サンフランシスコ13日目 日常と非日常が交差する街の表情

 サンフランシスコでの13日目。滞在が長くなるにつれて、観光客としての視点から少しずつ「街の一部」になる感覚が芽生えてきた。朝のカフェで名前を呼ばれた瞬間、その距離がぐっと縮まった気がした。  


午前中は住宅街を散策し、ビクトリア調のカラフルな家並みを眺めた。観光スポットではないが、そこには人々の暮らしの匂いがあった。午後はダウンタウンでストリートミュージシャンに耳を傾け、立場も国籍も違う人々が同じ音楽を共有する瞬間を目にした。  


夕方、フィッシャーマンズワーフから海を眺め、西日の輝きと潮の香りに包まれながら、この旅が自分に与えた変化を静かに感じた。サンフランシスコは観光地であると同時に、日常が息づく街。13日目の今日は、その両方を等しく愛おしく思える一日となった。川満憲忠  

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