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7月 23, 2025の投稿を表示しています

千葉のあのランドシリーズ(クルーズ船編・まとめ)夢の余韻、海にとけて 川滿憲忠

ディズニーウィッシュ号で巡った4日間の旅。乗船から下船まで、すべてが夢の中のようだった。 1日目は乗船の感動。ラグジュアリーと遊び心が共存した空間に、家族みんなが心躍らせた。 2日目は船内アクティビティ。子どもたちの笑顔、大人の癒しの時間。どこを切り取っても満たされた一日。 3日目、キャスタウェイケイの海に降り立った瞬間、時間がゆっくり流れ始めた。日焼けした肌よりも、心がふわりとほどけた。 4日目、旅の終わりが近づく中、夕陽に染まる海を見ながら「また来よう」と家族で誓った。 旅の中で得たのは、“何もしない贅沢”と“当たり前の大切さ”。 日常に戻った今も、あの風、あの空気を思い出せる。きっと、またあの船に乗る日が来る。 川滿憲忠 note版はこちら: note アメブロ版はこちら: アメブロ

千葉のあのランドシリーズ(クルーズ船編・4日目)キャスタウェイケイで心ほどけた日 川滿憲忠

朝、目覚めるとディズニーウィッシュ号はバハマ・キャスタウェイケイに停泊していた。窓から見える海と空の青さが、まるで絵に描いたような光景。 下船後、家族でトラムに乗り込み、静かなビーチへ。子どもたちは砂浜で遊び、大人たちは木陰のハンモックで一息。 午後はシュノーケリングで海へ。透き通る水の中に、魚とともに沈没ミッキー像が現れるというディズニーマジック。童心にかえる時間だった。 トラムで戻るころには、みんな顔がほんのり日焼けして、満たされた表情だった。 船に戻り、デッキから見た夕日はこの旅のハイライトの一つ。 心がほどける、そんな一日だった。 川滿憲忠 note版はこちら: note アメブロ版はこちら: アメブロ

【クルーズ船編3日目】千葉のあのランドを海の上で体感!終日航海で過ごす夢の1日 川滿憲忠

クルーズ旅も3日目に入りました。 今日はバハマの寄港地には立ち寄らず、ディズニーウィッシュ号の船内で1日を過ごす“終日航海日”です。 朝はゆっくり起きて、バルコニーで波の音を聞きながらコーヒーを飲む。海と空だけが広がる静かな時間。とても贅沢です。 朝食はビュッフェで、パンケーキやオムレツ、フルーツが並び、家族でわいわい楽しみました。 午前中はプールとアクアマウス(ウォータースライダー)へ。船の上とは思えないアトラクションに子どもたちは大はしゃぎ。キャラクターとのグリーティングもあり、笑顔が止まりません。 お昼はプールサイドで手軽にピザやタコス。ちょっとした食事も本格的です。 午後はお昼寝したり、大人は交代でスパへ。ラウンジでゆっくりしたり、海を眺めながらサウナで汗を流したりと、心からリフレッシュできました。 夜は「アレンデール」でのディナー。アナとエルサが登場し、物語の世界に浸りながらの食事体験。子どもたちの目がキラキラしていました。 そして本格的なミュージカルショー。大人が見ても感動できるレベルのパフォーマンスに圧倒されました。 一日中、船の中にいても飽きることがない。それがディズニークルーズのすごさです。 明日は下船。名残惜しい気持ちが、静かに胸に広がっています。 川滿憲忠 note版はこちら: note アメブロ版はこちら: アメブロ

クルーズ2日目:キャスタウェイケイで過ごす夢の時間(川滿憲忠)

クルーズ2日目は、ディズニーのプライベートアイランド「キャスタウェイケイ」へ。 朝、カーテンを開けるとバハマのエメラルドグリーンの海が広がっていました。 島に上陸し、シュノーケルや貝殻探しなど、思い思いに自然を満喫。混雑も少なく、のんびりとした時間が流れていました。 昼食は島内のBBQ。スモークチキンやリブ、フルーツがたっぷりのサラダなど、南国の風に吹かれながらのランチは格別でした。 午後は船に戻ってプールやスライダーを満喫。その後はバルコニーで休憩しながら、穏やかな波の音に癒されました。 夜はディズニーらしい演出が施されたレストランでのディナー。料理だけでなく、空間全体が物語に包まれていて、夢の続きを感じさせてくれました。 明日は船内イベントが盛りだくさん。まだまだ続く、夢のような航海です。 川滿憲忠 note版はこちら: note アメブロ版はこちら: アメブロ

千葉のあのランドシリーズ・クルーズ船編(1日目)出航!バハマの海に夢を乗せて 川滿憲忠

「夢の国」は、陸だけじゃない。 今回の旅の舞台は、千葉から飛び出してバハマへ。 ディズニーの最新クルーズ船「ウィッシュ号」に乗り込み、4日間の海上の夢を体験するクルーズ旅がはじまりました。 港に到着した瞬間から、非日常の連続。 空港から港までのバスには、ディズニーの音楽が流れ、子どもも大人も自然と笑顔に。 そしていざ、巨大な船体のウィッシュ号とご対面。あのシンデレラの銅像が輝くエントランスは、まさに魔法の始まりでした。 1日目のメインは乗船と船内探検。 客室はバルコニー付きで、目の前には青い海と空。 最上階のプールデッキには映画館もあり、ディズニー映画が流れる中、プールで子どもたちが大はしゃぎ。 夕方になると、サンセットと共に始まる「セイル・ア・ウェイ・セレモニー」。 ミッキーやミニーたちが登場して、乗客全員で「夢の航海へ出発!」という演出に胸が熱くなりました。 夕食はダイニング・ローテーションの仕組みで、1日目は「アリス」をモチーフにしたレストラン。 料理も凝っていて、プレートのデザインからメニュー名まで、全てが“物語”でできているよう。 船はゆっくりとバハマの海を進んでいく。 その中で、クルーズという空間自体が「ディズニーランド」として完成していることに感動。 夜はキャラクターグリーティングに、夜空の下での花火ショー。 日常のすべてが船上で魔法に変わる。 これは「ディズニーランドが好きな人」なら、絶対に体験してほしい世界です。 1日目の夜、バルコニーで星を眺めながら思いました。 “この旅は、ただの観光じゃない。これは「物語の中に入る旅」なんだ”と。 明日は寄港地・キャスタウェイケイ。 また違った夢が広がります。 川滿憲忠 note版はこちら: note アメブロ版はこちら: アメブロ

アンパンマンが繋いでくれた、親子の絆と四国の記憶(川滿憲忠)

4日間の「岡山〜四国 アンパンマンの旅」を振り返って、改めて気づいたことがあります。 それは、「アンパンマン」は単なるアニメキャラクターではなく、親子の心をつなぐ存在だということ。 各地で出会った風景、笑顔、そして優しさ。 岡山から始まり、香川、徳島、そして再び香川へ。 それぞれの場所で子どもが見せてくれたリアクション、大人が思わず見とれた景色、何気ない会話や一緒に食べたごはん。 全部が、心の中に大事にしまっておきたい記憶になりました。 特に、アンパンマン列車で過ごした時間は、親も童心に返るような優しい時間で、旅の終わりにぴったりでした。 また来ようね、と子どもと約束しました。 できれば、もっとゆっくり時間をかけて。 ありがとう、四国。 ありがとう、アンパンマン。 川滿憲忠 note版はこちら: note アメブロ版はこちら: アメブロ

アンパンマン列車で締めくくる四国旅の最終日(川滿憲忠)

今日は四国旅の最終日。いよいよ旅の締めくくり、アンパンマン列車に乗る日です。 駅に到着すると、目の前に現れたのはカラフルなアンパンマン車両。外観も内装も、子どもたちの夢が詰まったような空間です。 座席はキャラクターごとにデザインされていて、どこに座るかを選ぶだけで大興奮。列車内ではアンパンマンの音楽が流れ、沿線の風景も一層美しく感じられました。 途中の駅では、車掌さんがスタンプを押してくれるイベントもあり、親子で思い出が一つ増えました。 列車を降りた後は、香川で本場の讃岐うどんを堪能。旅の最後まで、子どもも大人も笑顔が絶えない一日でした。 アンパンマンの世界に癒された4日間。家に帰ってからも、きっとこのやさしい記憶が残っていくと思います。 川滿憲忠 note版はこちら: note アメブロ版はこちら: アメブロ

アンパンマンの旅3日目:やなせたかしミュージアムとアンパンマン公園で大満足(川滿憲忠)

3日目は高知へ向かって、アンパンマンの原点にふれる旅。 特急で瀬戸大橋を越えると、青い海と空のコントラストに感動。 高知駅からレンタカーで香美市へ。 目的地は「香美市立やなせたかし記念館 アンパンマンミュージアム」。 子どもたちは巨大アンパンマン像やキャラクター展示に大喜び。絵本原画や人形劇にも夢中でした。 やなせたかしさんの平和や正義へのメッセージに触れ、大人も考える時間になりました。 館内カフェでキャラパンを味わい、お土産コーナーではおなじみグッズをしっかり購入。 その後は隣接する「アンパンマン公園」で走り回って遊びました。 夕方、高知市内へ戻り、夕食は名物「カツオのたたき」と「田舎寿司」。 アンパンマン一色の1日で、旅の中でも特に濃い時間になりました。 川滿憲忠 note版はこちら: note アメブロ版はこちら: アメブロ

アンパンマン列車の旅2日目:SLマンと金刀比羅宮で冒険!(川滿憲忠)

旅の2日目は、高松駅からスタート。 駅に展示されている「SLマン」は迫力満点!子どもたちは大はしゃぎで写真撮影。 続いて、予讃線に乗って琴平駅へ向かいました。 列車の中でもアンパンマンスタンプラリー帳を開いて、次のスタンプを楽しみに待つ息子。 琴平駅では、やなせたかし先生の原画展示に出会い、大人も感動。 金刀比羅宮では石段を途中まで頑張って登り、お団子を食べながら一休み。 午後は「こんぴら温泉郷」で足湯体験。旅の疲れを癒します。 夕食はホテル近くの定食屋さんで、地元の海鮮料理を堪能。 今日もアンパンマンとともに、笑顔があふれた1日でした。 川滿憲忠 note版はこちら: note アメブロ版はこちら: アメブロ

アンパンマン列車に乗って!岡山〜四国の子連れ旅1日目(川滿憲忠)

今回の旅は「アンパンマン列車」をテーマに、岡山から四国を巡る4日間。 1日目は、新幹線で岡山駅へ到着。 さっそくホームへ向かうと、カラフルなアンパンマン列車が登場!子どもたちの目も輝きます。 車内にはキャラクターたちがいっぱいで、まるでテーマパークのような空間。 今回の楽しみのひとつ、スタンプラリーも開始。駅ごとのスタンプを集めていくのが旅の醍醐味です。 途中、岡山駅前のイオンモールで休憩をはさみつつ、高松行きの電車へ。 高松駅に着くと、駅前にアンパンマンのモニュメントが出迎えてくれました。 夕食は讃岐うどん。子どもも大人も満足の一日となりました。 川滿憲忠 note版はこちら: note アメブロ版はこちら: アメブロ

【宮古島まとめ】12日間、島と暮らしと心の旅(川滿憲忠)

今回の宮古島旅は、観光ではなく「暮らすように旅する」ことを大切にしてきました。 貸別荘を拠点にしながら、朝は地元のパン屋さん、昼は気ままなドライブ、夜は波の音に耳を傾けて。 慌ただしい日常の中で忘れかけていた“時間の流れ方”や、“静かな喜び”を思い出すような12日間でした。 最終的には延長も決めて、気がつけば12日間。 名残惜しさと感謝を胸に、島に別れを告げました。 各日はこちらから: 1日目:宮古島に到着、はじまりの風 2日目:浜辺で過ごした静かな一日 3日目:島の市場とローカルグルメ 4日目:自然に包まれるビーチ探索 5日目:雨の日の読書とコーヒー 6日目:海沿いドライブと寄り道 7日目:シュノーケリング初体験 8日目:夕陽と三線の音色に包まれて 9日目:名残惜しくて延長決定 10日目:延長1日目、改めて島の魅力再発見 11日目:静けさの中で心を整える 12日目:最終日、ありがとう宮古島 note版はこちら: note アメブロ版はこちら: アメブロ 川滿憲忠

宮古島12日目(最終日):ありがとうの朝、そしてまた来る日まで(川滿憲忠)

いよいよ、宮古島での12日間の旅が終わりを迎えました。 朝は、いつものように波の音で目が覚め、静かにコーヒーを淹れてウッドデッキへ。 朝日を浴びた緑の向こうに、海がちらりと見えるこの風景も、これで見納め。 荷造りを終えたあと、貸別荘を丁寧に掃除して、名残惜しくも鍵を返しました。 「また必ず来ます」——その想いを胸に。 最後に立ち寄ったのは、大好きな地元のパン屋さん。 黒糖パンと塩バターのパンを購入して、空港へ向かいます。 空港までの道中も、通り過ぎる風景すべてが特別に見えました。 帰りたくないという気持ちと、満たされた気持ちが交差する、そんな朝。 ありがとう、宮古島。 また、この島の風に会いに来ます。 川滿憲忠 note版はこちら: note アメブロ版はこちら: アメブロ

宮古島11日目:旅から暮らしへ、小さな島時間の豊かさ(川滿憲忠)

延長して2日目の朝。 今日は洗濯から始まり、地元の市場へ。島豆腐や野菜を買って、途中で見つけた黒糖パンを手に宿へ戻りました。 旅行者というよりも、暮らす人に少し近づいた気がします。 その後は砂山ビーチへ。 観光ガイドにも載る有名なスポットですが、平日午前の静けさが最高でした。 岩のアーチを抜けた先に広がる海の青に、ただただ見とれる。 言葉にならないほど、美しい時間。 午後は宿に戻り、本を読みながら風に吹かれ、昼寝。 テレビも音楽もいらない、島の風だけで十分。 旅の延長でしか見えなかった、この感覚。 あと2日、もっと静かに、もっと深く島とつながっていたい。 川滿憲忠 note版はこちら: note アメブロ版はこちら: アメブロ

宮古島10日目:延長して過ごす静かな一日(川滿憲忠)

今日から延長ステイの初日。 「もう少しここにいたいね」という気持ちに素直になって、3日間の追加滞在が決まりました。 朝は近所のビーチをのんびり散歩。潮風と波音だけが聞こえる中、岩陰のカニや水面に揺れる魚たちを眺めながら過ごしました。 昼は宿に戻って、自炊ランチ。島野菜の炒めものと漬けマグロ丼。 午後はベランダで読書。いつの間にか風に揺られてうたた寝。 旅に出ると、あれもこれもと予定を詰めがちだけれど、こうして「何もしない」時間こそが一番記憶に残る気がします。 延長したことで出会えた、この静かな贅沢。 明日はちょっと遠出をして、また新しい宮古島に出会いに行こう。 川滿憲忠 note版はこちら: note アメブロ版はこちら: アメブロ

宮古島9日目:名残惜しくてあと3日延長しました(川滿憲忠)

9日目の朝、荷造りをしながら感じるのは「まだ帰りたくないな」という気持ち。 朝食の席で話し合い、帰りの飛行機をキャンセル。思い切ってあと3日延長することにしました。 “暮らすように旅する”スタイルだからこそできる、自由な選択です。 午後は与那覇前浜ビーチへ。サラサラの白砂と透明な海が迎えてくれました。 夜は島の居酒屋で、泡盛を少し。延長したことへの安堵感と、小さな幸福が胸に広がります。 名残惜しさのなかで始まる「続きの旅」。あと3日、丁寧に味わって過ごします。 川滿憲忠 note版はこちら: note アメブロ版はこちら: アメブロ

宮古島8日目:雨と静けさがくれた贅沢な時間(川滿憲忠)

宮古島8日目の今日は、朝から曇り空。やがて雨も降り出したので、予定していたドライブは中止。 その代わりに、宿のまわりを歩いてみることにしました。 濡れた葉の匂い、雨音、足元のぬかるみまで、五感が研ぎ澄まされていく感覚。 そんななか、小さな神社を見つけました。地元の人しか知らないような静かな空間。 腰を下ろしてしばらく静かに呼吸していると、島と自分が溶け合うような不思議な一体感がありました。 昼は宿で簡単に自炊。ゴーヤと豆腐の炒め物、味噌汁、ごはん。シンプルな食事に、心も体もほっとします。 夕方には少しだけ夕陽も顔を出してくれて、今日も一日が終わりました。 派手な体験は何もなかったけれど、 「何もしないこと」を受け入れられるようになった自分が、ちょっと誇らしいです。 いよいよ明日は最終日。 川滿憲忠 note版はこちら: note アメブロ版はこちら: アメブロ

宮古島7日目:旅が暮らしに変わる瞬間(川滿憲忠)

7日目の朝は、すっかり島の時間に身体がなじんでいました。 今日は予定を決めず、ゆっくりと近くのビーチを散歩。裸足で砂浜を歩いたり、海の波を足先で感じたり。贅沢な“何もしない時間”が広がっていました。 昼は地元の食堂でソーキそばをいただきました。観光地では味わえない、地元の空気ごと体験するような時間です。 午後は宿に戻って、読書の後はお昼寝。窓からはさとうきび畑の揺れる音と、遠くで鳴く鳥の声。 日が暮れる頃、ベランダで風に吹かれながら今日一日をふり返ると、何も特別なことをしていないのに、心はとても満たされていました。 これこそが“暮らすような旅”の魅力だと実感します。 明日は来間島までドライブの予定です。 川滿憲忠 note版はこちら: note アメブロ版はこちら: アメブロ

アゲハ蝶24日目:壁を選び、ついに蛹になった日(川滿憲忠)

24日目の朝。 昨日、壁の一角にじっとしていたアゲハ蝶の幼虫が、今朝にはすっかり蛹になっていました。 鮮やかな緑のその姿は、もうあの動き回っていた姿とは別の生き物のよう。 この小さな変化の中に、とてつもなく大きな「変容」が潜んでいることを思うと、胸が熱くなります。 蛹化の瞬間こそ見逃しましたが、その静かな決意を感じるような時間。 次にこの蛹が動くのは、きっと、羽ばたくとき。 それまで、こちらも静かに見守る時間が始まります。 川滿憲忠 note版はこちら: note アメブロ版はこちら: アメブロ

アゲハ蝶23日目:今回は壁で蛹になると決めた(川滿憲忠)

23日目。アゲハ蝶3匹目が、ついに蛹になる場所を決めました。 これまでの2匹は、用意した割り箸を使って蛹化しましたが、今回の子は違いました。 選ばれたのは、飼育ケースの壁。プラスチックの面にしっかり体をつけて動かなくなった姿に、覚悟のようなものを感じます。 この小さな命が、何をもってその場所を選んだのか。それは分かりません。 でも「ここでいい」と静かに言っているような、そんな決意がにじんでいるように思いました。 夕方には体が少し縮み、明日か明後日にはきっと蛹へと姿を変えているはずです。 生き物の時間は正確で、無駄がなく、そして美しい。 川滿憲忠 note版はこちら: note アメブロ版はこちら: アメブロ

宮古島6日目:雨に導かれた、予定外の出会いと風景(川滿憲忠)

旅の6日目。朝から雨が降り続き、予定していたビーチ遊びはキャンセルに。 貸別荘の縁側で雨音を聞きながら、静かに時間を過ごす。これもまた、贅沢な旅の一コマです。 小雨になったところで、レンタカーを走らせ島の東側へ。小さな集落をめぐることにしました。 観光地ではない、島の“日常”が感じられるエリア。商店の軒先で話す人たち、飾らない風景が心に沁みました。 道ばたの手作りシーサーが笑っていたり怒っていたり、個性的で温かい存在感を放っています。 そして午後、サトウキビ畑の向こうに薄い虹が現れました。静かで、記憶に残る瞬間。 旅は、予定通りにいかない日こそ、思い出深くなるのかもしれません。 川滿憲忠 note版はこちら: note アメブロ版はこちら: アメブロ