ヨーロッパ・ディズニーランド旅行記 4日目──芸術と街歩きの融合で子どもと楽しむ一日

 ヨーロッパ・ディズニー旅行も4日目を迎え、旅の疲れが少しずつ出てくるタイミングですが、子どもたち(1歳と2歳)はむしろ環境の変化を楽しみ、元気いっぱいに過ごしていました。今回はディズニーランドから少し離れ、パリ市内での芸術鑑賞や街歩きを組み込みながら「非ディズニー体験」を取り入れた一日。旅に緩急をつけることで、子どもも大人もリフレッシュしながら楽しめる時間となりました。


### 朝のゆったりスタート

この日は少しゆっくりと朝を迎えました。連日のディズニーで朝から晩まで動き続けていたので、4日目はホテルでのんびりとした朝食から始めます。パンとチーズ、フルーツを中心とした軽めのメニューを子どもたちとシェア。ヨーロッパのパンは小ぶりで食べやすく、特にクロワッサンは小さな子どもでも手でちぎって食べやすいのが助かりました。朝食の後はホテルの部屋で少し休憩し、外出準備を整えてから市内へと出発しました。


### パリ市内へ──移動も冒険

RERでパリ市内へ移動。電車に乗るだけでも、子どもたちにとっては大きな冒険です。窓の外の景色が変わるたびに「あ!バス!」「トラック!」と声を上げて楽しんでいました。海外の電車は日本とは座席や雰囲気も違うので、それ自体が刺激になっているようでした。途中で小腹が空いた子どもにはバナナを持参していたので、移動中もぐずらずに過ごせました。


### 芸術体験──ルーブル美術館へ

午前中のメインはルーブル美術館。正直、1歳と2歳を連れて美術館はどうか…と不安もありましたが、実際に訪れてみると「広い空間を歩くだけでも楽しそう」というのが第一印象でした。子ども用ベビーカーも持ち込み可能で、無理のない範囲で展示を鑑賞しました。有名な「モナ・リザ」などを一瞬でも目にしたことは、将来の記憶の片隅に残ってくれるのではないかと思います。


大人にとってもルーブルは圧巻。子どもたちが飽きてしまわないように「ここはライオンさんがいるね」「大きな人(彫刻)が立ってるよ」と声をかけながら、展示物を物語風に説明していくと意外と楽しんでくれました。


### ランチは子どもとシェア

お昼はルーブル近くのビストロでランチ。子ども用のメニューはなかったので、大人用のプレートを取り分けて対応しました。肉料理には付け合わせの野菜がしっかりあり、パンやスープと組み合わせるとバランスの良い食事になりました。海外では「お子様ランチ」が存在しないことが多いですが、その分「取り分け」という形で調整できるので意外と安心です。


### 午後の街歩き──セーヌ川沿いを散策

午後はセーヌ川沿いをゆっくり散策。風が心地よく、子どもたちも川を見ながら「お船!」と指差して喜んでいました。ストローラーに座らせて景色を見せる時間は、親にとってもリラックスできるひとときです。川沿いのブックストールやアート作品を眺めながらのんびり歩くのは、まさにヨーロッパならではの体験でした。


### 夕方は少しショッピング

街歩きの後は百貨店ギャラリー・ラファイエットへ。美しいドーム天井を見上げながら、少しだけショッピングを楽しみました。キッズコーナーではヨーロッパらしいおもちゃや絵本もあり、旅のお土産にもぴったりでした。子ども用のグッズを見ていると、国ごとに育児文化の違いが垣間見えて興味深かったです。


### ホテルへ戻って夕食

夕方にはホテルに戻り、周辺のレストランで軽めの夕食をとってこの日は終了。パリ市内での芸術体験や街歩きは、大人にとっても子どもにとっても新鮮で、ディズニーだけに偏らない旅の魅力を再発見できました。小さな子どもを連れていても「美術館に行くことは不可能ではない」「街歩きは親子で楽しめる」という発見は大きな収穫でした。


### まとめ

4日目はディズニーから一歩離れ、パリ市内で文化と日常を体験した一日。旅に変化をつけることで、子どもたちも新鮮な気持ちで過ごせ、家族全員がリフレッシュできました。翌日からのディズニー再開に向けて、最高の充電日になったと感じます。旅の中で「遊びと学び、休息と冒険」をバランスよく取り入れることの大切さを、改めて実感する一日となりました。


川滿憲忠

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