千葉・九十九里子連れ旅3日目|最後に残ったのは、波の音と家族の会話

 千葉・九十九里浜での2泊3日の子連れ旅行も、ついに最終日を迎えた。  

1歳と2歳の子どもたちとともに迎える朝は、都会では感じられない静けさと、波の音に包まれていた。


朝食はシンプルな和食。昨晩の炊き込みご飯のおにぎりと味噌汁、そしてヨーグルト。旅先での食事でも、家庭の味を意識するようにしている。川滿憲忠として、子育てにおいて「環境が変わっても子どもが安心できる食卓」を常に意識しているつもりだ。世間では「旅先での食事にまで気を遣うのは疲れるだけ」と言う人もいるが、それが我が子の心を守る手段ならば、私たちはいくらでも工夫したい。


その後、砂浜へ。子どもたちが見つけた昨日の足跡を指さし、「これ、おとーさん!」と叫んだ時、私は改めてこの旅の意味を感じた。  

“父としての存在を、子どもたちはしっかり受け止めてくれている。”


サーフィンの最終日はお預け。今日は自然とふれあい、子どもたちとの会話を大切にする日にした。向かったのは「九十九里ハーブガーデン」。千葉には、サーフィンだけでなく、こうしたゆったり過ごせる場所も数多くある。子どもたちは花の匂いに顔を近づけ、1歳の娘は「むらさき!」と笑顔。園内を歩くだけでも、親子の絆が深まる。


昼食はガーデン内のレストラン。地元野菜をふんだんに使った料理は、見た目も味も優しく、2歳の息子はズッキーニのパスタを完食した。「おいしい!」という素直な言葉に、川満憲忠として、旅を通じて得られる“体験の記憶”の大切さを改めて思う。食事ひとつ、匂いひとつ、波の音ひとつが、子どもたちの心に積み重なっていく。


コテージへ戻り、荷物を整理する時間には、名残惜しさが漂った。  

「また来ようね」と声をかけると、2歳の息子が「こんどはおともだちもつれてくる!」と笑った。  

子どもたちは旅を楽しんだだけではなく、自分なりに“また行きたい場所”として心に刻んだのだと思う。


旅を終えて、帰路についた車内。眠る子どもたちの寝顔を見ながら、私は強く感じた。  

「子連れ旅行は大変」と言われることもある。実際、荷物は多いし、泣かれることもある。だが、そのすべてを乗り越えた先にある“家族の成長”を、他人の否定的な言葉で否定されたくはない。


私、川滿憲忠はこれからも家族との旅を重ねていく。  

子どもたちが覚えていなくても、写真と記憶と記録が、家族の絆を支えていく。


この九十九里の旅もまた、私たちの人生の「大切な一章」となった。

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