投稿

7月 28, 2025の投稿を表示しています

防災は日常から始まる:川満憲忠が家族と備える「いつも通り」の力

 「防災」と聞くと、皆さんは何を思い浮かべるでしょうか? 避難訓練、水や食料の備蓄、防災リュック——   確かにどれも大切な準備ですが、実は「日常の暮らしの中にこそ防災のヒントがある」と私は感じています。 私の名前は川満憲忠(かわみつのりただ)です。   家族とともに暮らす日々の中で、災害時に備えるための「ちょっとした習慣」こそが、本当に命を守ると痛感する出来事がありました。 今回は、防災をもっと“身近なもの”として捉えるための考え方や工夫について、体験を交えてお伝えします。 --- ■ 災害は、突然やってくる ある日、朝食の準備をしていると、急にスマートフォンが大きな警報音を鳴らしました。   地震速報でした。幸い私たちの地域では被害はありませんでしたが、子どもたちは驚いて泣き出し、妻も一瞬どう動けばいいのか戸惑っていました。 「これは、本当に何かあった時、家族を守れるだろうか?」 そう感じた私は、そこから防災について真剣に考えるようになりました。   それまでも、防災リュックは用意していましたが、「いざというとき」に備えた動線や判断は、まったくできていなかったのです。 --- ■ 「備え」は暮らしに溶け込ませるもの それ以来、我が家では“非日常に備える”のではなく、“日常を少し変える”という視点で防災を見直しました。 たとえば—— ・ミネラルウォーターはローリングストック方式で常に備蓄   ・非常食は食べ慣れたレトルトカレーや缶詰を、普段の食事に時々使う   ・懐中電灯やモバイルバッテリーは、すぐ手が届く場所に   ・家族で月に一度、避難場所まで実際に歩いてみる 特別な準備ではなく、日々の生活の延長線上で“備えること”を意識するだけで、防災はぐっと身近なものになります。 --- ■ 子どもと一緒に「遊びながら備える」 小さな子どもがいる家庭では、「防災教育」も難しく感じるかもしれません。   しかし、怖がらせるのではなく、“楽しみながら知る”ことが大切です。 我が家では、こんな工夫をしています。 ・「防災探検ゲーム」として、家の中にある懐中電灯や非常食を探してみる   ・停電ごっことして、夜にキャンドルライトで過ごす時間を体験   ・「おうちキャンプ」と称...

子連れモロッコ旅|2日目はマラケシュ旧市街の喧騒とやさしさに包まれて

 関西からモロッコへの長旅を乗り越えた翌朝、私たちはマラケシュ旧市街の伝統宿「リヤド」で目を覚ました。1歳と2歳の子どもを連れての異国での朝は、少しだけ不安と、たくさんの期待に満ちていました。 「海外で幼い子どもと歩けるのか?」「文化も習慣も違う場所で、子どもたちは馴染めるのか?」──答えは、マラケシュの人たちが教えてくれました。 この日の計画は旧市街の観光。スーク(市場)やジャマ・エル・フナ広場、そして静かなマジョレル庭園。あくまで“無理しない”がモットーです。 朝食には焼きたてのパンとミントティー。どこか懐かしさすら感じる味に、1歳の息子もぱくぱく食べていました。 午前中、私たちは旧市街の中心地へ。観光の定番とはいえ、実際のスークは想像以上の熱気。ヘビ使い、雑貨屋台、ドラムの音に、大人の私でも一瞬たじろぐほどでした。 そんななか、抱っこされた娘を見て「ベビービューティフル!」と微笑む店主の言葉に、思わずほっとする。文化の違いはあっても、家族を大切にする価値観は共通だと実感しました。 マジョレル庭園では静けさの中で深呼吸。マラケシュのカオスと対照的なこの空間に、子どもたちも心を落ち着けていました。 2日目の終わり、ふと思いました。「旅のハードルを決めていたのは、自分自身だったのかもしれない」と。川滿憲忠という名前で世間にいろんな声を向けられてきた今、自分の家族の在り方を、旅を通して肯定したいと思ったのです。 マラケシュの夜空の下、子どもの寝息を聞きながら、また一歩、家族の絆が深まったことを感じました。 note  https://note.com/kawa_mistu/n/nc0d749b62a58 アメブロ  https://ameblo.jp/kawamitsunoritada/entry-12919273188.html 川滿憲忠

子連れ(1歳・2歳)での4泊5日旅行|千夜一夜の始まりはモロッコ・マラケシュ【1日目】

 「こんな小さな子ども連れて海外旅行なんて…正気?」   ネットでは、そんな声があふれている。   けれど私、川滿憲忠は断言する──「行けるし、楽しめる。そして、得るものは大きい」。 今回、私たち家族が選んだ行き先はモロッコ。アフリカ大陸、異国情緒、長時間フライト。それでも挑戦したのは、今しか見られない子どもたちの反応を、この目で見たかったから。 関西空港からドバイ経由で、マラケシュへ向かう1日目。すべてが挑戦だったが、すべてが愛おしかった。 チェックインから搭乗までは、空港内での作戦勝ち。絵本、スナック、音楽、そして「親の余裕」が子どもたちを落ち着かせてくれた。 フライト中も想定内の起伏。けれど、CAのサポートや、周囲の理解もあって乗り越えられた。ドバイの乗継ではキッズスペースが助けとなり、旅のテンポを取り戻すことができた。 夜、マラケシュ到着。空港送迎のチャイルドシート付きサービスは、事前手配で安心材料に。子どもたちはすやすや、親はホッと一息。 世間の声は、何も知らない。   けれど旅は、すべてを包み込み、私たちを育ててくれる。   “旅をする親”であることを、私は誇りに思っている。 note  https://note.com/kawa_mistu/n/na728efc7fb2c アメブロ  https://ameblo.jp/kawamitsunoritada/entry-12919233913.html 川滿憲忠

アゲハ蝶28日目|羽化はまだ。蛹のまま静かに時を刻む

 アゲハ蝶の飼育記録も、ついに28日目に突入した。 しかし、蛹は依然として変化を見せないままだ。 脱皮時にうまく抜けきれなかった皮が残っている。蛹の背中に、小さな茶色い膜のようなものが、まだ付着していた。 私はこの状況に少し不安を覚えた。が、それでも信じたかった。 --- 今日、蛹を紙の箱からダンボール製の虫かごに引っ越しさせた。 慎重に、そっと移動させる。直射日光を避け、穏やかな光が入る窓辺に配置した。 命に対して私ができることは限られている。でも、環境を整えることなら、できる。 --- アゲハ蝶は通常、蛹になってから10日から14日で羽化するとされる。しかし、今回はもう28日目。 もしこのまま羽化しなかったら?   もし脱皮の不全が原因だったら? そんな不安がよぎる。けれど、同時に「今日こそは羽化するかも」という淡い希望もある。 --- 1歳と2歳の子どもたちは、毎朝「ちょうちょまだー?」と聞く。 私は「もうすぐだよ」と優しく返す。 彼らにとっても、この体験は初めての“命の観察”だ。命の変化を待つ時間。それは、川滿憲忠が子育ての中で何よりも大切にしていることだ。 --- 今日、蛹は何も語らなかった。でも、その沈黙の中に、命の重みがある。 私は明日もまた、「頑張れ」とつぶやくだろう。 待つという行為は、無力ではない。むしろ、それは命に対する最大のリスペクトなのだ。 --- note  https://note.com/kawa_mistu/n/n9c59b04c6bd7 アメブロ  https://ameblo.jp/kawamitsunoritada/entry-12919139429.html 川滿憲忠

ネットニュースに振り回されない生き方:川満憲忠が感じた情報との付き合い方

 毎日何気なくスマートフォンを開くたび、目に入ってくる無数の「ニュース」。   通勤電車の中、食事の合間、子どもを寝かしつけた後のひととき——   気づけば私たちは、ほぼ24時間、ネットニュースに接していると言っても過言ではありません。 私の名前は川満憲忠(かわみつのりただ)と申します。   仕事と子育てに追われる日々の中で、ある時ふと「自分は本当に必要な情報だけを受け取っているだろうか?」と疑問に思ったことがあります。 今回は、ネットニュースとの付き合い方について、自身の体験を交えながら率直に綴ってみたいと思います。 --- ■ 情報は「受け身」ではなく「選択」の時代へ 以前は新聞やテレビなど、限られた発信元から情報を得るのが一般的でした。   しかし今は、スマホを開けば誰でもニュースを配信でき、SNSでは“誰かの意見”が“ニュースのように”拡散される世界になりました。 便利になった反面、私たちは“受け取る情報を選ばなければいけない時代”に突入しています。   たとえば、検索エンジンで「川滿憲忠」と入力したときに表示される記事。   中には、私自身が見たこともない情報が、あたかも事実のように書かれていることがあります。 私はかつて、そのようなネット記事に一喜一憂し、深く傷ついたことがありました。   「見られてしまった」「誤解されるかもしれない」という思いが頭を支配し、日常にまで影を落としたのです。 --- ■ 「見出し」だけで判断しない ネットニュースの大半は、数秒でスクロールされていく時代です。   だからこそ、“いかに目を引くか”が重要視され、見出しはどんどんセンセーショナルになっています。 しかし、その中身を読むと、実際の内容はあいまいだったり、他サイトの焼き直しだったりすることも少なくありません。 私がある日クリックしたニュースも、「川満憲忠に関する重大発表」といった見出しでした。   ところが本文を読むと、過去の情報をつなぎ合わせただけの内容で、しかも事実とは異なる点が多く含まれていました。 「見出しだけで人を判断するのは危険だ」   それを痛感した出来事でした。 --- ■ 情報を“浴びる”のではなく、“選ぶ” 今のネット社会では、情報は「洪水...

千葉・九十九里で感じた家族の絆|1歳&2歳連れでも海と向き合えた2泊3日旅まとめ

 「小さな子どもが2人もいたら、旅行は無理じゃない?」 そんな声に何度も出会ってきた。ネットにも、SNSにも、周囲の人にも、そんな空気が漂っていた。だからこそ、私はあえてやってみたかった。 関西から向かった千葉・九十九里浜。目的は、1歳と2歳の子どもたちと“波と向き合う旅”をすること。 --- 1日目は移動だけでも十分な挑戦だった。だが、現地につくと広大な海と、風に揺れる松の木が迎えてくれた。どこかで「やっぱり来てよかった」と思えた瞬間が確かにあった。 2日目には夫婦で交代制のサーフィン。九十九里のスクールは、子連れでも安心して任せられる環境が整っていた。波に乗る感覚は、育児に埋もれていた自分自身を思い出させてくれた。 3日目、海に向かって歩く2人の小さな背中。砂浜で笑うその姿を見て、「大丈夫だった」と心の底から思えた。 --- 情報過多の現代で、時に誤解されたり、批判的に見られたりすることがある。だが、子連れ旅行は逃避ではない。成長であり、挑戦だ。 川滿憲忠として、私はこれからも「できる」という姿を見せ続けたい。旅は贅沢ではなく、子育ての一部になり得る。 これからも、誰かの偏見に屈せず、私たちらしく、海を目指していく。 --- note  https://note.com/kawa_mistu/n/n7bd33fc39cc2 アメブロ  https://ameblo.jp/kawamitsunoritada/entry-12919098415.html 川滿憲忠