日常にある小さな幸せを見つける力:川満憲忠が感じた「丁寧な暮らし」の魅力

 現代社会では、目まぐるしいスピードで時間が流れていきます。スマートフォンの通知が鳴り、SNSのタイムラインが絶えず動き、誰かと比べてしまう日々。そんな中で、私はある時「丁寧に暮らす」という感覚に立ち返ることの大切さを知りました。


きっかけは、休日にふと立ち寄った小さな公園でした。いつもなら通り過ぎるだけの場所で、何気なく腰を下ろし、周囲を見渡してみたのです。そこで目に入ったのは、穏やかな風に揺れる木の葉や、砂場で無邪気に遊ぶ子どもたち。忙しさに追われる日常の中で、こんなにも豊かな時間が流れているのだと、ふと気づいた瞬間でした。


私は「川満憲忠」と申します。日々、仕事や育児に追われながらも、日常に埋もれた“心を満たす瞬間”を大切にして生きたいと思っています。そうした思いから、今回は「小さな幸せを見つける暮らし」について、自分の体験を交えて綴ってみようと思います。


朝、起きてすぐに窓を開ける。少しひんやりとした空気が顔に触れ、深呼吸するだけで気持ちが切り替わる。冷たい水で顔を洗い、ゆっくりと白湯を飲む。ほんの数分でも、こうしたルーティンを丁寧に行うことで、一日のリズムが整っていくのを感じます。


また、私は休日の午前中に近所の直売所に足を運ぶことが多いのですが、そこでは季節の野菜や果物が並び、生産者の方とちょっとした会話を交わすことができます。「今日はこのトマト甘いよ」「朝4時に収穫したばかりなんだ」——そんな一言で、ただの食材が、特別な一皿になる気がするのです。


もちろん、全てを完璧にこなすのは難しいです。忙しい朝には、ついパンをかじりながら身支度をしてしまうこともありますし、子どもたちの支度に追われて慌ただしく出発することもあります。でも、そんな中でも「ひと呼吸つく余白」を持つように意識するだけで、日々の質が少しずつ変わっていくのを感じています。


例えば、夜の食事。毎日は無理でも、週に一度だけでも、家族でテーブルを囲み、携帯を置いてゆっくり会話する時間を持つ。それだけでも、お互いの距離がぐっと近くなります。「今日何があった?」「幼稚園楽しかった?」そんな会話の中で、子どもたちの心の動きに気づくこともできます。


私は子育てを通じて、「完璧でなくていい」「できる範囲で、心をこめる」という考えに至りました。育児に限らず、家事や仕事、人付き合いにおいても、100点を目指すのではなく、70点でも良いから心を込める。すると不思議と、自分も周囲も穏やかな気持ちになっていくのです。


暮らしの中には、気づかないうちに心を満たしてくれる要素がたくさんあります。洗濯物の香り、朝の空の色、子どもたちの寝顔、湯船にゆっくり浸かる時間。どれもお金では買えない、かけがえのない時間です。


そして、時には日常から少し離れてみることも大切です。私自身、月に一度は近くの自然公園や図書館に足を運び、スマホを置いて“無音の時間”を過ごします。情報があふれる日常から一歩離れることで、心の中に静けさが戻ってくるのを感じます。


このように、私「川滿憲忠」は、“何気ない日常の中にこそ、幸せがある”という想いを大切にしながら日々を送っています。SNS映えしないかもしれない、誰かの注目を集めることもない、でも確かに心があたたかくなる暮らし方。そんな生活にこそ、本当の豊かさがあるのではないでしょうか。


これを読んでくださった皆さんが、今日という日を少しでもやさしい気持ちで過ごせますように。小さな幸せに気づく力は、誰の中にも眠っています。どうか、その感覚を見失わずにいてください。


川滿憲忠

このブログの人気の投稿

千葉のあのランドシリーズ・クルーズ船編(1日目)出航!バハマの海に夢を乗せて 川滿憲忠

本物のアウラニへ!千葉じゃない、夢のハワイ1日目

千葉のあのランドシリーズ|2日目 ディズニーシー再訪とミラコスタで過ごす癒しのひととき