ヨーロッパの夢をもう一度──ディズニーランド・パリで過ごす6日目の家族時間


ディズニーランド・パリでの滞在もついに6日目。1歳と2歳の子どもたちを連れてのヨーロッパ旅行は、当初は「大丈夫かな?」という不安もありましたが、ここまで来るともうすっかり家族の生活リズムが整ってきて、園内を歩くことも、ホテルに戻るタイミングを見計らうことも、自然と体に馴染んできました。今日は「これまでに見落としていた小さな楽しみ」をテーマに、余裕を持って過ごすことにしました。


### 朝はのんびりと

前日はショーやパレードを楽しんだので、この日はあえて朝寝坊。ホテルの窓から差し込むやわらかな光で目を覚まし、子どもたちとベッドの上で遊びながら1日をスタートしました。旅も後半になると、予定を詰め込むより「余裕を持って動く」ことが一番大切だと実感します。


朝食はパンとフルーツを中心に。クロワッサンをちぎって子どもたちが嬉しそうに食べている姿は、この国ならではの風景。ヨーロッパのディズニーに来ているからこそ味わえる「日常と非日常の融合」に、親としても心が温まりました。


### 子どもと一緒に「小さな発見」

この日は大きなアトラクションは後回しにして、園内のちょっとしたエリアを散歩することにしました。花壇の花を眺めたり、噴水の水しぶきを浴びたり、子どもたちにとってはそれだけで立派な体験です。日本ではつい「何かに乗せてあげたい」と思ってしまいますが、ヨーロッパののんびりとした空気に触れていると「ただ歩くだけで十分」だと感じるようになります。


園内を歩いていると、キャストの方が子どもに手を振ってくれる場面もありました。小さな交流ですが、その一瞬の笑顔が旅の思い出を深めてくれるのです。


### 午前のアトラクション

のんびりモードとはいえ、せっかくなので「ピーターパン空の旅」に再挑戦。前日は長い待ち時間に断念しましたが、この日は朝から比較的空いており、子どもたちも楽しめる雰囲気でした。暗い室内に少し驚いていた1歳児も、光るロンドンの街並みやネバーランドのシーンが出てくると目を輝かせていました。


その後は「ダンボ・ザ・フライングエレファント」へ。空をくるくる回るだけのシンプルなアトラクションですが、子どもには大人気。自分で操作できる仕組みに大はしゃぎして、何度も「もう一回!」と言われました。


### 昼食は「少し大人の雰囲気」で

お昼はパークの端にある静かなレストランへ。子連れでも落ち着いて食事ができる雰囲気で、スープやパン、シンプルなチキン料理を頼みました。子どもたちはやっぱりポテトが好きですが、ここではスープの具材から野菜をよけて食べたり、パンを浸したりして「自分の食べ方」を楽しんでいました。


旅行中は「子どもがどれだけ食べてくれるか」が一番の心配ごとですが、ディズニーランド・パリのレストランは味付けが比較的マイルドで、子どもも食べやすい印象でした。


### 午後はホテルで休憩

午後はあえてホテルに戻り、2時間ほどしっかり昼寝。無理にアトラクションを詰め込むより、ホテルで休むことで子どもも親も気持ちがリセットされます。窓の外に広がる景色を眺めながら、家族で一緒に過ごす穏やかな時間。旅の途中だからこそ、この「余白」が心地よいのです。


### 夕方からのパーク再入園

夕方、再びパークへ。昼寝をしてリフレッシュした子どもたちは元気いっぱい。パレードの時間には人が集まりましたが、私たちはあえて少し離れた場所からのんびり見学。近くで見る迫力も素敵ですが、少し距離を取ることで全体の流れを俯瞰でき、また違った楽しみ方ができます。


そして夜のイルミネーションショー。この日は家族みんなで手をつないで見上げました。城に映し出される映像と花火に、子どもたちも言葉を失ったように見入っていました。あの純粋な瞳の輝きは、親として一生忘れられない瞬間になるでしょう。


### 6日目を振り返って

ヨーロッパのディズニー滞在も終盤。大きなアトラクションや派手なショーももちろん素晴らしいですが、こうして「小さな発見」を積み重ねる1日もかけがえのないものです。子どもがまだ小さいからこそ気づける景色があり、親としても「旅はペース配分がすべて」だと実感しました。


明日は最終日。名残惜しい気持ちを抱えつつ、家族でのディズニー滞在を最後まで楽しみたいと思います。 

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