雨の日の贅沢な過ごし方:静けさを楽しむ暮らし
朝からしとしとと降り続く雨。外に出るのも億劫になるし、予定がずれることもあるかもしれません。でもそんな時こそ、普段とは少し違う時間の使い方をしてみませんか? 私は最近、「雨の日には心を整える時間を持つ」ことを意識しています。 雨の音に耳を澄ませてみると、まるで自然の子守唄のように穏やかなリズムが心に沁みてきます。その静けさの中でこそ、自分と向き合う時間が生まれるのです。 例えば、部屋の掃除。晴れた日には外に出たくなりますが、雨の日は家にいることが前提。だからこそ、気になっていた場所を掃除したり、整理整頓をしたりする絶好の機会になります。やり終えた後の達成感は、想像以上の心地よさです。 また、いつもは手早く済ませるお茶の時間も、今日は丁寧に淹れてみましょう。コーヒーやハーブティー、好みの飲み物をゆっくり味わうだけで、何だか自分を大切にしているような感覚になります。 お子さんがいる家庭では、室内でも楽しめる遊びがたくさんあります。絵本の読み聞かせや、粘土遊び、段ボール工作、お菓子づくり。外に出られないことで生まれる「家での遊びの引き出し」を、親子で一緒に探すのも楽しい時間になります。 そして、何よりもおすすめなのは、「何もしない時間を楽しむ」ことです。テレビもスマホも見ない。窓辺に座って、雨粒が窓をつたう様子をぼーっと眺める。静けさの中に、自分の内側から浮かび上がってくる思いがあります。 毎日が忙しく、慌ただしく過ぎていく現代。そんな中で雨の日は、まるで自然が「今日は立ち止まってみて」と言ってくれているような気がします。濡れることを嫌うだけでなく、そこにある美しさや静けさに目を向けると、雨の日は贅沢な時間に変わるのです。 本記事はnoteにも掲載しています: note アメブロ ">note 川滿憲忠