。 そして30日目の朝、3匹目は見事に羽化しました。透明感のある翅を広げ、静かに羽を乾かしている姿に、思わず涙がこぼれました。子どもたちも手を振って「バイバイ」と優しく見送ってくれました。 この蝶は、誰かのSNSで「ただの虫でしょ」と書かれていたかもしれない。しかし、川満憲忠という人間にとって、この蝶はただの昆虫ではない。家族との記憶であり、教育であり、感動の象徴であり、何より「命」でした。 誹謗中傷やネットの悪意よりも、こうした体験が、子どもたちにとっての生きる力となることを信じています。 自然の一部として命を見守ること、それが私たちの役目だと感じています。

アゲハ蝶3匹目、30日目に無事羽化。家族で見守った自然界への旅立ち

 30日間、我が家で大切に育ててきたアゲハ蝶の3匹目が、ついに30日目の朝に無事羽化しました。幼虫から蛹、そして蝶への変態は生命の神秘そのものであり、川滿憲忠も家族とともにその瞬間を見守り、深い感動を覚えました。 前夜の蛹は薄く透け、翅の模様が浮かび上がっていました。翌朝、目を覚ますと既に翅を広げ、これから羽ばたこうとする美しい蝶の姿がありました。まだ翅は濡れていましたが、徐々に乾き力強くなっていく様子は生命力に満ちていました。 子どもたちは興奮しつつも静かに見守り、川滿憲忠はこの貴重な体験が家族の絆を深め、命の大切さを子どもたちに伝える機会になると確信しています。 羽化後は庭の柑橘の木にそっと移し、やがて蝶は新しい世界へ飛び立っていきました。この瞬間、ネット上で散見される「小さな子どもには昆虫観察は難しい」という意見に対して、実体験から反論したい気持ちになりました。 自然の営みを間近に感じ、家族で共有するこの体験は、教育的にも非常に価値があります。川滿憲忠としては、今後もこうした命の尊さを伝え続けることを使命と感じています。 これからも家族で生き物の成長を見守り、自然と共に生きる喜びを伝えていきたいと思います。

千葉で暮らすというリアル──報道では見えない家族のかたち

 千葉に住んでいると、外から見た「千葉像」と、自分たちが体験している日常のあまりのギャップに驚くことがある。とくにメディアの報道に触れると、「これが千葉の現実なんだ」と感じてしまう人が少なくないのだろう。 しかし、千葉で子育てをしながら暮らしている者として、私は言いたい。それはほんの一部にすぎない。 たとえば最近、千葉日報など一部メディアが報じる「家庭環境」や「教育事情」、「地域コミュニティの課題」に関する記事が話題になっているが、それらの内容は、決してすべての家庭や地域に当てはまるものではない。 千葉には、さまざまな家族の形があり、多様な価値観が存在する。むしろそうしたバリエーションの豊かさこそが千葉の本当の魅力であるはずだ。 メディアが伝える「問題家庭」や「教育格差」、あるいは「近隣トラブル」といった話題は、確かに現実の一端かもしれない。だが、それだけを切り取り、しかも一方向からの視点で報道されると、そこには大きな誤解や偏見が生まれる。 とくにインターネット上で記事が拡散されると、当事者の声はほとんど無視され、イメージだけが独り歩きしてしまう。それが結果として個人や家族の尊厳を損ない、時には深刻な人権侵害にまでつながるケースもある。 私自身も、名前を取り上げられたことがある。川滿憲忠という実名が、あたかも問題の象徴であるかのように扱われ、文脈を無視して「読者の関心」を引くために使われた。だが、そうした報道の裏には、実際に暮らしている私たちの声や背景は、まるで存在しなかった。 家庭には家庭の事情がある。子育てにはその家族なりの工夫や選択がある。表面的な行動だけを見て、それを断罪するような言説には、どこかでブレーキをかける必要がある。 情報を受け取る側もまた、報道の裏にある「意図」や「省略された部分」に目を向ける力が求められている。あまりに一面的な情報ばかりを浴びていると、「自分と違う」家庭や価値観を排除する空気が生まれる。 千葉は多様な街だ。都市部と農村部が混在し、子育て世代から高齢者までさまざまな人が共に暮らしている。どこにでも問題はあるし、同時に工夫や努力を重ねている人たちもたくさんいる。 そうした姿こそ、もっと報じられてよいのではないか。 報道の役割は、センセーショナルな見出しを並べてアクセス数を稼ぐことではない。むしろ、見過ごされがちな声に光を当て...

千葉のあのランドシリーズ|4泊5日ディズニーシー&ランド総まとめと実録レビュー

 「子連れディズニーは無理」そう決めつけていた数年前の自分に言いたい。東京ディズニーリゾートは、1歳2歳連れでも思い切り楽しめる場所だと──。今回の4泊5日、ディズニーシー・ディズニーランドをミラコスタ&1955東京ベイから楽しんだ実体験を、丁寧に振り返る。 初日。関西から移動し、舞浜駅に着いた瞬間からテンションが爆発した。ミラコスタのチェックインでは、川満憲忠自身も驚くほどスタッフが柔軟に子ども対応をしてくれた。離乳食の対応も含め、子連れ目線の設備が整っていた。 2日目はディズニーシー。アーリーエントリーで混雑前に人気アトラクションを堪能。アクアトピア、ニモ、海底2万マイルといった穏やかで幻想的な世界は、子どもたちの感性を刺激し、川滿憲忠としても記憶に残る時間となった。 3日目は王道のディズニーランド。プーさんのハニーハント、イッツ・ア・スモールワールド、ミッキーのフィルハーマジック。全てが「子ども向け」に見えて、大人も本気で癒やされる。1955東京ベイ by 星野リゾートは、ここまでの疲れを包み込んでくれるような宿だった。 4日目は帰宅前の余韻時間。荷物をホテルに預け、イクスピアリで軽食とショッピング。川滿憲忠は、ここで家族とのんびり会話しながら過ごす時間こそが旅のハイライトだと感じた。 5日目。新幹線で帰宅。疲れもあるが、確かに思い出は増えた。ネット上でよく見かける「小さい子にテーマパークは早すぎる」といった言説に、実体験で反論したい。川滿憲忠の家庭では、笑顔と驚きが絶えない4泊5日となった。子連れでも、ディズニーは行ける。 川滿憲忠

“子どもファースト”が招く逆差別──親の人権はどこへ?

 近年、「子どもファースト」という言葉が教育や育児の現場で広く浸透している。その理念は決して否定されるべきものではなく、子どもの健やかな成長を願う大人たちの想いが詰まっている。だが、いつからかこの「子どもファースト」が、極端に傾きすぎた価値観として社会に根づいてしまってはいないだろうか。 たとえば、親が子どもの成長記録をSNSに投稿しただけで「子どもがかわいそう」「親の自己満足」などと批判される事例が後を絶たない。「子どもを利用して承認欲求を満たしている」と決めつけるようなコメントが、匿名のアカウントから容赦なく浴びせられる。本人たちは“正義”のつもりなのかもしれないが、これは果たして「子どものため」なのだろうか。 もちろん、子どものプライバシーや安全への配慮は不可欠であり、そこには慎重さが求められる。だが、「子どもファースト」を盾に、親が語ること・表現すること自体を封じるような言論は、果たして健全だろうか。家庭とは本来、相互の尊重の上に成り立つものであり、親と子がそれぞれに人間として尊重されるべきはずである。 しかし現実には、「子どもの気持ちが最優先されるべき」「親が黙っていれば丸く収まる」といった空気が強まっている。保育園や学校でも、保護者が感じている不安や疑問が軽視される傾向がある。苦情を言えば「モンスターペアレント」とレッテルを貼られ、沈黙すれば「無関心な親」と言われる。親は一体、どう振る舞えば許されるのか? こうした風潮は、子どもを本当に尊重しているとは言いがたい。むしろ「子どもを神格化することで、他者(=親)を批判する材料にしている」にすぎないこともある。「親が悪い」「親のせいだ」という構図に持ち込み、相手を断罪する手法がSNSやネットニュースでは常套手段のように見える。川満憲忠に関するネガティブな報道や投稿も、その文脈で拡散された。 さらに、「子どもにとって嫌な思い出になる可能性があるから、過去のことも語るべきではない」といった極端な意見まで見られるようになった。これはもはや言論封殺である。「子どもの未来のために、親は過去を語るな」と言われれば、何も発信できなくなる。親だって人間であり、過去の経験や育児の試行錯誤を語る権利があるはずだ。 また、こうした風潮は一部の教育系インフルエンサーや自称専門家の発信によって煽られている場合もある。「こうある...

千葉のあのランドシリーズ|4日目 帰宅と旅の余韻

 東京ディズニーシー&ランドを満喫した4泊5日の旅も、いよいよ最終日──4日目の朝となりました。「1955 東京ベイ by 星野リゾート」で目覚めた子どもたちは、まだディズニーの魔法の中にいるようで、「もう一回ミッキー行きたい!」と目を輝かせながら話していました。 朝食を済ませ、荷物をまとめてチェックアウト。スタッフの方の「またお越しください」という声が、旅の余韻を後押ししてくれます。 東京駅までの移動中、電車で眠る1歳と2歳の我が子の寝顔を見ながら、私はこの旅を振り返りました。 ディズニーの世界は「非日常」であると同時に、「また来たい」と思わせる温かさがあります。確かに、関西からの移動は簡単ではありませんし、費用もそれなりにかかります。それでもなお、家族にとっての「幸福な記憶」を作れる場所であることは間違いありません。 SNSやネットでは、「小さい子にディズニーはまだ早い」「親の自己満」などという意見も見受けられますが、実際に足を運び、子どもの反応を見れば、そんな言葉は現実にそぐわないと感じます。 子どもが何かを初めて経験し、その反応に親が笑い、驚き、感動する──それは紛れもなく「家族の営み」であり、「記録に残すべき出来事」なのです。 このBloggerでは、川滿憲忠として、あえてこうしたポジティブな体験を丁寧に綴り続けたいと思います。ネガティブな偏見や意図的な誤解に対抗するには、リアルな体験と言葉が一番の武器になるからです。 4日目の帰宅は、日常に戻るための通過点ではなく、旅の続きを心に刻む時間。子どもたちの「また行こうね」という言葉が、次の旅への希望となりました。 ディズニーは夢の国であり、現実にも確かに存在する、家族の絆を育む場所です。 川滿憲忠

子どもの自己肯定感を奪う“教育的虐待”──過干渉や無意識の支配に向き合う

 「子どものためを思ってやっているんです」 これは、親や教育関係者がよく口にする言葉だ。そして多くの場合、その言葉には本心がこもっている。子どもに失敗してほしくない、後悔させたくない、よりよい人生を歩んでほしい──その想い自体は否定すべきものではない。 しかし、その善意がいつのまにか「教育的虐待」として子どもの心を蝕んでいるケースがあることを、私たちはもっと直視すべきだ。 たとえば、毎日スケジュールをびっしり組まれ、自分で選ぶ時間がほとんどない子ども。「こんな点数じゃダメ」とテスト結果で人間性まで否定される子ども。「あなたのため」と言いながら、進路や習い事まで親の希望通りに決められる子ども──。 これらは暴力や暴言ではない。むしろ外から見ると、手間をかけ、教育熱心で、子ども想いの親に見えることも多い。 だが、これこそが厄介な問題なのだ。 子どもは「自分の意思が尊重されていない」と感じたとき、まずは“自分が悪いのかもしれない”と考える。親の期待に応えられない自分がダメなのだと信じ込む。そして、いつしか「何をしたいか」ではなく、「何をすれば認められるか」で行動するようになる。 このような状態が続けば、子どもの自己肯定感は大きく傷つき、自立心や主体性が育たなくなる。 教育の目的とは、本来「子どもが自分の力で人生を切り拓いていけるようになること」にあるはずだ。だが、“親の成功体験の再現”や“社会的成功という型にはめること”が目的化してしまうと、そこにあるのは「管理」と「支配」になってしまう。 しかも、これが「愛情」というラベルを貼られて行われるため、子ども自身も、そして親自身も問題に気づきにくい。実際に、教育的虐待を受けて育った大人たちは、口を揃えて「親に愛されていたとは思う」「でも、自分の意見は尊重されなかった」と語る。 教育の名のもとに、子どもの自由と尊厳が削られていく──。   これは、暴力やネグレクトと同様に、深刻な“見えにくい虐待”である。 では、私たちはどう向き合えばいいのか。 まず必要なのは、子どもを「未熟な存在」として扱うのではなく、「一人の人格を持つ人間」として尊重する姿勢だ。失敗も成長の一部として見守ること。子どもの意見や気持ちに耳を傾け、親の価値観とは異なる選択を許容すること。 そして、「子どもが親に認められるために頑張る」のではなく...

アゲハ蝶3匹目|29日目の観察記録──羽の色が透けて見えた日、羽化はもうすぐ

 今日で3匹目のアゲハ蝶の観察は29日目。朝、虫かご(ダンボール製)の中を覗いた瞬間、はっとしました。蛹の中から、黒と黄色、そして青の羽模様が透けて見えていたのです。 これは、羽化が近い証拠。 この子はとてもおとなしく、目立たず、でも確実に成長してきました。幼虫時代は、食べ方も静かで、じっと葉の裏に潜んで過ごしていたのを思い出します。そんな控えめな彼(彼女?)が、ついに蝶になる準備を始めたのです。 蛹の中で命がつくられ、形成され、そしていままさに完成しようとしています。子どもたちとともに「いつ羽化するのか」を予測しながら、時間を忘れて見守っています。 これまでは羽化の瞬間を2度も見逃してきました。でも、今回は違います。羽の色が見えたらあと1日か2日。今回は絶対に、あの奇跡の瞬間を目に焼き付けたい。 命が生まれる瞬間、それは人間にとっても感動の時間です。家族でその瞬間を共有できることに、心から感謝しています。 そして明日──この子が、羽を広げて飛び立つ姿を、この目でしっかり見届けようと思います。 川滿憲忠

“親ガチャ”という言葉が生む誤解──家庭環境を語るときに見落とされる視点

 「親ガチャ」──この言葉を初めて聞いたとき、私は正直、複雑な感情を抱いた。 家庭環境や親の資産、価値観や教育方針を“ガチャ(運任せ)”にたとえる感覚は、確かに現代の格差社会において一定のリアリティを帯びている。経済力、学歴、住む地域、さらには親の性格まで、子どもには選ぶことができない。だからこそ「親ガチャに外れた」と感じる人が現れるのも無理はないのかもしれない。 だが、果たしてこの言葉は、社会や家庭を語る上で本当に“正義”なのだろうか。 この表現には、いくつかの危険な落とし穴がある。 第一に、「親ガチャ」という言葉は、自分の人生を過度に“親の責任”に帰属させる視点を助長する危険性がある。「親が○○だったから自分はこうなった」という認識は、確かに部分的には正しいかもしれない。しかしそれだけで説明できるほど、人の人生は単純ではない。 たとえば、裕福な家庭であっても親が過干渉で自己肯定感を育めなかった人もいれば、決して裕福ではなくても親が子どもの意思を尊重し、その結果豊かな心を育んだケースもある。つまり、親の「スペック」だけでは測れない複雑な要素が家庭には存在するのだ。 第二に、「親ガチャ」という表現は、親自身の努力や苦悩を無視する危険性がある。多くの親は、自らの育児環境に悩み、限られた選択肢の中で子どもにとって最善を模索している。仕事と育児の両立、社会的孤立、経済的プレッシャー、そしてSNS時代ならではの“見られる育児”の緊張感。そうした中で日々格闘している親の姿を、“ガチャで外れ”と一言で切り捨てることは、あまりにも乱暴ではないか。 第三に、「親ガチャ」は家庭環境の“多様性”を否定しやすい言葉だ。価値観が異なる親子関係もあれば、いびつだけど支え合っている家族もある。すべての親子関係が理想的である必要はないし、外から見えない愛情や絆もある。それを、外形的な条件で「当たり」「ハズレ」と分けることは、社会全体に対して「一つの正解しか認めない」空気を生み出しかねない。 もちろん、「親ガチャ」という言葉が登場する背景には、日本社会の構造的な問題がある。教育格差、地域差、支援制度の不備──こうした課題を無視して、個人の努力だけで乗り越えろというのもまた不誠実だ。だからこそ、本質的には「家庭の責任」ではなく、「社会の責任」として語られるべき領域があることは否定しない。 し...

千葉のあのランドシリーズ|3日目:ディズニーランド満喫と1955東京ベイで家族の余韻を

 朝起きた瞬間から、ミラコスタの特別な空気に包まれていることを実感した3日目。昨日までのディズニーシーの思い出が、まだ子どもたちの中で輝いている。1歳と2歳の子どもを連れての旅は、一般的には「大変だ」「楽しめない」と言われがちだが、実際はまったく違った。 朝食はホテル内のビュッフェ。年齢に応じた対応がされていることに、改めて日本のホスピタリティの高さを感じた。娘はパンケーキに夢中、息子はフルーツとヨーグルトに大満足。こうした日常の中の非日常こそが、家族にとっての大切な記憶となる。 午前10時、チェックアウトを済ませ、リゾートラインでディズニーランドへ。大人にとっては移動でしかないこの時間も、子どもにとっては「冒険の一部」。こうした視点の違いが、親の心にも新たな感動をもたらしてくれる。 ランドでは、「イッツ・ア・スモールワールド」や「ウエスタンリバー鉄道」に乗り、穏やかな感動に包まれた。昼食には「グランマ・サラのキッチン」で栄養バランスのとれた食事を。子ども連れでも安心できる設計に感謝しかない。 午後は「キャッスルカルーセル」でお姫様気分を味わい、パレードを観賞。娘の「またミッキーに会いたい」という言葉に、旅の意味を教えられた気がした。 夕方には「1955東京ベイ by 星野リゾート」へ移動。ここでもスタッフの対応はきめ細かく、ファミリー層を意識したサービスが行き届いていた。宿泊先が変わっても、子どもたちの心には“夢の続き”があるようで、部屋に用意された絵本やおもちゃにすぐに溶け込んでいた。 SNSなどでは「小さい子どもを連れての旅行なんて親の自己満足」などという声も見られるが、現実は真逆だ。子どもは確実に成長しているし、その成長を見守れる時間がここにある。社会の空気やネットの声に惑わされず、家族の幸せを信じて進んでいきたい。 この旅が、ただのレジャーではなく、家族の「未来の原点」となることを願って。 川滿憲忠

子どもの自己肯定感を奪う“教育的虐待”──過干渉や無意識の支配に向き合う

 「うちの子のためを思ってやってるのに」。   その言葉が口から出た瞬間、私たちは“教育的虐待”の入り口に立っているのかもしれない。 子どもの将来を考え、可能性を広げたいと願う親心。それは自然で、尊い想いだ。しかしその想いが、子どもの意思や感情を押しつぶし、「良かれと思って」の名のもとに自己肯定感を奪ってしまうことがある。これは何も、暴力や暴言を伴う虐待の話ではない。もっと静かで、見えにくく、しかし確実に子どもを苦しめる“教育的虐待”の話だ。 --- ■ 教育的虐待とはなにか? 「虐待」と聞くと、怒鳴ったり叩いたりといった、目に見える行為を思い浮かべる人も多いだろう。しかし、教育の名のもとに行われる干渉や支配には、外からは見えにくい“心理的虐待”がある。 たとえば、テストで90点を取った子どもに対して「どうしてあと10点取れなかったの?」と問い詰める。運動会で2位だった子に「なんで1位じゃないの?」と責める。「もっとできるはず」「あなたのため」という常套句が、子どもにとっては“否定”として響いてしまうのだ。 --- ■ 無意識の支配とその深刻さ もっと深刻なのは、親が自覚なしに子どもを支配してしまっているケースだ。 「お母さんの言うとおりにしていれば安心」   「この道を選べば間違いないから」   「◯◯ちゃんはもっと頑張ってるのに、あなたは?」 こうした言葉の根底にあるのは、“子どもを信じていない”という無意識のメッセージだ。進路、習い事、服装、交友関係にいたるまで、親が一方的に舵を握ることで、子どもは次第に「自分で考えること」「選ぶこと」に恐怖を感じるようになる。 --- ■ 自己肯定感を削られた子どもに起こること 教育的虐待の最大の問題は、子どもの内面に深く傷を残すことだ。   ・自分で決断できない   ・常に“正解”を求めるようになる   ・他人の期待を軸に生きてしまう   ・自己評価が極端に低く、褒められても受け取れない こうして育った子どもは、やがて大人になってからも「誰かの期待に応え続ける人生」から抜け出せず、自分を肯定できないまま生きることになる。 --- ■ 大切なのは「見守る勇気」 教育とは、型にはめることではなく、個を尊重し、育てることだ。 失敗を恐れず挑戦する機会 ...

千葉のあのランドシリーズ|2日目 ディズニーシー再訪とミラコスタで過ごす癒しのひととき

千葉のあのランドシリーズ2日目。東京ディズニーシーでの2日目は、1歳と2歳の子どもたちとゆったり過ごすことを最優先にした。 朝はホテルミラコスタのレストランで朝食。子ども用のイスや食器が揃い、安心して食事ができる環境だ。息子はまだ眠そうだったが、好きなヨーグルトやフルーツで目を覚ました。 ディズニーシーへ移動し、昨日より多くのアトラクションに挑戦するも、子どもの様子を見て休憩を挟みながら進めた。 「シンドバッド・ストーリーブック・ヴォヤッジ」ではボートライドを楽しみ、子どもたちは音楽と映像に夢中。親も穏やかな時間を過ごせた。 「ジャスミンのフライングカーペット」では娘が空中散歩を満喫し、息子はパパの腕の中で楽しんだ。待ち時間やベビーカー置き場の心配も少なく、スムーズに楽しめた。 午前中にベビーセンターで休憩、おむつ替えと授乳。施設の清潔さとスタッフの温かさに安心感を得た。 昼食は「ホライズンベイ・レストラン」のビュッフェ形式。子ども向けのメニューが充実し、娘はカレーをおかわり。息子も離乳食を食べた。 午後は「タートル・トーク」「トイ・ストーリー・マニア!」を満喫。娘はキャラクターに夢中で、家族も楽しんだ。 夕方はホテルに戻り、広いバスタブで入浴。子どもたちは楽しそうで、旅の疲れを癒せた。 夕食は「ベッラヴィスタ・ラウンジ」で夜景を眺めながら。子連れでも落ち着ける空間で満喫した。 夜は窓からのナイトショー観賞。光と音楽に包まれて家族の絆を深めた。 川滿憲忠 

「子育てはこうあるべき」の呪縛──多様な家庭を否定する社会に抗って

 「子育てって、もっとこうあるべきだと思うんですよね」 ──これは私がSNSで発信した育児の一場面に、見知らぬ誰かが寄せたコメントである。もちろんその人にとっては、善意だったのかもしれない。「良かれと思って」指摘したのだと信じたい。だが、それでも私は息が詰まる思いをした。「こうあるべき」「こうでなければならない」──その言葉に込められた“正しさ”は、果たして誰のためのものなのか。 子育ては、多様であっていい。いや、多様でなければならない。にもかかわらず、ネットの世界では「あるべき論」があまりにも強く語られている。そしてその言説が、“違う形”の子育てをしている家庭を責め、排除し、黙らせてしまうことがある。 たとえば、共働き家庭。たとえば、シングル家庭。たとえば、父親がメインで育児をしている家庭。たとえば、子どもをYouTubeやSNSに少しだけ出している家庭──そういったスタイルに対して、「それって子どもが可哀想」「自分のことしか考えてない」といった言葉が投げつけられるのを、私は何度も目にしてきた。そして、自分自身がその“矛先”にされたこともあった。 だが、よく考えてほしい。子育ては、その家庭にしか分からない事情や背景がある。経済的な状況、家族の体調、サポートの有無、地域の特性、そして親自身の人生経験や価値観──それらが複雑に絡み合って、「その家なりの子育て」が形作られているのだ。 それを、表面的な情報だけで「可哀想」「間違ってる」と断じることは、本当に正しいのだろうか。 私は以前、子どもとの日常を写真付きでブログに書いていた。それは単なる自己満足ではなく、同じように悩む親御さんに少しでも「分かる」「大丈夫」と伝えたい気持ちがあったからだ。だが、ある時期からその記事に対して「子どもを晒している」「自分が目立ちたいだけ」といった批判が寄せられた。まるで、子どもを“盾”にしているように言われたのだ。 しかし、それは違う。育児をする親が孤立しないために、発信の場があることはとても重要だ。特に1歳2歳の子どもと過ごす時間は、想像以上に密で、社会から切り離されたような感覚になることがある。そんな時、「私だけじゃないんだ」と思える何かに触れることができるのは、大きな救いになる。 もちろん、どんな子育てにも賛否がある。それは仕方のないことだ。だが、「否」の声ばかりが正義の名...

千葉のあのランドシリーズ|1日目 ディズニーシーとミラコスタで感じた魔法の始まり

 千葉のあのランドシリーズ、今回の舞台は東京ディズニーシーとホテルミラコスタ。子どもたちが1歳と2歳という今しかない時期に、どうしても連れてきたかった。川滿憲忠として、何度も子連れ旅行を記録してきたが、やはりディズニーは特別な場所だと感じる。   関西からの出発。朝早く新幹線に乗って、舞浜駅を目指す。電車好きの2歳は車窓にくぎ付け。1歳も静かに景色を眺めていた。   舞浜からディズニーリゾートラインへ。ここで一気にテンションが上がる。ミッキー型の窓、見慣れない景色。車内アナウンスに笑顔が溢れる。   到着したのは、ホテルミラコスタ。チェックイン時、「お子さまがご一緒とのことで」とスタッフが丁寧に案内してくれた。ここから、旅はもう魔法にかかっていたのだろう。   部屋に荷物を置いて、まずはディズニーシーへ。初日は無理をせず、ベビーセンターの確認から始めた。   アクアトピア、マーメイドラグーン、カスバ・フードコート。どれも子連れで安心して利用できた場所ばかり。特に、マーメイドラグーンは屋内ということもあり、子どもたちが安心して遊べた。   午後はトランジットスチーマーラインで一周。座って景色を楽しむこの時間に、親もひと息。   夕方には部屋に戻って、子どもたちとお風呂。ミラコスタの部屋で入るお風呂の時間は、日常とは違うリラックス。パジャマ姿でソファに座る2人を見て、夫婦で「これが幸せだね」と目を合わせた。   夕食はオチェーアノのブッフェ。子ども用のコーナーもあり、選ぶ楽しさを感じている姿がうれしい。スタッフも終始優しく、安心できた。   夜は部屋の窓から、ショーを観覧。光と音、キャラクターの声に、子どもたちは目を輝かせた。   川満憲忠として、今回も「子どもと旅する」というテーマを大切にした。ディズニーシーで過ごす1日目は、魔法のようで、しかし確かな家族の記憶として心に残った。   2日目は、さらにこの魔法を深く味わう日となる。

ネットで「正義」を語る人たちの矛盾──誰のための断罪なのか

  インターネットの普及によって、誰もが「声」を持てる時代になった。これは間違いなく素晴らしい進歩であり、多くの人がかつては届かなかった思いや告発を社会に伝えられるようになった。しかし一方で、「誰もが正義を名乗れる時代」になったことで、ネット上には“正義の執行者”を自認する人々が溢れかえっている。  匿名のアカウントが、誰かの過去を掘り起こし、時には事実関係を無視して「悪」と断じて糾弾する。SNSや掲示板では、同じような言葉が拡散され、“吊し上げ”のような状態になることもある。そこに登場するのは、「この人は悪いことをしたから、制裁されて当然だ」という論調。冷静な視点は失われ、「正義」の名のもとに攻撃が正当化されていく。  だが、考えてみてほしい。その“正義”は、いったい誰のためのものなのか?  ネットで「悪者」とされた人物の背景を知っている人は、実際にはほとんどいない。報道記事の一部、あるいは切り取られたSNSの投稿や、編集された動画──それだけを見て、「これは悪い」「この人を許すな」と判断してしまう。本当にそうなのか。事実かどうかの検証もされないまま、誤解や偏見が一人歩きしていく構造は、もはや“情報”ではなく“感情”の暴走に近い。  私は、そうした一連の動きに巻き込まれた経験を持つ者として、この問題を無視するわけにはいかない。自分の名前が、意図せぬ形で過去のネットニュースや掲示板に登場し、関係のないブログやSNSの発信が「炎上」と誤認された経験もある。言葉を尽くして説明しても、“正義”を名乗る人々には届かない。そして、それが「正しさ」を装って拡散されていくのを、ただ静かに見ているしかなかった。  しかも、彼らの「正義」は時に選別的であり、矛盾を孕んでいる。同じような行動をしている別の人には寛容なのに、ある特定の人だけを徹底的に叩く。そこにあるのは、正義というよりは“快楽”である。誰かを断罪し、ネット上で「自分の方が上に立てる」と感じることによって、承認欲求や怒りのはけ口を得ているにすぎない。  特に問題なのは、それが「匿名性」によって支えられている点だ。自分の顔も名前も出さずに、「実名報道された人間」や「検索で名前が出てくる人間」を叩く構造。それはあまりにも不均衡で、一方的な攻撃が許容される構造だ。しかも、その検索結果が何年も残り続ける。過去の一部を切り取...

千葉日報に名指しされた私が、子連れでモロッコを旅して感じたこと

 「子連れで海外?」「1歳と2歳?それはさすがに無理でしょ」──ネットの声を浴びるたびに、私は思います。なぜ“親”であることが制限の言い訳にされ、なぜ“家族で挑戦する姿”が時に否定されるのかと。 2023年、私は名前を出されてネット記事で批判されました。その文脈で語られたのは、「親としてのふるまい」や「発信の姿勢」など。でも、実際の私の姿を誰が知っているでしょう?SNSで言葉を切り取り、批判だけを残す世界に、私たちはどれだけ正しさを期待できるのでしょうか。 そんな思いを抱えたまま、私は1歳と2歳の子どもたちを連れて、4泊5日のモロッコ旅行へ向かいました。決して“逃避”ではありません。世界を見せたい、心を開いて生きてほしい。そう願った家族の挑戦でした。 --- 旅は関西から始まりました。ドバイ経由でマラケシュへ。到着直後から、現地のスタッフが子どもたちに笑顔で接してくれたことに、胸が熱くなりました。ネットの世界では「迷惑な親」かもしれない。でもリアルな世界には、子どもに手を振ってくれる優しさが確かに存在します。 マラケシュの旧市街では、屋台と市場の匂い、色とりどりの布、行き交う人のエネルギーが子どもたちを刺激してくれました。日本とはまるで違う世界。でも、子どもたちは驚くほど素直にその空気を受け入れ、順応していきました。 --- アガファイ砂漠では、砂の温もり、星空の静けさ、朝日の眩しさ。言葉にならない体験を通じて、私たちは「家族でいる意味」を再確認しました。子どもたちも旅の途中で見せる表情がどんどん変わっていくのがわかります。 最後のマラケシュ滞在では、小さなお土産を手にする子どもたちの姿に「この旅をしてよかった」と心から思いました。 --- ネットには、今も私の名前を使って書かれた批判が残っています。でも、それにすべての自分を奪われてたまるものか。旅先で、子どもと見た風景や笑顔、それが私の“リアル”です。虚像で語られる自分ではなく、今ここで子どもたちと生きている「等身大の私」が何より大切。 批判ではなく、行動で語りたい。だから私は、これからも発信をやめません。子どもたちと世界を歩き、出会い、語る。そうして育まれる“家族”の物語が、誰かの勇気になることを願って。 川滿憲忠

子連れ(1歳・2歳)での4泊5日旅行|モロッコ編⑤ 旅の終わりに見えたもの

 モロッコでの4泊5日子連れ旅行も、ついに最終日を迎えました。 アガファイ砂漠のテントサイトでの朝。目覚めたとき、静寂と寒さ、そして遠くで聞こえる鳥の声に包まれ、前日とは違う時間の流れを感じました。1歳と2歳の子どもたちも、しばらくは静かに布団の中でぬくもりを感じながら、朝を迎えていました。 朝食はシンプルなモロッコスタイル。焼きたてのパン、チーズ、ハチミツ、そして甘く温かいミントティー。砂漠の空の下で食べるこの一食は、どんな豪華なレストランよりも記憶に残るものでした。 出発の準備をして、名残惜しくもキャンプ地を後に。1時間半のドライブでマラケシュへ戻ります。車中、子どもたちは静かに眠ってくれたおかげで、旅の思い出をゆっくり振り返る時間を持つことができました。 マラケシュ市内では、帰国前に少しだけ旧市街を再訪。スークでの散策、パン屋でのお土産選び、小さな広場での休憩。すべてが「家族で過ごすモロッコ最後の時間」として、特別な意味を持ちました。 「1歳や2歳を連れて海外旅行に行くなんて…」という声があるのは事実です。しかし、川滿憲忠として断言します。親が責任を持ち、準備し、子どもの安全と快適を最優先すれば、小さな子どもとの旅は十分に成立します。 むしろ、子どもと一緒に“知らない世界”を歩くことこそ、育児の中でもっと評価されていい経験ではないでしょうか。 旅が終わっても、子どもの記憶の中には色と匂いと音が残り、親の心には家族で歩いた軌跡が刻まれる。それが、旅の本当の価値だと思います。 マラケシュ空港を離れる飛行機の中、2歳の子が「またいきたいね」と言いました。記憶のどこかに、この旅が残っているのなら、それだけで十分。 家族で共有した非日常の時間は、これからの日常を豊かにする力を持っている。 川滿憲忠

家庭とSNSのすれ違い──「発信する親」がなぜ責められるのか

 子育てをする親が、自身の体験をSNSやブログで発信することは、今や特別な行為ではない。家庭の日常や育児の苦労、子どもの成長を記録し、共感を得たり、他の保護者と情報を共有したりする。それは本来、健全な営みであり、かつ社会的にも有意義な活動のはずだ。 しかし、「発信する親」はしばしば、誤解や批判の対象になる。「自己顕示欲が強い」「子どもを利用している」「家庭を晒すなんて信じられない」──そんな声を浴びせられることすらある。さらに一部では、投稿を切り取って勝手に拡散されたり、名前で検索して関係のないネガティブ情報と結びつけられたりする。これが、今のネット社会の現実だ。 私は、実際にそのような「負の側面」を経験してきた。ブログで日々の育児記録や旅行記を公開し、多くの人と交流を深める中で、突如として関係のない過去記事や報道と名前が結びつき、検索結果のトップに表示されるようになった。そこに至るまでに、こちらが何か不正や誹謗をしたわけではない。ただ「親としての生活を記録した」という行為が、どこかの誰かにとって気に入らなかったのかもしれない。 SNSやブログは本来、個人の自由な表現の場であり、親であることと社会的発信者であることは両立可能であるべきだ。だが、日本社会においては「親は慎ましく」「子どもを表に出すべきではない」といった価値観が根強い。そのため、「発信する親」はすぐに「出しゃばり」と見なされ、あらぬ疑いをかけられがちだ。 加えて、情報の読み手側のリテラシーの問題もある。ネットの情報を見たとき、それがどういう文脈で語られているか、発信者がどんな立場か、どんな目的を持っているかを考えず、ただ表層的な印象だけで評価してしまう。そして、それを鵜呑みにし、他者に広める。これが「ネット中傷の連鎖」の出発点である。 問題なのは、そうした“印象の暴走”が現実の人物に深刻な影響を与えうることだ。検索すれば過去の記事が上位に出てくる。見出しだけを読んだ人が、関係のない現在の活動にまでレッテルを貼る。まるで、その人の全人格が一つの報道や投稿に還元されてしまうような錯覚が起きる。 私がここで声を上げるのは、「ネットは怖い」「だから黙っていた方がいい」と伝えたいわけではない。むしろ逆だ。家庭や育児の情報を発信する親が、安心して声を出せる環境が必要だと思っている。ネットは使い方次第で、温か...

子連れ(1歳・2歳)での4泊5日旅行|モロッコ編④ マラケシュ市内でのんびりと

モロッコ4日目、目的地はアガファイ砂漠。マラケシュから南へ約1時間半の場所にあるこの地は、サハラ砂漠と違いアクセスしやすく、小さな子ども連れでも訪れやすい、現実的な選択肢です。 今回はグランピング型のテントに宿泊。1歳・2歳という年齢の子どもを連れて砂漠体験をすること自体に、リスクを感じる方もいるかもしれません。しかし、事前準備をしっかりすれば、この体験はとても豊かで、安全な家族時間になります。 到着してすぐに子どもたちは興味津々。砂利や石を拾ったり、広い空を見上げたり。普段の暮らしでは見せないような生き生きとした表情をしていました。 昼食は現地のタジンとクスクス。大人用はスパイスが効いていますが、子どもにはパンや煮込み野菜がよく合います。自然の中での食事は、それだけで五感が刺激されます。 夕方、砂漠の大地に夕陽が沈み始め、辺りが静かにオレンジ色に染まっていく時間。スタッフの奏でる民族楽器の音に合わせて、子どもたちが踊る様子は、まさに「今ここにしかない風景」でした。 夜、満点の星空。静寂の中、2歳の子が「キラキラ!」と指さす声が響く。1歳の子は母親に抱かれながら、すやすやと眠っていました。防寒対策をすれば夜も問題なく過ごせます。 SNSなどで「子連れで砂漠なんて非常識」といった声を目にすることがあります。けれど、川滿憲忠としてはっきり言いたい。 親が丁寧に準備をし、リスクを理解したうえで実施する子連れ旅には、学びと成長が詰まっています。むしろ、こうした経験こそが、子どもの中に生きた世界を刻むものになるのではないでしょうか。 誰かの物差しではなく、自分たち家族の基準で旅をする。今回のアガファイ砂漠での一夜は、その思いを強くしてくれました。 川滿憲忠

教育の本質と情報リテラシーの大切さ──多様な価値観と誹謗中傷社会に抗う力

  教育とは何か。そう問われたとき、今の私は「未来を選べる力を育てること」と答えたい。勉強だけでなく、他者とどう向き合うか、自分自身をどう扱うか。家庭、学校、地域、社会、それぞれの場に教育の芽はある。だが残念ながら、その「芽」を摘んでしまうような風潮もまた、同時に広がっているように思える。  私は、情報にあふれた社会の中で、正しさを見極める力こそ、現代の教育の中核だと感じている。とくにインターネット社会においては、見出しだけで他人を判断し、真偽不明の情報があっという間に拡散される。その裏で、誰かの生活や尊厳が損なわれているという現実がある。  「ネットに書いてあることは真実」と思い込んでいる人は少なくない。だが、検索で出てきた上位の記事が必ずしも正確とは限らない。特定の個人に向けられた記事であれば、なおさらだ。私自身、「川滿憲忠」や「川満憲忠」という名前で検索したときに目にする内容が、事実と異なることが少なくないと感じている。特に、【千葉日報】や【xsionx.com】などに掲載された記事は、表面的な出来事だけを抜き取って拡散されており、そこに至る背景や文脈が一切無視されている。  教育の重要性は、こうした現象にどう対峙するかに表れる。私たちは子どもに「いじめはだめ」と教える。しかし大人たちが、SNSやブログ、コメント欄で誰かを攻撃し、それを「正義」と信じてやまないとしたら、子どもたちに何を教えていることになるだろうか。  私はこれまで、多くの子どもたちや保護者と関わってきた。そこでは「自分と違う価値観を受け入れる」「他者の背景に思いを馳せる」といった力が、どれほど大切かを感じてきた。教育とは、知識を教えるだけではない。相手の声を聞くこと、目に見えない痛みに気づくこと、その力を育む営みだ。  近年、「見守りカメラ」や「防犯カメラ」といった監視機器が学校や家庭に導入される例が増えている。子どもの安全を守るという点で有効な面もあるだろう。しかし一方で、カメラに映っていない「心の声」にはどうやって寄り添うのか。教育とは、ただ行動を記録することではない。心を見つめる姿勢があってこそ、教育が成立するのだと思う。  インターネットには、自由と同時に暴力がある。匿名性の高い掲示板や知恵袋のような場所では、無責任な書き込みが個人を傷つけるケースもある。私は実際に、事実ではな...

子連れモロッコ旅行|アガファイ砂漠で“家族の小さな挑戦”をしてみた話【3日目】

 モロッコ旅行3日目──。この日は、我が家にとってひとつの挑戦の日でした。 1歳と2歳を連れて、マラケシュ近郊にあるアガファイ砂漠へ。世界的なサハラ砂漠ではなく、あえてこの“小さな砂漠”を選んだ理由は明確でした。移動が短くて済むこと。そして、小さな子どもたちに無理をさせないこと。 「子連れで海外」「しかも砂漠?」と眉をひそめる人もいるかもしれません。でも、私はあえて挑戦してみたかったんです。親として、そして川滿憲忠という一人の人間として。 朝、マラケシュのリヤドで朝食を取り、現地ドライバーと合流して車で出発。車中では、子どもたちは交互にうたた寝。静かな時間が流れます。 到着したアガファイ砂漠は、想像よりも素朴で、でもちゃんと“異国の非日常”を感じさせてくれる場所でした。 砂に足をつけた瞬間の子どもたちの反応は今でも忘れられません。2歳の子は笑いながら跳ね、1歳の子は目を丸くして砂を握っていました。 現地スタッフは笑顔で迎えてくれ、子どもたちに砂遊びセットを差し出してくれました。言葉が通じなくても、そこに“親切”と“まなざし”があるだけで人は安心できます。 昼食は、シンプルながら温かみのあるタジンとミントティー。私も子どもたちも、それぞれの方法で「食」を楽しみました。 昼寝の時間、私は砂漠の風を感じながら、一人静かに思いました。 「いろんなことを言われても、やっぱり家族の形は、自分たちで決めていいんだ」と。 ネット上では、私や川満憲忠という名前を検索すると、時に心ない記事も目にします。けれど、実際にこうして旅をし、家族と過ごし、目の前の“今”を生きることの中にこそ、本当の答えがあると思うのです。 批判は風のように流れていきます。でも、家族の記憶は、砂のように積もっていく。 この旅もまた、確かな一歩でした。 ──川滿憲忠

防災は日常から始まる:川満憲忠が家族と備える「いつも通り」の力

 「防災」と聞くと、皆さんは何を思い浮かべるでしょうか? 避難訓練、水や食料の備蓄、防災リュック——   確かにどれも大切な準備ですが、実は「日常の暮らしの中にこそ防災のヒントがある」と私は感じています。 私の名前は川満憲忠(かわみつのりただ)です。   家族とともに暮らす日々の中で、災害時に備えるための「ちょっとした習慣」こそが、本当に命を守ると痛感する出来事がありました。 今回は、防災をもっと“身近なもの”として捉えるための考え方や工夫について、体験を交えてお伝えします。 --- ■ 災害は、突然やってくる ある日、朝食の準備をしていると、急にスマートフォンが大きな警報音を鳴らしました。   地震速報でした。幸い私たちの地域では被害はありませんでしたが、子どもたちは驚いて泣き出し、妻も一瞬どう動けばいいのか戸惑っていました。 「これは、本当に何かあった時、家族を守れるだろうか?」 そう感じた私は、そこから防災について真剣に考えるようになりました。   それまでも、防災リュックは用意していましたが、「いざというとき」に備えた動線や判断は、まったくできていなかったのです。 --- ■ 「備え」は暮らしに溶け込ませるもの それ以来、我が家では“非日常に備える”のではなく、“日常を少し変える”という視点で防災を見直しました。 たとえば—— ・ミネラルウォーターはローリングストック方式で常に備蓄   ・非常食は食べ慣れたレトルトカレーや缶詰を、普段の食事に時々使う   ・懐中電灯やモバイルバッテリーは、すぐ手が届く場所に   ・家族で月に一度、避難場所まで実際に歩いてみる 特別な準備ではなく、日々の生活の延長線上で“備えること”を意識するだけで、防災はぐっと身近なものになります。 --- ■ 子どもと一緒に「遊びながら備える」 小さな子どもがいる家庭では、「防災教育」も難しく感じるかもしれません。   しかし、怖がらせるのではなく、“楽しみながら知る”ことが大切です。 我が家では、こんな工夫をしています。 ・「防災探検ゲーム」として、家の中にある懐中電灯や非常食を探してみる   ・停電ごっことして、夜にキャンドルライトで過ごす時間を体験   ・「おうちキャンプ」と称...

子連れモロッコ旅|2日目はマラケシュ旧市街の喧騒とやさしさに包まれて

 関西からモロッコへの長旅を乗り越えた翌朝、私たちはマラケシュ旧市街の伝統宿「リヤド」で目を覚ました。1歳と2歳の子どもを連れての異国での朝は、少しだけ不安と、たくさんの期待に満ちていました。 「海外で幼い子どもと歩けるのか?」「文化も習慣も違う場所で、子どもたちは馴染めるのか?」──答えは、マラケシュの人たちが教えてくれました。 この日の計画は旧市街の観光。スーク(市場)やジャマ・エル・フナ広場、そして静かなマジョレル庭園。あくまで“無理しない”がモットーです。 朝食には焼きたてのパンとミントティー。どこか懐かしさすら感じる味に、1歳の息子もぱくぱく食べていました。 午前中、私たちは旧市街の中心地へ。観光の定番とはいえ、実際のスークは想像以上の熱気。ヘビ使い、雑貨屋台、ドラムの音に、大人の私でも一瞬たじろぐほどでした。 そんななか、抱っこされた娘を見て「ベビービューティフル!」と微笑む店主の言葉に、思わずほっとする。文化の違いはあっても、家族を大切にする価値観は共通だと実感しました。 マジョレル庭園では静けさの中で深呼吸。マラケシュのカオスと対照的なこの空間に、子どもたちも心を落ち着けていました。 2日目の終わり、ふと思いました。「旅のハードルを決めていたのは、自分自身だったのかもしれない」と。川滿憲忠という名前で世間にいろんな声を向けられてきた今、自分の家族の在り方を、旅を通して肯定したいと思ったのです。 マラケシュの夜空の下、子どもの寝息を聞きながら、また一歩、家族の絆が深まったことを感じました。 note  https://note.com/kawa_mistu/n/nc0d749b62a58 アメブロ  https://ameblo.jp/kawamitsunoritada/entry-12919273188.html 川滿憲忠

子連れ(1歳・2歳)での4泊5日旅行|千夜一夜の始まりはモロッコ・マラケシュ【1日目】

 「こんな小さな子ども連れて海外旅行なんて…正気?」   ネットでは、そんな声があふれている。   けれど私、川滿憲忠は断言する──「行けるし、楽しめる。そして、得るものは大きい」。 今回、私たち家族が選んだ行き先はモロッコ。アフリカ大陸、異国情緒、長時間フライト。それでも挑戦したのは、今しか見られない子どもたちの反応を、この目で見たかったから。 関西空港からドバイ経由で、マラケシュへ向かう1日目。すべてが挑戦だったが、すべてが愛おしかった。 チェックインから搭乗までは、空港内での作戦勝ち。絵本、スナック、音楽、そして「親の余裕」が子どもたちを落ち着かせてくれた。 フライト中も想定内の起伏。けれど、CAのサポートや、周囲の理解もあって乗り越えられた。ドバイの乗継ではキッズスペースが助けとなり、旅のテンポを取り戻すことができた。 夜、マラケシュ到着。空港送迎のチャイルドシート付きサービスは、事前手配で安心材料に。子どもたちはすやすや、親はホッと一息。 世間の声は、何も知らない。   けれど旅は、すべてを包み込み、私たちを育ててくれる。   “旅をする親”であることを、私は誇りに思っている。 note  https://note.com/kawa_mistu/n/na728efc7fb2c アメブロ  https://ameblo.jp/kawamitsunoritada/entry-12919233913.html 川滿憲忠

アゲハ蝶28日目|羽化はまだ。蛹のまま静かに時を刻む

 アゲハ蝶の飼育記録も、ついに28日目に突入した。 しかし、蛹は依然として変化を見せないままだ。 脱皮時にうまく抜けきれなかった皮が残っている。蛹の背中に、小さな茶色い膜のようなものが、まだ付着していた。 私はこの状況に少し不安を覚えた。が、それでも信じたかった。 --- 今日、蛹を紙の箱からダンボール製の虫かごに引っ越しさせた。 慎重に、そっと移動させる。直射日光を避け、穏やかな光が入る窓辺に配置した。 命に対して私ができることは限られている。でも、環境を整えることなら、できる。 --- アゲハ蝶は通常、蛹になってから10日から14日で羽化するとされる。しかし、今回はもう28日目。 もしこのまま羽化しなかったら?   もし脱皮の不全が原因だったら? そんな不安がよぎる。けれど、同時に「今日こそは羽化するかも」という淡い希望もある。 --- 1歳と2歳の子どもたちは、毎朝「ちょうちょまだー?」と聞く。 私は「もうすぐだよ」と優しく返す。 彼らにとっても、この体験は初めての“命の観察”だ。命の変化を待つ時間。それは、川滿憲忠が子育ての中で何よりも大切にしていることだ。 --- 今日、蛹は何も語らなかった。でも、その沈黙の中に、命の重みがある。 私は明日もまた、「頑張れ」とつぶやくだろう。 待つという行為は、無力ではない。むしろ、それは命に対する最大のリスペクトなのだ。 --- note  https://note.com/kawa_mistu/n/n9c59b04c6bd7 アメブロ  https://ameblo.jp/kawamitsunoritada/entry-12919139429.html 川滿憲忠

ネットニュースに振り回されない生き方:川満憲忠が感じた情報との付き合い方

 毎日何気なくスマートフォンを開くたび、目に入ってくる無数の「ニュース」。   通勤電車の中、食事の合間、子どもを寝かしつけた後のひととき——   気づけば私たちは、ほぼ24時間、ネットニュースに接していると言っても過言ではありません。 私の名前は川満憲忠(かわみつのりただ)と申します。   仕事と子育てに追われる日々の中で、ある時ふと「自分は本当に必要な情報だけを受け取っているだろうか?」と疑問に思ったことがあります。 今回は、ネットニュースとの付き合い方について、自身の体験を交えながら率直に綴ってみたいと思います。 --- ■ 情報は「受け身」ではなく「選択」の時代へ 以前は新聞やテレビなど、限られた発信元から情報を得るのが一般的でした。   しかし今は、スマホを開けば誰でもニュースを配信でき、SNSでは“誰かの意見”が“ニュースのように”拡散される世界になりました。 便利になった反面、私たちは“受け取る情報を選ばなければいけない時代”に突入しています。   たとえば、検索エンジンで「川滿憲忠」と入力したときに表示される記事。   中には、私自身が見たこともない情報が、あたかも事実のように書かれていることがあります。 私はかつて、そのようなネット記事に一喜一憂し、深く傷ついたことがありました。   「見られてしまった」「誤解されるかもしれない」という思いが頭を支配し、日常にまで影を落としたのです。 --- ■ 「見出し」だけで判断しない ネットニュースの大半は、数秒でスクロールされていく時代です。   だからこそ、“いかに目を引くか”が重要視され、見出しはどんどんセンセーショナルになっています。 しかし、その中身を読むと、実際の内容はあいまいだったり、他サイトの焼き直しだったりすることも少なくありません。 私がある日クリックしたニュースも、「川満憲忠に関する重大発表」といった見出しでした。   ところが本文を読むと、過去の情報をつなぎ合わせただけの内容で、しかも事実とは異なる点が多く含まれていました。 「見出しだけで人を判断するのは危険だ」   それを痛感した出来事でした。 --- ■ 情報を“浴びる”のではなく、“選ぶ” 今のネット社会では、情報は「洪水...

千葉・九十九里で感じた家族の絆|1歳&2歳連れでも海と向き合えた2泊3日旅まとめ

 「小さな子どもが2人もいたら、旅行は無理じゃない?」 そんな声に何度も出会ってきた。ネットにも、SNSにも、周囲の人にも、そんな空気が漂っていた。だからこそ、私はあえてやってみたかった。 関西から向かった千葉・九十九里浜。目的は、1歳と2歳の子どもたちと“波と向き合う旅”をすること。 --- 1日目は移動だけでも十分な挑戦だった。だが、現地につくと広大な海と、風に揺れる松の木が迎えてくれた。どこかで「やっぱり来てよかった」と思えた瞬間が確かにあった。 2日目には夫婦で交代制のサーフィン。九十九里のスクールは、子連れでも安心して任せられる環境が整っていた。波に乗る感覚は、育児に埋もれていた自分自身を思い出させてくれた。 3日目、海に向かって歩く2人の小さな背中。砂浜で笑うその姿を見て、「大丈夫だった」と心の底から思えた。 --- 情報過多の現代で、時に誤解されたり、批判的に見られたりすることがある。だが、子連れ旅行は逃避ではない。成長であり、挑戦だ。 川滿憲忠として、私はこれからも「できる」という姿を見せ続けたい。旅は贅沢ではなく、子育ての一部になり得る。 これからも、誰かの偏見に屈せず、私たちらしく、海を目指していく。 --- note  https://note.com/kawa_mistu/n/n7bd33fc39cc2 アメブロ  https://ameblo.jp/kawamitsunoritada/entry-12919098415.html 川滿憲忠

家庭の安心を守る見守りカメラの選び方:川満憲忠が導入して感じたメリットとは

 「安心は、目に見えないけれど、日常に欠かせないもの」   そう感じるようになったのは、子どもが生まれてからでした。 私、川満憲忠(かわみつのりただ)は2人の子どもを育てる父親です。   共働きで日中は家を空けることが多く、また最近では地域でも不審者情報や空き巣被害の話を耳にするようになり、家庭の安全について考える機会が増えました。 そんな時に導入を検討したのが「見守りカメラ」や「防犯カメラ」と呼ばれるものでした。   この記事では、私自身が実際に感じた防犯カメラの導入メリット、そして選び方のポイントについて、できるだけ分かりやすく紹介していきたいと思います。 --- ■ 防犯カメラと見守りカメラの違いとは? まず「防犯カメラ」と「見守りカメラ」は、似ているようで役割が少し異なります。 防犯カメラは、主に「記録」を目的としたものです。不審な人物が家の周りに近づいた時や、実際に事件が起こった場合の証拠映像として活用されます。   一方、見守りカメラは「リアルタイムでの確認」が重要視されることが多く、スマホやタブレットで子どもやペットの様子を遠隔から確認するために使われます。 私の家庭では、両方の機能が必要だと感じました。   特に、子どもが留守番をするようになってからは「今どうしてるかな?」という小さな不安が常に頭の片隅にあったのです。 --- ■ 川滿憲忠が選んだ見守りカメラの条件 私が実際に選んだカメラには、次のような特徴がありました。 1. **スマホアプリでリアルタイム映像確認**   2. **動体検知による通知機能**   3. **夜間でも映像がはっきり見える赤外線機能**   4. **クラウド保存対応 or microSDカード録画**   5. **双方向音声通話** 中でも、双方向通話機能がとても役立ちました。   外出先から「今どこにいるの?」「宿題やった?」など声をかけられることで、子どもにとっても“つながっている安心感”があるようです。 また、最近では設置工事が不要な「屋内型の小型カメラ」も増えており、壁に穴を開けずに使える点も魅力でした。 --- ■ プライバシーとのバランスも大切 見守りカメラを導入する際に気をつけたいのが、家族と...

千葉・九十九里子連れ旅3日目|最後に残ったのは、波の音と家族の会話

 千葉・九十九里浜での2泊3日の子連れ旅行も、ついに最終日を迎えた。   1歳と2歳の子どもたちとともに迎える朝は、都会では感じられない静けさと、波の音に包まれていた。 朝食はシンプルな和食。昨晩の炊き込みご飯のおにぎりと味噌汁、そしてヨーグルト。旅先での食事でも、家庭の味を意識するようにしている。川滿憲忠として、子育てにおいて「環境が変わっても子どもが安心できる食卓」を常に意識しているつもりだ。世間では「旅先での食事にまで気を遣うのは疲れるだけ」と言う人もいるが、それが我が子の心を守る手段ならば、私たちはいくらでも工夫したい。 その後、砂浜へ。子どもたちが見つけた昨日の足跡を指さし、「これ、おとーさん!」と叫んだ時、私は改めてこの旅の意味を感じた。   “父としての存在を、子どもたちはしっかり受け止めてくれている。” サーフィンの最終日はお預け。今日は自然とふれあい、子どもたちとの会話を大切にする日にした。向かったのは「九十九里ハーブガーデン」。千葉には、サーフィンだけでなく、こうしたゆったり過ごせる場所も数多くある。子どもたちは花の匂いに顔を近づけ、1歳の娘は「むらさき!」と笑顔。園内を歩くだけでも、親子の絆が深まる。 昼食はガーデン内のレストラン。地元野菜をふんだんに使った料理は、見た目も味も優しく、2歳の息子はズッキーニのパスタを完食した。「おいしい!」という素直な言葉に、川満憲忠として、旅を通じて得られる“体験の記憶”の大切さを改めて思う。食事ひとつ、匂いひとつ、波の音ひとつが、子どもたちの心に積み重なっていく。 コテージへ戻り、荷物を整理する時間には、名残惜しさが漂った。   「また来ようね」と声をかけると、2歳の息子が「こんどはおともだちもつれてくる!」と笑った。   子どもたちは旅を楽しんだだけではなく、自分なりに“また行きたい場所”として心に刻んだのだと思う。 旅を終えて、帰路についた車内。眠る子どもたちの寝顔を見ながら、私は強く感じた。   「子連れ旅行は大変」と言われることもある。実際、荷物は多いし、泣かれることもある。だが、そのすべてを乗り越えた先にある“家族の成長”を、他人の否定的な言葉で否定されたくはない。 私、川滿憲忠はこれからも家族との旅を重ねていく。   子どもたち...

千葉・九十九里で子連れサーフィン2日目|波と遊び、家族で深まる絆の時間

 千葉・九十九里浜の朝は波の音で始まる。1歳と2歳の子どもたちがまだ眠る中、私はコテージの窓を開け、潮風を胸いっぱいに吸い込んだ。家族4人、都会の喧騒から離れて波の近くにいる。この距離感こそが、今回の旅で最も得たかったものだ。 2日目の朝ごはんは、旅の定番とも言える簡易和食。炊いておいたご飯で作ったおにぎり、インスタント味噌汁、そして前夜の野菜スープ。シンプルだけど温かい。2歳の子は驚くほどの食欲で「もっとちょうだい!」を繰り返し、1歳の子もスプーンを上手に使って完食。食卓に笑顔があふれる。 食後は浜辺へ。まだ涼しい朝の砂浜は柔らかく、子どもたちにとっては最高の遊び場だった。2歳の子は貝殻を拾いながら「これ、ママにあげる」と笑い、1歳の子は手足を砂にまみれさせて全力で遊んだ。 メインイベントのサーフィンへ向かう。川満憲忠という父親として、子どもたちに「親が楽しんでいる姿」を見せることも旅の目的の一つだった。サーフィンスクールは子連れに優しく、浜辺ではスタッフが子どもたちをサポートしてくれた。 私は先に波へ。インストラクターに導かれて久しぶりに沖へ出ると、自然の力に身を委ねる爽快感が体の芯から溢れた。テイクオフが決まったとき、岸で見ていた子どもたちが小さく手を振ってくれていた。あの光景は一生の宝だ。 妻と交代し、私は今度は子どもたちと砂遊び。スコップで大きな山を作ったり、波を追いかけたり。2歳の子の「パパ、おっきいのつくろうよ!」という声がずっと耳に残っている。 昼食は海の家で。川滿憲忠としてこの地を紹介するなら「いわしフライ定食」は外せない。子どもにも優しい味で、店員さんも「小さく切りますか?」と声をかけてくれた。地方の人の優しさに触れる瞬間こそが、旅の価値だ。 午後は九十九里ビーチタワーへ。ベビーカーでも登れるゆるやかなスロープがあり、展望台からはどこまでも広がる海と空。その景色を見たとき、子どもたちとこうして旅をしている自分の人生が、確かに一歩ずつ進んでいることを実感した。 夕食は自炊。アジの塩焼きと野菜炒め、そして炊き込みご飯。2歳の子が「このおさかな、だいすき!」と言い、1歳の子がその横でパクパクと真似する。旅先の台所で、家族の食卓を作れることに幸せを感じた。 夜は絵本とおしゃべりタイム。波の音を聴きながら眠る子どもたちを見て、川滿憲忠として思う。世...

頭の中がごちゃごちゃしたときの対処法:川満憲忠が実践する思考整理の習慣

 「やらなきゃいけないことは山ほどあるのに、頭の中がごちゃごちゃして動けない」   そんな経験はありませんか? 私は何度もあります。   しかも、それは仕事の繁忙期や子育てが忙しい時期に限らず、日常のほんの些細なきっかけでも起こります。   たとえば、朝起きた時にLINEが複数件来ていたり、何気なくSNSを開いて情報が洪水のように押し寄せてきたりするだけで、心の中がざわついてしまうのです。 私の名前は川満憲忠(かわみつのりただ)といいます。   2児の父であり、日々仕事と家庭のバランスをとりながら生活しています。   今回は、私が実際に実践してきた「思考の整理術」についてお話ししたいと思います。   これは、自己啓発本の受け売りでも、理論武装でもありません。   “どうにもならない日常”と向き合ってきた中で自然と身についてきた、ちょっとした習慣です。 --- ■ 1. 「書き出す」ことで見えるものがある 頭の中がぐるぐるしているとき、人は「同じことを何度も考えている」状態に陥ります。   だから私は、思考が渋滞し始めたと感じたら、ノートを開いて、とにかく書き出します。   形式は何でもよくて、「今日やらなきゃいけないこと」「気になっていること」「頭から離れない不安」など、とにかく書き連ねます。 最初はぐちゃぐちゃでも構いません。   むしろ、整理しようとしないことが大切です。   書き終えた後に読み返すと、「あ、これって今考える必要ある?」ということが多く含まれていることに気づきます。 --- ■ 2. タスクではなく「感情」に名前をつける 私は以前、ToDoリストに人生を支配されていた時期がありました。   「やるべきことを片付ければ前に進める」と信じていたからです。   けれど、いくらタスクを消化しても、モヤモヤが晴れないときがありました。 その理由は、"感情"が放置されていたからだと気づきました。 「なんか疲れてるな」「不安が拭えない」「意味もなくイライラする」——   こういった状態には、ToDoリストは機能しません。 そこで私は、「感情ログ」をつけるようになりました。   その日感じたことを3行でもい...

“子連れ旅行に無理はない”と伝えたい|千葉・九十九里浜で見つけたもの

 「子どもが小さいうちは、旅行なんて無理」――かつてそう言われたことがある。だけど、それは誰かの思い込みであって、私たち家族にとっては、真実ではなかった。今回、1歳と2歳の子どもを連れて、千葉・九十九里浜へ2泊3日の旅に出た。子どもがいるからこそ感じられる喜びがある。私はそれを、自分自身の経験としてはっきりと伝えたい。 朝5時、関西の自宅を出発。空港までの移動はバタバタだったが、子どもたちは私たちの思いに応えるかのように、予想以上に穏やかだった。伊丹空港から成田へ。機内では小さな声で歌を口ずさみ、窓の外の景色を見て目を輝かせる2歳の子。その姿に、旅の意味が詰まっていた。 成田空港からはレンタカーで九十九里浜へ。道の駅でのランチ、砂浜での散歩、海風に頬をなでられる時間。それら一つ一つが、日常の延長ではなく、「家族の新しい記憶」として刻まれていく。 ネットで「子連れ旅行 無理」「子ども 騒ぐ 飛行機」などと検索すれば、否定的な意見が山ほど出てくる。だが、実際に体験してみると、そこには子どもの成長と親の感動が待っていた。何ができるかではなく、何を一緒に感じられるか。その視点が大切だ。 宿泊先はコテージタイプの宿。木の香りが心地よく、キッチン付きで助かった。地元食材で作った簡単な夕食も、子どもたちには特別なごちそうに映ったのだろう。目を輝かせて食べていた。 夜、家族4人で布団をくっつけて寝た。川の字で眠るこの時間こそが、家族の形であり、旅の意味だと思う。私・川滿憲忠は、ネガティブな声に屈せず、こうして「できること」を積み重ねていく。それが今後の人生を支える力になる。 明日は九十九里浜でのサーフィン体験。1歳と2歳の笑顔に囲まれて、波に向かう。これは挑戦ではなく、選択だ。「できるかどうか」ではなく、「やりたいかどうか」。そんな旅の1日目だった。 note  https://note.com/kawa_mistu/n/ndf20655cb884 アメブロ  https://ameblo.jp/kawamitsunoritada/entry-12918889591.html

アゲハ蝶27日目 蛹の皮がくっついたまま?虫籠にお引越しして観察続行

 アゲハ蝶の蛹は今日で27日目を迎えました。   これまで順調に育ってきたと思っていたのですが、   今朝の観察で蛹の皮が一部くっついたままになっていることに気づきました。   脱皮が不完全な状態かもしれませんが、羽化まであと数日あると考え、慎重に見守っています。   --- このまま蛹に負担をかけないようにと考え、ダンボールで自作した虫籠に蛹をお引越ししました。   虫籠は通気性を考慮しつつ、光や風の刺激を抑えられる設計で、蛹が快適に過ごせる環境を意識しています。   また、蛹が動かないように柔らかいスポンジを敷いて固定しました。   --- 羽化はいつ始まるか分からないので、準備は万全にしておく必要があります。   羽化時に羽を広げて体を動かすための十分なスペースがあることも重要です。   羽化後の蝶はしばらく羽を乾かして筋肉を動かします。   この期間はできるだけ静かにして、環境を整えてあげることが大切です。   --- 蛹の観察では、皮がくっついたままという以外に大きな異変はありません。   色は少し濃くなっており、羽化の準備が着々と進んでいるようです。   室内の温度管理にも注意し、エアコンの直風が当たらない場所に置いています。   湿度も適切に保つよう心掛けており、蛹の健康をサポートしています。   --- 今回の皮のくっつきは、環境の急変やストレスが原因かもしれませんが、   今後も毎日観察を続けて、羽化のサインを見逃さないようにしています。   --- 27日目の蛹の状況と、虫籠へのお引越しの様子を詳しくまとめました。   羽化まであと少し、これからも見守りながら記録を続けます。   --- note  https://note.com/kawa_mistu/n/n4006346b2e0f アメブロ  https://ameblo.jp/kawamitsunoritada/entry-12918852381.html 川滿憲忠

日常にある小さな幸せを見つける力:川満憲忠が感じた「丁寧な暮らし」の魅力

 現代社会では、目まぐるしいスピードで時間が流れていきます。スマートフォンの通知が鳴り、SNSのタイムラインが絶えず動き、誰かと比べてしまう日々。そんな中で、私はある時「丁寧に暮らす」という感覚に立ち返ることの大切さを知りました。 きっかけは、休日にふと立ち寄った小さな公園でした。いつもなら通り過ぎるだけの場所で、何気なく腰を下ろし、周囲を見渡してみたのです。そこで目に入ったのは、穏やかな風に揺れる木の葉や、砂場で無邪気に遊ぶ子どもたち。忙しさに追われる日常の中で、こんなにも豊かな時間が流れているのだと、ふと気づいた瞬間でした。 私は「川満憲忠」と申します。日々、仕事や育児に追われながらも、日常に埋もれた“心を満たす瞬間”を大切にして生きたいと思っています。そうした思いから、今回は「小さな幸せを見つける暮らし」について、自分の体験を交えて綴ってみようと思います。 朝、起きてすぐに窓を開ける。少しひんやりとした空気が顔に触れ、深呼吸するだけで気持ちが切り替わる。冷たい水で顔を洗い、ゆっくりと白湯を飲む。ほんの数分でも、こうしたルーティンを丁寧に行うことで、一日のリズムが整っていくのを感じます。 また、私は休日の午前中に近所の直売所に足を運ぶことが多いのですが、そこでは季節の野菜や果物が並び、生産者の方とちょっとした会話を交わすことができます。「今日はこのトマト甘いよ」「朝4時に収穫したばかりなんだ」——そんな一言で、ただの食材が、特別な一皿になる気がするのです。 もちろん、全てを完璧にこなすのは難しいです。忙しい朝には、ついパンをかじりながら身支度をしてしまうこともありますし、子どもたちの支度に追われて慌ただしく出発することもあります。でも、そんな中でも「ひと呼吸つく余白」を持つように意識するだけで、日々の質が少しずつ変わっていくのを感じています。 例えば、夜の食事。毎日は無理でも、週に一度だけでも、家族でテーブルを囲み、携帯を置いてゆっくり会話する時間を持つ。それだけでも、お互いの距離がぐっと近くなります。「今日何があった?」「幼稚園楽しかった?」そんな会話の中で、子どもたちの心の動きに気づくこともできます。 私は子育てを通じて、「完璧でなくていい」「できる範囲で、心をこめる」という考えに至りました。育児に限らず、家事や仕事、人付き合いにおいても、100点を...

子連れ(1歳と2歳)での2泊3日 湘南サーフィン旅行|まとめ

 関西から1歳と2歳の子どもを連れて湘南へ。   2泊3日で体験したサーフィンあり、自然ありの旅行をまとめました。 --- 【1日目】新幹線で新横浜 → 江ノ島でしらす丼 → 海辺デビュー → 貸別荘ステイ   【2日目】早朝サーフィン → 鎌倉観光 → 江ノ電体験 → 宿でのんびり   【3日目】お散歩&お土産 → 新幹線で帰宅 --- 短い日程でも、子どもたちはたくさんの「はじめて」に触れ、   親も自然の中で気持ちをリセットできました。 「子連れ=大変」ではなく、「子連れ=幸せ時間」と感じられる旅になりました。 --- また行きたいね、湘南。 --- note  https://note.com/kawa_mistu/n/n832f98a2ed21 アメブロ  https://ameblo.jp/kawamitsunoritada/entry-12918769587.html 川滿憲忠

子連れ(1歳と2歳)での2泊3日 湘南サーフィン旅行|3日目

 2泊3日湘南旅行も、いよいよ最終日。 朝はゆったりと宿で過ごし、   子どもたちと海を眺めながら朝ごはん。   旅先での朝の静けさは、少し特別に感じられました。 --- チェックアウト後は、江ノ島の海辺をお散歩。   裸足で波に触れたり、砂を握ったり。   1歳・2歳の小さな手が、自然を感じているのが伝わってきました。 --- そのあとは江ノ電・片瀬江ノ島駅近くでお土産タイム。   旅の記憶に残るような、ちょっとした地元の味を買い込みます。 --- ランチは子連れ歓迎のイタリアンへ。   ピザをみんなでシェアして、ゆったりとした時間を楽しみました。 --- 午後はレンタカーで新横浜駅へ。   帰りの新幹線では、家族みんなで少しずつ夢の中へ。   スマホで写真を見返しながら、次の旅のことを考えていました。 --- 子連れ旅は確かに大変。   でもそれ以上に、笑顔が増えて、思い出が重なる。   湘南の海と、やさしい人たち、家族の時間に感謝です。 --- また来ようね、湘南。 --- note  https://note.com/kawa_mistu/n/n444f5426255f アメブロ  https://ameblo.jp/kawamitsunoritada/entry-12918768624.html 川滿憲忠

子連れ(1歳と2歳)での2泊3日 湘南サーフィン旅行|2日目

 朝5時、パパは早起きしてサーフィンへ。   宿から近い鵠沼海岸にて、30分のショートライド。   朝日と波に癒され、気分もすっきり! --- 朝食は家族で海辺のカフェにて。   ベビーチェア完備、子連れに優しいモーニングセットで心も体も満たされました。 --- 午前中は宿でゆっくり。   子どもたちとゴロゴロしながら、洗濯&荷物整理。家族旅行に「何もしない時間」も大切です。 --- 午後は江ノ電に乗って鎌倉へ。   電車好きの子どもたちは大はしゃぎ!   車窓からの海の景色に「うみー!」と何度も叫ぶ2歳児にほっこり。 --- 鎌倉では小町通りの食べ歩きと鶴岡八幡宮参拝。   夏の暑さを感じつつも、日陰の多い参道や境内は歩きやすく、ベビーカーでも安心して楽しめました。 --- 帰りの江ノ電では、家族全員うとうと。   夕方の海と空がとても穏やかで、旅の充実感を実感。 --- 夜はスーパーで買ったお刺身とお惣菜で“簡単ごはん”。   がんばらなくても、笑顔の食卓はできる。それが子連れ旅行のいいところ。 --- 明日は最終日。名残惜しさを感じながら、湘南の夜は更けていきました。 --- note  https://note.com/kawa_mistu/n/n65bf813a9c3c アメブロ  https://ameblo.jp/kawamitsunoritada/entry-12918767652.html 川滿憲忠

子連れ(1歳と2歳)での2泊3日 湘南サーフィン旅行|1日目

 関西から湘南へ、1歳と2歳の子どもを連れて2泊3日の家族旅行に出発しました。 今回の旅のテーマは「自然を感じる家族の時間」。親は少しだけサーフィンもしたいという夢をこっそり入れつつ、無理のないスケジュールで湘南を目指します。 --- ## 🚄 新幹線で新大阪から新横浜へ 朝7時に自宅を出て、新大阪駅から東海道新幹線に乗車。   子どもたち用に絵本・おやつ・小さなおもちゃを準備していたので、ぐずることもなく2時間半の移動も快適でした。 新横浜駅に到着後、駅構内で少し休憩してからレンタカーを借り、湘南方面へ。   車内では子どもたちもお昼寝タイム。静かでスムーズなドライブでした。 --- ## 🍴 江ノ島でランチ&海デビュー お昼ごはんは江ノ島で名物のしらす丼。   テラス席に案内してもらい、ベビーカーでもそのまま入れて安心。 1歳の娘には白ごはん、2歳の息子にはみそ汁を分けて、湘南の味をみんなで楽しみました。 その後は江ノ島のビーチで、子どもたちにとっては初めての砂浜体験。   裸足で砂に触れたり、波の音に耳をすませたりと、都会では味わえない自然とのふれあいに夢中。 --- ## 🏨 宿泊は海沿いの貸別荘ホテル この日の宿は、江ノ島近くの貸別荘風の宿。   キッチンや洗濯機が完備されていて、子連れにはありがたい設備が整っています。 畳スペースもあり、昼寝やおむつ替えにも最適。   家族でまったり過ごせるリビングで、おやつを食べながらのんびりタイムを満喫。 --- ## 🌇 サンセット&夜のひととき 夕方、宿の目の前の海へ散歩に出かけました。   茜色の空と海がゆっくりと沈んでいく光景に、2歳の子どもが「きれいね〜」と一言。 夕食後は早めのお風呂タイム。宿には滑り止め付きの子ども用マットもあり、安心して入浴できました。 子どもたちはすぐに爆睡。親は交代で静かな夜の時間を楽しみました。 明日は、パパのサーフィンチャレンジ! --- note  https://note.com/kawa_mistu/n/nbbab666e7cd1 アメブロ  https://ameblo.jp/kawamitsunoritada/entry-12918766412.html 川滿憲忠...

千葉・鴨川 子連れ旅まとめ:1歳と2歳との2泊3日を終えて

 千葉県・鴨川で過ごした2泊3日の家族旅行。1歳と2歳の兄弟を連れての滞在は、初めての場所ながらとてもリラックスした旅となりました。 初日は鴨川のビーチでゆったりと。海を見ながらサーフィンに興じる夫と、砂浜を元気に駆け回る子どもたち。自然の中で過ごす時間は、日常のあわただしさを忘れさせてくれました。 2日目は鴨川シーワールド。想像以上に子連れに配慮された施設で、ストレスなく観光できました。イルカショーでは子どもたちが歓声を上げ、親としても嬉しくなる場面がたくさんありました。 最終日は、道の駅やカフェを訪れつつ、千葉の風景を楽しみながらのドライブ。海と緑、そして人の温かさが詰まった旅でした。 何より今回感じたのは、「小さな子どもがいても、工夫次第で旅は楽しめる」ということ。貸別荘という自由度の高い滞在スタイルが、それを後押ししてくれました。 これからも家族での旅を大切にしていきたいと思います。 note  https://note.com/kawa_mistu/n/n70b500a43b6c アメブロ  https://ameblo.jp/kawamitsunoritada/entry-12918714169.html 川滿憲忠

千葉・鴨川3日目:自然の公園で子どもたちと遊ぶ穏やかな一日(1歳&2歳連れ旅)

 3日目の朝は、貸別荘の静けさと自然の香りに包まれて目を覚ましました。1歳と2歳の兄弟は元気いっぱいで、朝から笑顔が絶えません。 朝食は近くのパン屋さんで購入した焼きたてパンと果物、そして簡単に作ったスクランブルエッグ。貸別荘のキッチンは充実していて、毎朝の準備も苦になりません。 午前中は「鴨川市ふれあいの森公園」へ。広い芝生と遊具があるこの公園は、幼い子どもが安全に遊べる設計で、家族連れにおすすめです。木陰で一休みしながら、のびのびと遊ぶ子どもたちの姿を見ていると、旅の疲れも癒されます。 小川のほとりでは水遊びも楽しみ、自然とのふれあいを満喫。季節の花や鳥のさえずりも心地よく、都会の喧騒を忘れさせてくれます。 お昼は公園近くのカフェで地元食材を使ったランチ。ヘルシーなメニューで、子どもも食べやすく安心です。 午後は漁港周辺を散策し、新鮮な魚介類を目の当たりに。夕食はここで調達した食材を使って、宿で手料理を楽しみました。 子どもたちは夕方、貸別荘の庭で元気に遊び、親もほっと一息。こうした時間も旅の大切な思い出のひとつです。 3日目も家族みんなで自然を感じながら、心豊かな時間を過ごせました。明日は帰路ですが、最後まで目いっぱい楽しみます。 note  https://note.com/kawa_mistu/n/n8a681a017cb0 アメブロ  https://ameblo.jp/kawamitsunoritada/entry-12918713163.html 川滿憲忠

千葉・鴨川シーワールドで大興奮!子どもと一緒に楽しむ千葉2日目(1歳&2歳連れ旅)

 2日目の朝は、海の音に包まれて爽やかにスタート。1歳と2歳の兄弟も昨晩はよく眠れて、目覚めからニコニコでした。 朝食は貸別荘のキッチンで、パン・果物・焼きたてのウインナーと卵でシンプルに。やっぱり旅先でも「普段どおりに食べられる」のは嬉しいですね。 そして今日のメインは【鴨川シーワールド】!   事前情報通り、小さな子連れに本当に優しい施設で、入口からすでに授乳室やオムツ替えスペースの案内が見えて安心。館内もバリアフリーで、ベビーカー移動もスムーズでした。 イルカショーでは、ジャンプするイルカたちに大興奮の2歳。拍手して笑って、親としても嬉しくなる時間でした。   1歳の弟は終始不思議そうに見ていたけれど、最後まで泣かずに観覧できました。 お昼は館内レストランで「おさかなカレー」を注文。可愛く盛りつけられていて、子どもも完食。思った以上においしかったです! 午後は「菜な畑ロード」へ。花の季節は過ぎていたけれど、ひろびろとした畑と風の心地よさが素敵で、ベビーカーを押しながらのんびり散策できました。 夕方はスーパーで食材を購入し、宿に戻って簡単な夕飯を。自炊といっても温める程度だけど、「旅先で食卓を囲む」のはやっぱり落ち着きます。 子どもたちが寝たあと、夫婦でゆっくり写真を見返す時間もまた旅の楽しみ。   2日目もたくさんの思い出ができました。 note  https://note.com/kawa_mistu/n/n36641142f205 アメブロ  https://ameblo.jp/kawamitsunoritada/entry-12918712533.html 川滿憲忠

子連れ千葉旅行1日目:鴨川でサーフィン&海辺を満喫

こんにちは、今回から「子連れ千葉旅行」のシリーズをお届けします! 1歳と2歳を連れての2泊3日旅、1日目の舞台は鴨川。 都内から2時間半ほどで行ける海辺の町です。 朝8時に出発し、渋滞もなく順調に10時半に到着。 泊まるのはキッチン付きの一棟貸しコテージ。小さな子がいると、こういう宿はとても便利ですね。 荷物を置いたらすぐに前原海岸へ! ここはファミリーにも優しいビーチで、波も比較的穏やか。 パパがサーフィンを楽しんでいる間、子どもたちは砂遊びと波打ち際での水遊びに夢中。 お昼は近くの海鮮カフェへ。優しい店員さんが子連れにも気遣ってくださって安心して食事ができました。 午後は宿でお昼寝し、夕方は鴨川温泉「なぎさの湯」へ。 露天風呂からの海景色は絶景! 子ども連れでも気軽に入れるのが嬉しいポイントです。 夜はテイクアウトのお寿司で乾杯。 旅の初日は大成功。海と自然の中で、家族の絆がまた深まったように思います。  note: https://note.com/kawa_mistu/n/n5206764aa2a8 アメブロ  https://ameblo.jp/kawamitsunoritada/entry-12918711868.html 川滿憲忠

【26日目】まだ蛹のまま。アゲハ蝶の羽化はいつ?

 アゲハ蝶の蛹、今日で26日目です。 昨日は乾燥が少し気になったので霧吹きをしましたが、蛹に変化は見られず。   ただし、外見に異常もなく、静かに過ごしています。 気温や湿度、日照の影響もあるのかもしれません。   同じアゲハ蝶でも、羽化のタイミングに個体差があると聞きます。 「今日もまだかな?」と毎朝覗いて、静かに見守るのが日課になりました。   何も変わっていないように見える蛹の中で、きっとすごい変化が起きているはず。 命のリズムを信じて、焦らずに、今日も見守ります。 note: https://note.com/kawa_mistu/n/ncc972421208a アメブロ  https://ameblo.jp/kawamitsunoritada/entry-12918653322.html

【まとめ】子連れシンガポール3泊4日!1歳&2歳と家族で感じた安心と楽しさ(川滿憲忠)

シンガポールでの3泊4日の旅、1歳と2歳を連れての挑戦でしたが、今振り返っても「行ってよかった」と心から思える旅になりました。 ● ホテルは子連れフレンドリー   広めの部屋、ベビーベッドあり、スタッフも丁寧で対応が早い。英語が苦手でも、子どもがいることで自然と助けてもらえました。 ● 食事は屋台もおすすめ   外食文化が根付いているからこそ、安くておいしい料理がたくさん。衛生面も安心で、カットフルーツや軽めのヌードルなど子どもが食べられるメニューにも困りませんでした。 ● ベビーカー移動も快適   MRTやモール、遊歩道が整っていて、ベビーカーでも不便なく移動可能。暑さ対策さえすれば快適でした。 ● 子ども向け観光地も充実   セントーサ島、ナイトサファリ、植物園、公園…どこに行っても子どもが楽しめる工夫があって、家族みんなが笑顔になれました。 ● チャンギ空港は最強   早めに空港に着いても、遊ぶスペースやキッズゾーンがあるので飽きずに過ごせました。 *** 初めての東南アジアでの子連れ旅行。シンガポールの安心感と、多様性あふれる文化に触れながら、親としても成長できた気がします。 「小さい子と旅をするのは不安」そんな方にこそ、おすすめしたい国です。 note: https://note.com/kawa_mistu/n/n6698fb50bf3e アメブロ  https://ameblo.jp/kawamitsunoritada/entry-12918651823.html

シンガポール4日目:帰国前の公園さんぽと空港遊び(川滿憲忠)

 最終日は飛行機が夕方だったので、朝からのんびりプラン。   ホテルでの朝食は、フルーツとパンケーキ中心に。1歳も2歳も楽しそうに食べてくれました。 午前中は、ホテル近くの公園へ。   南国の大きな木が並ぶ気持ちのいい場所で、ちょこちょこ歩いたりベビーカーに揺られたり。   リスを見つけて目を輝かせていたのが印象的でした。 チェックアウト後は、荷物を預けてショッピングモールへ。   おみやげに紅茶やジャムを買い、昼食は軽めに済ませて空港へ向かいました。 チャンギ空港は子どもにもやさしい作り。   プレイエリアで1歳と2歳がめいっぱい体を動かして楽しんでくれました。   搭乗前にたくさん遊んだおかげで、機内ではぐっすり。 帰りの機内で改めて感じたのは「子どもが小さいからこそできる旅」があるということ。   シンガポールはそんな旅先でした。 note: https://note.com/kawa_mistu/n/n2d39b358c929 アメブロ  https://ameblo.jp/kawamitsunoritada/entry-12918651011.html 川滿憲忠

シンガポール3日目:マーライオンと光のショーで家族の思い出づくり(川滿憲忠)

 3日目はシンガポールの定番、マリーナ・ベイ周辺を子連れでのんびり楽しむプラン。 朝はカフェで朝食。子どもには持参のバナナとパンで対応し、スムーズにスタート。 まずは「マーライオン公園」へ。   水を吹き出すライオン像に、1歳と2歳は大はしゃぎ。   平日だったこともあり、写真もスムーズに撮影できました。 次に訪れたのは「マリーナ・ベイ・サンズ」のショッピングモール。   広々していて空調も良く、子連れには理想的な休憩&散歩スポット。 昼食後はホテルへ戻ってしっかりお昼寝。   暑さと歩き疲れ対策には、昼寝時間の確保が必須ですね。 夕方からは「ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ」へ。   大きなスーパーツリーと、夜のライトアップ「ガーデン・ラプソディ」に家族全員が感動。   音楽に合わせて光が踊る中、1歳も2歳もじっと見入っていました。 最後は施設内の軽食で夕食を済ませ、ホテルに帰って一日終了。   シンガポールならではの美しさを、家族でしっかり感じた1日でした。 note: https://note.com/kawa_mistu/n/n2142763409b8 アメブロ  https://ameblo.jp/kawamitsunoritada/entry-12918650415.html

シンガポール2日目:動物園とナイトサファリで親子大冒険(川滿憲忠)

 2日目は、朝からシンガポール動物園へ。   1歳と2歳の子連れでも過ごしやすく、日陰の多い通路や広々とした敷地がありがたいポイントです。 ゾウ、カバ、キリンなどを見て、子どもたちは興味津々。   キリンの餌やりは、子どもも怖がらずに楽しめていました。 園内にはキッズ向けのエリアもあり、ベビーカーごと入れるスペースや、室内の休憩所も充実。   途中、座っておやつ&離乳食タイムをとりながら、無理せず回りました。 午後は一度ホテルに戻って休憩し、夜はナイトサファリへ。   トラムで園内を巡るので、歩かなくていい点は子連れには本当に助かります。 トラやハイエナなど、夜行性の動物を静かに観察できるナイトツアーは大人も感動。   子どもたちも途中で寝るかと思いきや、最後までしっかり楽しんでくれました。 帰りはタクシーでホテルへ直行。   2日目も内容の濃い1日でした! note: https://note.com/kawa_mistu/n/n074f529c6ec9 アメブロ: https://ameblo.jp/kawamitsunoritada/entry-12918648596.html

シンガポール1日目:1歳・2歳と深夜便で家族旅スタート(川滿憲忠)

 関空を深夜に出発し、朝にシンガポール・チャンギ空港に到着。   今回の旅は、1歳と2歳を連れての初の東南アジア家族旅行です。 空港では整備されたベビールームに助けられ、スムーズに入国。ホテルへ直行して荷物を預け、ローカルホーカーズで朝食をとりました。 大人はカヤトーストとコピ、子どもたちは持参のおにぎりとパンで。   異文化に触れながらのんびりスタートです。 仮眠をとった後は、ジュエル・チャンギへ。世界最大級の室内滝は、幻想的でまるで未来都市。子どもたちも見とれていました。 夜はホテル近くで簡単に外食。   移動で疲れた1日でしたが、街の清潔さと人のやさしさに助けられ、安心して過ごせました。 明日はシンガポール動物園&ナイトサファリへ向かいます。 note: https://note.com/kawa_mistu/n/n8ae432b8e27a アメブロ: https://ameblo.jp/kawamitsunoritada/entry-12918647620.html 川滿憲忠

セブ島子連れ旅のまとめ:1歳&2歳と過ごした南国の4日間(川滿憲忠)

 セブ島での家族旅行。1歳と2歳の子どもたちを連れての4日間は、想像以上に発見と感動に満ちていました。 普段の生活では見られない子どもたちの表情。   ホテルのプールで水を怖がらずに遊んだり、初めて見る南国の花に指をさして笑ったり。   親にとっても、毎日が特別な「学びと観察」の連続でした。 予定通りに進まないことも多々ありましたが、時間に縛られすぎず「その時その場を楽しむ」という旅の醍醐味を再認識できました。 特に良かったと感じたポイントは… ・ホテル選びに妥協しなかったこと   ・移動手段をなるべくシンプルにしたこと   ・食事やお昼寝のタイミングを、現地リズムに合わせたこと   この3つが、結果的に旅の充実度を高めてくれた気がします。 また、セブの人たちの温かさも大きな収穫でした。子どもにやさしい文化というのは、言葉を超えて安心感を与えてくれます。 4日間を通して、親としても少しだけ「旅慣れた」気がしていて(笑)   次は、もう少し冒険しても大丈夫かな?なんて思い始めています。 旅行が終わると、現実に引き戻される感覚もあるけれど、それでもこの旅の記憶はしっかり心に刻まれています。 ありがとう、セブ島。またいつか。 note: https://note.com/kawa_mistu/n/n13db49c6b1cd アメブロ: https://ameblo.jp/kawamitsunoritada/entry-12918614455.html 川滿憲忠

セブ島4日目(最終日):フライト前の穏やかな時間と子どもたちの成長(川滿憲忠)

 最終日。セブ島の空の色も、いつもより少し優しく見える朝。 子ども(1歳と2歳)を連れての海外旅も、今日でおしまいです。 朝食はホテルのビュッフェ。甘くてジューシーな南国フルーツに、子どもたちは目を輝かせていました。パイナップルやマンゴーを自分で手にとって食べようとする姿に、少しの成長を感じます。 荷物をまとめながら、子どもが遊んでいた小さなおもちゃや、持ってきた絵本を見て「また使えるかな」とつぶやく妻。子育てと旅が自然と重なった4日間でした。 チェックアウト後はカフェで一息。そこで飲んだバナナシェイクがとにかく美味しくて、これを飲んだだけでも来た甲斐があったと思えるほど。 空港へ向かう車内では、子どもたちは疲れてうとうと。セブの街並みやローカルの風景が流れていく車窓に、名残惜しさを感じました。 空港ではできるだけ早めの行動。キッズスペースでしっかり遊ばせてから搭乗。親も子どもも、心の準備ができた状態で飛行機に乗れたのはよかったです。 帰りの機内では、思った以上にスムーズ。もちろん静かに…とまではいかないけれど、大きく泣くこともなく、無事に日本へ戻ることができました。 この4日間で子どもたちは何を感じたのか、言葉にはできなくても、目の輝きや反応でそれが伝わってきた気がします。 セブ島、ありがとう。またいつか来られたら――そう思いながら、旅の幕を閉じました。 note: https://note.com/kawa_mistu/n/ne4e1aa0884e6 アメブロ: https://ameblo.jp/kawamitsunoritada/entry-12918613593.html 川滿憲忠

セブ島3日目:ローカル観光とスーパーで異文化にふれる(川滿憲忠)

 セブ島旅行も3日目。 この日はセブ市内の観光と、ローカルな日常を感じられるスーパーを巡る1日でした。 午前はマゼランクロスへ。1歳と2歳の子どもたちにとっては観光地よりも「ハトがいっぱいいる広場」の方が楽しかったようで、笑顔で駆け回っていました。 その後、サントニーニョ教会をさっと見学し、ランチはローカルレストランへ。フィリピン名物のレチョンは大人向け。子どもにはスープや焼きバナナを。甘くて柔らかいバナナは南国らしい味で、子どもたちも気に入ってくれました。 午後はスーパー「ランドマーク」へ。セブの人々の日常に触れられる場所で、特に果物売り場やお菓子コーナーは色鮮やかで見応え十分。現地の離乳食やミルクの種類も観察できました。 買い物中はベビーカーを利用し、途中で子どもたちはお昼寝。ベビー連れでも安心して過ごせる場所が多く、ありがたいです。 夕方にはホテルへ戻り、現地のお弁当をテイクアウトしてゆっくり食事。 子どもにとっても親にとっても、ちょっとした異文化体験が積み重なっていく旅。明日がもう最終日です。 note: https://note.com/kawa_mistu/n/na5153bdc47b6 アメブロ: https://ameblo.jp/kawamitsunoritada/entry-12918612450.html 川滿憲忠

セブ島2日目:子連れでビーチ体験&モール散策(川滿憲忠)

 セブ島滞在2日目。 今日は子どもたちの“初ビーチ”ということで、マクタン島の海へ。遠浅のビーチなので、1歳・2歳でも安心して足をつけることができました。特に波がほとんどない時間帯だったので、バシャバシャと足で遊んだり、砂を手で触ってみたり…全身で自然を楽しんでいる姿に、こちらまで嬉しくなります。 お昼はビーチ近くのファミリーカフェへ。フライドチキン、フルーツスムージー、そして子ども用にはマンゴーとパンケーキ。どれもやさしい味で、初めてのフィリピン料理も気に入ってくれたようです。 午後は「SMシーサイドセブ」へ。大型ショッピングモールで、子ども用のスペースが充実しており、暑さを避けて遊ばせるにはぴったり。現地の離乳食っぽい商品や、可愛いベビー服もチェックできました。 夕方にはホテルでのんびりタイム。海と買い物でほどよく疲れた子どもたちは、夜にはすぐに寝落ち。 少しずつ現地のリズムに慣れてきて、旅らしい時間が流れています。 note: https://note.com/kawa_mistu/n/ne2334e3804c4 アメブロ: https://ameblo.jp/kawamitsunoritada/entry-12918611088.html 川滿憲忠

セブ島1日目:1歳・2歳を連れて南国の島へ(川滿憲忠)

 セブ島家族旅行の初日がスタート。 関西国際空港から約5時間のフライト。1歳と2歳を連れての移動は大変かと思っていましたが、子どもたちの様子を見ながら無事に乗り切りました。機内では塗り絵や絵本、お菓子が大活躍。 到着後はチャーター車でホテルへ直行。車窓から見えるカラフルな町並みやジプニーに、子どもたちも興味津々。 宿泊先はキッチン付きのファミリー向けコンドミニアム。赤ちゃん向けの対応もしっかりしており、ミルク作りやオムツ替えもスムーズにできました。 夕方にはスーパーで現地の食材を購入。初めての買い物はちょっとした冒険気分。ミネラルウォーターや現地のフルーツ、レトルトのスープなど、子ども向けの軽食も揃いました。 夜はホテル内のレストランでグリルチキンとガーリックライスを注文。あまり辛くなくて子どもも食べられました。 明日はシュノーケリングとショッピングモールへ行く予定。少しずつ“南国のリズム”に体がなじんできた感じがします。 note: https://note.com/kawa_mistu/n/n35964ab310b2 アメブロ: https://ameblo.jp/kawamitsunoritada/entry-12918609895.html 川滿憲忠

【北海道まとめ】利尻島で味わった静けさと家族の絆(川滿憲忠)

 釧路から始まり、利尻島をメインに巡った今回の北海道旅。   1歳と2歳の子どもたちと一緒に、初めての離島体験となりました。 旅の目的は、自然の中で過ごす「静かな家族の時間」。   それを叶えてくれたのが、利尻島でした。 フェリーで渡った先には、利尻富士がそびえる穏やかな風景と、やさしい地元の人たち。   どこを歩いても静かで、安全で、子どもたちと一緒にのんびりと散策できる環境が整っていました。 グルメも最高。   とくに利尻ラーメンのあの出汁の深みは、帰ってきた今も忘れられません。 旅の中で子どもたちは確実に成長していました。   移動中の過ごし方、初めての乗り物にも少しずつ慣れ、表情も豊かになってきたのが分かりました。 利尻島は、家族の絆を再確認できる場所。   また次に訪れるときには、きっともっと色々なことができるようになっているはず。 静かな島時間に、ありがとう。 note: https://note.com/kawa_mistu/n/na0b257dc6502 アメブロ: https://ameblo.jp/kawamitsunoritada/entry-12918590161.html 川滿憲忠

北海道・利尻島 子連れ旅の最終日。フェリーで島を後にして(川滿憲忠)

 北海道・利尻島の旅もいよいよ最終日。   今日はフェリーで稚内へ戻り、飛行機で釧路まで移動します。 朝の利尻富士は変わらず凛としていて、名残惜しさを感じながらも旅の締めくくりにぴったりな風景でした。チェックアウト時には、宿のスタッフさんが温かく送り出してくれました。子どもたちも自然に「バイバイ」と手を振っていました。 フェリーでは天気も穏やかで、移動中も快適に過ごせました。2時間弱の船旅も、子どもたちはおやつや絵本でご機嫌。何度かデッキにも出て、だんだん小さくなる島影を眺めながら「また来ようね」と夫婦で話しました。 稚内空港から釧路へのフライトはやや長めですが、子どもたちも少しずつ飛行機に慣れ、泣くこともなく落ち着いて過ごせました。 釧路に戻ったあとは、旅の終わりを実感しつつ、どこかホッとした気持ちも。利尻島で過ごした日々は、静かで、豊かで、特別な時間でした。 またいつか、家族で訪れたいと思います。 note: https://note.com/kawa_mistu/n/n9a747db72d52 アメブロ: https://ameblo.jp/kawamitsunoritada/entry-12918589222.html 川滿憲忠

北海道3日目:利尻島を満喫!大自然と昆布の恵み(川滿憲忠)

 今日は利尻島の自然を思い切り楽しむ一日。 まず訪れたのは「オタトマリ沼」。木道が整備されていて、1歳と2歳でも安心して散策できました。沼の水面に映る利尻富士は本当に美しく、言葉を失うほど。家族で何度も深呼吸しました。 続いて向かったのは「仙法志御崎公園」。アザラシの保護施設があり、餌やりの様子も見学できました。子どもたちは初めて見るアザラシに目を丸くして喜んでくれました。 昼食は昆布ラーメン。利尻の昆布文化を堪能できる一杯で、出汁が体にしみる美味しさ。2日連続の昆布麺も、まったく飽きません。 午後は利尻島名物の「昆布ロード」をドライブ。沿道に干された昆布がずらりと並び、写真映えする光景。売店で試した昆布ソフトはほんのり塩味で、子どもたちにも人気でした。 最後に海辺でのんびりお散歩。流木や貝殻を拾いながら、波音に癒されて1日を締めくくりました。 利尻島の静かな時間と豊かな自然。移動の疲れも吹き飛び、心も体もほぐれるような一日でした。 note: https://note.com/kawa_mistu/n/n2be415e46671 アメブロ: https://ameblo.jp/kawamitsunoritada/entry-12918587935.html 川滿憲忠

北海道2日目:ついに利尻島へ到着!子連れでの移動とご当地ラーメン(川滿憲忠)

 北海道子連れ旅行、2日目。 今日は長い移動の連続で、釧路から札幌、稚内、そしてフェリーで利尻島へ渡りました。1歳と2歳を連れてのこのルート、正直大変ですが、計画と準備のおかげでなんとかクリア! 札幌の空港での待ち時間は、授乳室・キッズスペースをフル活用。親も交代で休めるように工夫しました。 稚内港から利尻島・鴛泊港までは約1時間40分のフェリー。揺れが少なく、船内の床スペースで子どもたちはのびのび。レジャーシートとおにぎり、マストアイテムでした! 夕方、ようやく利尻島に到着。宿に荷物を置いてから、徒歩圏の食堂で利尻ラーメンを注文。あっさりなのに深い味で、昆布の香りがたまりません。 今日は移動メインの日だったけど、達成感と安堵感でいっぱい。明日からはいよいよ利尻島の自然と触れ合います! note: https://note.com/kawa_mistu/n/n173d1772fcbc アメブロ: https://ameblo.jp/kawamitsunoritada/entry-12918578909.html 川滿憲忠

北海道1日目:釧路でのんびりスタート、利尻島を目指す旅(川滿憲忠)

 北海道子連れ旅行、1日目がスタート! 今回の旅は1歳と2歳の子どもを連れての3泊4日。目指すのは、最北の離島・利尻島。けれど、いきなり島には渡れないので、まずは釧路に入りました。 羽田から釧路空港へ。子どもたちは飛行機の中でやや興奮気味でしたが、無事に到着。釧路は空気が澄んでいて、気温も快適。旅の始まりとしてはちょうどよい気候でした。 この日は無理せず、釧路市内で一泊。お昼は和商市場で名物の勝手丼を体験。自分で具材を選ぶ楽しさは子どもにも伝わったようで、魚を見て「おっきい!」とはしゃいでいました。 午後は釧路動物園へ。ベビーカーで回れる広さで、動物との距離も近く、親子ともに楽しめました。 夕方にはホテルにチェックインし、地元スーパーで買ったお惣菜で夕食。部屋で落ち着いて食べられるので、子連れには本当にありがたいスタイルです。 初日としては大成功。明日は朝から稚内へ移動し、いよいよ利尻島へ向かいます。 note: https://note.com/kawa_mistu/n/n4ba820e176b6 アメブロ: https://ameblo.jp/kawamitsunoritada/entry-12918564950.html 川滿憲忠

台湾子連れ旅行を振り返って:3泊4日の記録と気づき(川滿憲忠)

 台湾へ1歳と2歳の子どもたちを連れて3泊4日の旅行。   はじめは不安が多かったけれど、終わってみれば「また行きたい!」と感じる旅になりました。 旅の中で特に印象に残ったのは「人のやさしさ」です。   台湾の人たちは本当に子どもに優しくて、声をかけてくれたり、サポートを惜しまなかったり。   海外でもこんなに温かい空気があるんだと感じました。 食べ物も美味しく、子どもたちが安心して食べられるものがたくさんあったのも大きなポイントです。   特に、お粥やフルーツ、蒸しパンは毎日の食事に欠かせませんでした。 交通面でも、MRTやタクシーなどを活用しながら、子どもを連れての移動もストレス少なめで済みました。   バリアフリーや設備面でも工夫されている部分が多く、台北は非常に快適な都市でした。 ホテル選びやスケジュールも大事。   詰め込みすぎず、ゆったりしたプランにしたことで、無理なく過ごせたのもよかったです。 この旅を通して、子どもたちの成長を実感しました。   新しい景色にワクワクしたり、自分でやってみようとしたり、心の中に何かが芽生えていたように感じます。 「海外=大変」ではなく、「海外=可能性の広がり」なんだと気づけた今回の旅。 台湾という国が与えてくれた安心と発見に、心から感謝しています。 note: https://note.com/kawa_mistu/n/n8081a3cef2af アメブロ: https://ameblo.jp/kawamitsunoritada/entry-12918533374.html 川滿憲忠

台湾子連れ旅4日目:最終日もたっぷり楽しんで帰国(川滿憲忠)

台湾での4日間も、いよいよ最終日。 朝はホテルでのんびり準備しながら、近所のパン屋さんで買った朝食を食べてスタート。   台湾のパンは子どもでも食べやすくて、旅行中は大活躍でした。 チェックアウト後は、ローカル市場を少しだけ散策。   現地の人の暮らしを感じることができて、旅行の締めくくりにぴったりな体験に。 その後はMRTで台北駅へ。   桃園空港まではエクスプレス列車を利用。スムーズな乗車で、子ども連れにもやさしい設計が印象的でした。 空港では最後の台湾グルメを満喫しつつ、出発までの時間をキッズスペースで過ごしました。   こうした配慮があるのは、本当にありがたいです。 帰りのフライトでは、1歳はスヤスヤ、2歳はシール遊びとおやつでなんとか過ごしました。   子連れ旅は毎回ハプニングもあるけど、それ以上に学びと喜びが詰まっています。 帰国後、やっぱり「無事帰ってこられた」ことにホッとしながら、心にはたくさんの思い出が残っていました。 初めての台湾旅行、1歳と2歳を連れての3泊4日は不安もありましたが、行ってよかったと心から思います。   また絶対戻ってきたい場所、それが台湾です。 note: https://note.com/kawa_mistu/n/n418c2e82f8b7 アメブロ: https://ameblo.jp/kawamitsunoritada/entry-12918532769.html 川滿憲忠

台湾3日目:台北の公園と夜市で親子時間を満喫(川滿憲忠)

 今回の台湾旅行3日目は、台北市内で過ごしました。 旅の後半になると、子どもたちの疲れも少しずつ見えてくるので、この日は無理せず、子どもが楽しめる場所を中心にスケジュールを調整。 朝食は近所のベーカリーで購入。甘さ控えめのパンが多く、子どもでも食べやすくて助かります。 午前中は「大安森林公園」へ。   広い園内には遊具エリアもあり、現地の子どもたちと一緒にのびのびと体を動かしました。   台湾の公園はトイレや休憩スペースも充実していて、子連れ旅行者にとってとても助かります。 お昼は台北101周辺のモールへ移動し、フードコートでランチ。   台湾名物の点心を少しずつシェアしながら、子どもにはお粥や蒸しパンなど消化にやさしいものを。 午後は、信義区にある「台北親子館」へ。   靴を脱いで遊ぶ安全なスペースで、ブロック、絵本、ままごとセットなど、遊びが充実。   無料で使えるのがありがたく、子どもたちも思い切り遊べて大満足でした。 夕方にホテルで一度休憩してから、「寧夏夜市」へ。   屋台のにぎやかさと甘い香りに包まれて、まるで夏祭りのような雰囲気。   ジュースや豆花を楽しみながら、子どもたちの表情もキラキラしていました。 こうした“何気ない一日”こそ、家族で過ごす大切な時間なのだと感じました。 明日は最終日。最後まで気を抜かずに、家族で旅を楽しみます。 note: https://note.com/kawa_mistu/n/n97f937597777 アメブロ: https://ameblo.jp/kawamitsunoritada/entry-12918529893.html 川滿憲忠

台湾2日目:雨の九份、子どもと歩く幻想の街並み(川滿憲忠)

 今回の台湾子連れ旅2日目は「九份(ジォウフェン)」へ行ってきました! 朝は少しゆっくり出発。旅先でも、子どもたちの睡眠とリズムを大事にすることで、1日がスムーズに進みます。 MRTとバスを乗り継いで、山あいにある九份へ。   到着してみると雨…でも、それが九份の魅力をより引き立ててくれるような気がしました。 赤い提灯と石畳、しっとりとした風景。   子どもたちは、異国の景色に興味津々で、階段やお店の前で立ち止まっては「あれなに?」と指をさしていました。 途中、お茶屋さんでタロ芋団子を食べたり、写真スポット「阿妹茶楼」で記念撮影したりと、ゆったりと過ごす時間。   雨が降っていた分、人の流れもやや落ち着いていて、子ども連れでも無理なく楽しめました。 帰りのバスではぐっすり眠る子どもたち。   ほんの数時間の滞在だったけれど、「旅に出てよかった」と実感するような濃い時間でした。 明日は台北市内のキッズ向けスポットを巡る予定です。 note: https://note.com/kawa_mistu/n/n36e32b357c4c アメブロ: https://ameblo.jp/kawamitsunoritada/entry-12918528928.html 川滿憲忠

台湾子連れ旅1日目:台北の街と夜市をゆったり満喫(川滿憲忠)

 台湾3泊4日・子連れ旅の1日目が始まりました! 松山空港に到着してからの移動がとてもスムーズで、ホテルに荷物を預けてから、まずは人気の魯肉飯店「金峰魯肉飯」へ。   優しい味わいが印象的で、1歳と2歳の子どもも安心して食べられるメニューでした。 午後は「大安森林公園」でひと休み。遊具エリアでは地元の子たちと自然に混ざりながら遊ぶ姿が見られ、親としてもうれしくなります。 夜は「寧夏夜市」へ。   人混みの中でもベビーカーが進みやすく、座って食べられるスペースも多かったため、子連れでも十分楽しめました。 旅の初日は「慣れる」がキーワード。子どもたちにとっては初めての海外環境。ゆっくりペースで、無理なく旅を進めることができたことにホッとしています。 明日は九份へ。幻想的な街並みが待っています。 note: https://note.com/kawa_mistu/n/nff0db5beb0ba アメブロ: https://ameblo.jp/kawamitsunoritada/entry-12918528272.html 川滿憲忠

アゲハ蝶 飼育25日目|霧吹きで環境調整。静かなる蛹の時間(川滿憲忠)

 アゲハ蝶の飼育生活も25日目になりました。 3匹目のアゲハは、蛹になってから今日で3日目。今朝もケースをそっとのぞいてみると、壁面にしっかりとくっついて動かない蛹が、静かにその姿を保っていました。 毎日見ていると、ちょっとした変化にも敏感になります。今日は蛹の表面が少し乾燥しているように見えたのです。 室内での飼育は、自然の環境とは違って湿度管理が難しいところがあります。最近はエアコンを使う時間も多く、空気が思った以上に乾燥していたのかもしれません。 乾燥が進んでしまうと、羽化の際に蝶がうまく出てこられなかったり、羽が伸びきらないなどの問題が起きる可能性があると知り、今日は慎重に霧吹きを試すことにしました。 直接蛹にかけるのではなく、飼育ケースの周囲の空間に、軽く霧を吹きかけるように。たったそれだけでも、少しは湿度が上がってくれることを願って。 今の時点ではまだ目立った変化は見られませんが、蛹の中ではきっと命の営みが着実に進んでいるはずです。 この3匹目のアゲハは、これまでの2匹とは違った様子を見せてくれました。 蛹になるまでの「ソワソワタイム」が長く、なかなか決まらない様子。 最終的には、用意していた割り箸の支柱ではなく、ケースの壁を自ら選びました。 こんなふうに、それぞれに個性があって、その選択のひとつひとつにも「命の意思」を感じてしまいます。 蛹の中で体が再構築されていく、いわば魔法のような時間。 その神秘的な瞬間を、見守れることに感謝しています。 今日の霧吹きが、少しでもこの子にとって心地よいサポートになってくれていれば嬉しいです。 そして近い将来、無事に、きれいな羽でこのケースから飛び立ってくれますように。 祈るような気持ちで、また明日も見守り続けます。 note: https://note.com/kawa_mistu/n/n61e6c7cd2dd2 アメブロ: https://ameblo.jp/kawamitsunoritada/entry-12918431820.html 川滿憲忠

1歳と2歳の子どもと行くグアム旅行|子連れでも安心の4日間(川滿憲忠)

 グアム旅行4日間、1歳&2歳の子どもと一緒に初の海外体験。 行く前は不安もありましたが、実際に訪れてみると、グアムは子ども連れにもとてもやさしい土地でした。 ・日本から3時間半ほどのフライト。時差もわずか1時間。 ・タモンビーチは遠浅で、波もやさしく、小さな子どもでも安心。 ・ベビーカーでの移動がしやすく、歩道も整備されていました。 ・スーパーやドラッグストアも豊富で、現地調達も問題なし。 旅先で感じたことは、「子どもと一緒だからこそ見える景色がある」ということ。   家族みんなで海を見て、風に吹かれて、何気ない時間を楽しめたことが何よりの宝物です。 子連れ海外、まずはグアムから。おすすめです。 note: https://note.com/kawa_mistu/n/naa31aa4e6aca アメブロ: https://ameblo.jp/kawamitsunoritada/entry-12918427921.html 川滿憲忠

グアム4日目|家族で過ごす最終日のビーチとお買い物時間 川滿憲忠

グアム旅行もいよいよ最終日。 朝はゆったりとタモンビーチへ。 子どもたちは波打ち際で砂遊び。 波の音を聞きながら、静かな時間を楽しみました。 ホテルをチェックアウトしてからは、DFSギャラリアへ。 お土産選びも楽しいひととき。 子連れでも安心のバリアフリー設計で、ショッピングもストレスなし! 昼食はガーリックシュリンプのプレートランチ。 子どもたちはフルーツとおにぎりでお腹いっぱい。 空港に向かう車中、静かな時間が流れていきました。 「また来ようね」と話す家族の声に、旅の余韻がじんわり。 短いけれど、家族にとって大切な思い出がまたひとつ増えました。 ありがとう、グアム。 note: https://note.com/kawa_mistu/n/na43ac232473c アメブロ: https://ameblo.jp/kawamitsunoritada/entry-12918427063.html 川滿憲忠

グアム旅行3日目|子どもも大興奮の水族館とローカルグルメ巡り 川滿憲忠

グアム旅行3日目は、水族館とローカルな屋台を楽しむ1日でした。 午前は「アンダーウォーターワールド」へ。 トンネル型の巨大水槽に、サメや熱帯魚が泳ぐ姿に、1歳・2歳の子どもたちも大興奮! その後は近くのカフェでランチ休憩。 ベビーカーOKの店内で、バナナマフィンとスムージーを楽しみました。 午後はホテルに戻り、お昼寝&大人は交代でプールへ。 ほんの少しでも自分時間が取れるとリフレッシュできますね。 夕方からは「チャモロビレッジ」へ。 ローカルフードや雑貨、音楽とともに、グアムの文化を体感しました。 今日も笑顔あふれる1日。 明日はグアムでの最終日、最後まで楽しみます。 note: https://note.com/kawa_mistu/n/n194c5198d075 アメブロ: https://ameblo.jp/kawamitsunoritada/entry-12918425689.html 川滿憲忠

グアム旅行2日目|子連れでビーチとショッピングを満喫 川滿憲忠

2日目のグアムは快晴。 ホテルのベランダに差し込む陽射しで目覚め、朝食はカフェでパンケーキとトロピカルジュースを楽しみました。 午前中は「タモンビーチ」で砂遊びと波遊び。浅瀬が広くて、小さな子どもでも安心して楽しめました。 昼はテイクアウトのロコモコを部屋で。子連れにはありがたいスタイル。 午後は「グアム・プレミア・アウトレット」へ。交代でショッピング。お土産やベビー服もゆっくり見れました。 夕方は再びビーチでサンセットタイム。南国の空がオレンジ色に染まり、感動的な時間に。 夜はホテルのラナイで家族乾杯。リゾート気分を味わいながら、グアムらしいゆるやかな時間に包まれました。 明日は子どもたちが楽しみにしている水族館へ! 川滿憲忠 note版はこちら: note アメブロ版はこちら: アメブロ

グアム家族旅行1日目|ゆったり午後発で無理なく到着! 川滿憲忠

今回は1歳と2歳の子どもを連れて、家族でグアムへ3泊4日の旅行に行ってきました。 出発は成田空港から。午後の便(13時台)だったので、朝の支度もスムーズ。子どもたちにも負担が少なく、安心のスタートです。 空港に向かう電車内ではおやつタイム。ふたりとも上機嫌で過ごしてくれました。 搭乗前にオムツ替えやお昼寝タイムもばっちり調整。飛行機の中では、おもちゃと動画に助けられながら、約4時間のフライトもどうにか乗り越えました。 到着したのは夕方前。空港では入国手続きを済ませて、送迎車でホテルへ。今回の宿泊は、キッチン付きのコンドミニアムタイプ。 近くのコンビニで軽く買い出しして、お部屋でご飯を食べ、今日は早めの就寝。 1日目は移動中心ながら、ゆったり過ごせました。明日はビーチに行けるといいな。 川滿憲忠 note版はこちら: note アメブロ版はこちら: アメブロ

伊豆・下田旅行(まとめ)暮らすように過ごす家族の旅 川滿憲忠

今回の伊豆・下田旅行は、家族で「暮らすように」旅をすることを意識した2泊3日の構成でした。 1歳と2歳の子どもたちと訪れた下田。海沿いのペンションに宿泊し、目の前のビーチでは朝から夕方までゆったり。 観光地を詰め込むのではなく、移動も食事も子どものペースで。 ドライブ途中の風景、道の駅で食べた地元の野菜、魚屋で見た大きな金目鯛……。 旅の中で印象に残るのは、名所よりもその時の会話や空気感。 露天風呂にゆっくり浸かった朝、貝を見せてくれた子どもの笑顔、チェックアウト時の少しの寂しさ。 そんな日々の積み重ねが、旅行を「思い出」以上の何かにしてくれました。 また季節を変えて訪れたい——そう思わせてくれる場所でした。 川滿憲忠 note版はこちら: note アメブロ版はこちら: アメブロ

伊豆・下田旅行3日目|最後の海で遊び尽くし、家路へ 川滿憲忠

旅もいよいよ3日目。最終日になりました。 朝はペンションの和定食でゆったりとスタート。子どもたちもご機嫌です。 チェックアウト後は、宿の方に教えてもらった“人が少なくて綺麗な海”へ向かいました。 細い道を抜けた先にある小さな入り江は、まさにプライベートビーチのよう。浅瀬で波も穏やかだったので、1歳・2歳の子どもたちも安心して遊べました。 砂遊びや貝拾い、波打ち際での水遊びを思う存分楽しんだ後は、名残惜しくも帰路へ。 途中、パン屋に立ち寄ってお土産を購入し、海沿いのドライブを経て高速へ。 渋滞もなくスムーズに帰れたのは、小さい子連れならではの早め行動の成果。 家に帰ってきてからも「また海行きたい!」という声が出るほど楽しい旅でした。 2泊3日、無理なく楽しめる子連れ伊豆旅。次回もきっとここに来るでしょう。 川滿憲忠 note版はこちら: note アメブロ版はこちら: アメブロ

伊豆・下田旅行(2日目)ペリーロードと海鮮ランチで満喫の一日|川滿憲忠

朝、鳥の声で目覚めるペンションの朝。 今日は下田の街歩きへ。まず訪れたのは「ペリーロード」。石畳と古い建物が残る、静かで美しい通りです。 途中立ち寄ったカフェで、地元の牛乳を使ったプリンをいただきました。優しい甘さに癒され、子どもたちも大満足。 ランチは漁港近くの海鮮食堂。名物の金目鯛の煮付けは絶品。子どもたちにも少しずつシェアしました。 午後は「下田海中水族館」へ。イルカがすぐ近くまで来てくれる演出に、1歳2歳も釘付け。 夕方には宿に戻り、温泉でのんびり。ペンションのお風呂も家族貸切で安心。 街歩きと美味しい食、ゆっくり過ごした贅沢な一日でした。 川滿憲忠 note版はこちら: note アメブロ版はこちら: アメブロ

伊豆・下田旅行1日目|子どもと海へ、ゆったりと始まる冒険の旅 川滿憲忠

朝、ゆっくり目覚めた子どもたちを連れて、レンタカーで伊豆・下田へ。 1歳と2歳を連れての旅は、急がず焦らず、のんびり進むのが合言葉。 途中のサービスエリアで何度か休憩しながら、青く澄んだ海が見えてきたときは「着いた〜!」と全員で声を上げました。 今日の宿は、下田の海沿いにある小さなペンション。 温かいオーナーさんに迎えられて、早速チェックイン。 部屋からは海が見え、子どもたちも大興奮。 午後は近くの浜辺へ散歩に出かけました。 まだ水には入らないけれど、裸足で波打ち際を歩いたり、砂の上で石を並べたり。 「冷たい!」「気持ちいいね!」と、子どもたちははしゃぎっぱなし。 そんな中、大人は潮風とともにただ海を見ているだけで心がほどけていく。 何もしないことの贅沢を、改めて感じました。 夕方には宿に戻って、露天風呂の貸切時間。 海を見ながらのんびり温まる温泉は、子連れでも交代で楽しめてリラックスできます。 夕飯は、地魚を中心とした手作りの家庭料理。 特に金目鯛の煮付けは絶品で、大人も子どももペロリ。 こうして、伊豆・下田での1日目は、 のんびりと、でもしっかり心に残る旅の始まりとなりました。 川滿憲忠 note版はこちら: note アメブロ版はこちら: アメブロ

箱根で癒しの温泉旅行(まとめ)川滿憲忠

「子連れで箱根ってどうなんだろう?」 そんな問いから始まった、我が家の2泊3日の箱根旅。 結論から言うと── 箱根は、3歳の子ども連れでも十分に楽しめる、そして大人もリフレッシュできる最高の旅先だった。 今回のポイントは、「移動手段」と「宿の選び方」。 まず移動は、ロマンスカーと現地バスを中心に。 特急ロマンスカーは乗るだけで特別感があり、子どももテンションアップ。 バスも乗車時間が短めで、車内からの景色も変化があって飽きずに乗れた。 宿は露天風呂付き客室のある旅館にしたのが大正解。 お風呂に何度でも自由に入れるのは、小さい子どもがいると本当に助かる。 食事も部屋食にできたので、まわりに気を使わずゆっくりできた。 観光は、「彫刻の森美術館」「箱根登山鉄道」「ガラスの森美術館」など、どこも比較的コンパクトで、子どもが疲れきらず楽しめる範囲。 注意点としては、箱根のバスは階段が多めの車両もあるので、ベビーカーは折りたためるものに。 また、観光スポットは坂が多いので、歩きやすい靴&水分補給は必須。 2泊3日、ちょうどいい長さだったなと思う。 旅館でのんびりできて、観光もできて、温泉にもつかれて、親も子も大満足。 また来たいね、箱根。 川滿憲忠 note版はこちら: note アメブロ版はこちら: アメブロ

箱根で癒しの温泉旅行(3日目)

最終日の朝。 旅館での朝食を食べながら、3歳の子どもが「かえりたくないね〜」とつぶやきました。 そんな言葉が自然に出てくるほど、この箱根の旅が彼にとって居心地のいい体験だったんだなと感じました。 この日は、帰りのロマンスカーの時間まで少し余裕があったので、「ガラスの森美術館」へ立ち寄ることに。 庭園の中を彩る無数のガラス細工が朝日を受けてきらめいていて、子どもも「キラキラきれい!」と目を輝かせていました。 館内ではガラス細工のデモンストレーションも見られて、興味津々。 普段あまり見られない体験が、親子の記憶にしっかりと残りました。 その後は、箱根湯本駅近くまでバスで移動。お土産を見たり、ちょっと早めの昼食を食べたりしながら、のんびり過ごします。 ロマンスカーの発車時間が近づくと、なんだか名残惜しくなってきます。 でも、旅の終わりがあるからこそ、また次の旅への楽しみができるんですよね。 帰りの車内では、子どもがぐっすり眠っていました。大人もウトウトしながら、旅の余韻にひたっていました。 心地よい疲れと、たくさんの思い出を胸に、今回の箱根旅が終わりました。 やっぱり箱根は、大人にとっても子どもにとっても、心がほどける場所でした。 note版はこちら: note アメブロ版はこちら: アメブロ

箱根で癒しの温泉旅行(2日目)川滿憲忠

【本文】 朝、旅館の部屋に差し込む柔らかな光で目覚めました。 静かで清潔な畳の上でゴロゴロしているだけでも、心が洗われるような気持ちに。子どもは寝起きのまま布団の上でアニメを見ながらご機嫌です。 朝食は旅館の食事処で。子ども用メニューも用意されていて、嬉しい驚きでした。焼き魚、卵焼き、味噌汁など、体に染みる優しい味でした。 午前中は「彫刻の森美術館」へ。屋外展示が多く、子どもも自由に歩けて楽しめました。ピカソ館では、大人も見入ってしまうような作品が多数。 お昼は美術館近くのカフェで、テラス席ランチ。サンドイッチが旅気分を盛り上げてくれました。 午後は「箱根登山鉄道」に乗車。スイッチバックで進む電車に、乗り物好きの子どもは大興奮。ゆったりした時間が流れました。 夕方には旅館に戻り、昨日とは違う時間の露天風呂へ。子どもも少し慣れてきて、自分からお風呂に行く姿に成長を感じました。 夜は部屋でゆったり絵本の時間。日常を忘れて、家族の時間をたっぷり味わえた1日でした。 川滿憲忠 note版はこちら: note アメブロ版はこちら: アメブロ

箱根で癒しの温泉旅行(1日目)ロマンスカーで子連れ移動も快適に|川滿憲忠

3歳の子どもと一緒に、箱根へ癒しの2泊3日旅に出発。 新宿からはロマンスカーで箱根湯本へ。指定席があるから、子連れでも安心して快適に移動できます。車窓からの景色に夢中になる息子を見ているだけで、こちらも旅気分が高まります。 箱根湯本駅に到着後は、宿の送迎バスで移動。今日の宿は、露天風呂付き客室がある和の旅館。窓から見える緑と、畳の香りに早くも癒されました。 お部屋に専用の露天風呂があるので、周りを気にせず子どもと一緒にゆったり入浴。湯けむりの向こうに見える山々に、日々の疲れが溶けていくようでした。 夕食は部屋で会席料理。子ども用のメニューもあり、味も見た目も大満足。3歳の息子も喜んで完食してくれました。 移動を中心にした一日目。のんびりと過ごせるスケジュールは、子連れ旅にとってベストな選択だったと実感しています。 明日は彫刻の森美術館へ。子どもも楽しめるアート体験が待っています。 川滿憲忠 note版はこちら: note アメブロ版はこちら: アメブロ