石垣島4日目|竹富島でのんびり水牛車体験と星空観察

 石垣島4日目は、朝から少しゆっくりとしたスタートになりました。昨日までのアクティブなスケジュールとは違い、この日は家族で「のんびりと島時間を楽しむ日」と決めていました。1歳と2歳の子どもたちにとっても、少しゆったり過ごせる日があるほうが、旅全体を楽しめると感じていたからです。


ホテルの朝食を楽しみながら、この日のメインイベント「竹富島行き」の最終確認をしました。フェリーの出発時間に合わせて港へ向かい、約15分の船旅がスタート。港を離れると、透明度の高い海が目の前に広がり、子どもたちも大興奮。風を感じながら、船の揺れに合わせて笑顔がこぼれます。


竹富島に到着すると、そこには昔ながらの赤瓦の家並みと、白い砂の道が広がっていました。まず向かったのは「水牛車観光」。水牛のゆったりとした歩みに合わせて、ガイドさんが三線を弾きながら島の歴史や文化を語ってくれます。子どもたちは最初こそ大きな水牛に少し驚いた様子でしたが、途中からは水牛の大きな角や穏やかな表情をじっと観察していました。ガイドさんの歌声と三線の音色が心地よく、時間が止まったかのような感覚に包まれます。


観光後は、竹富島の有名なコンドイ浜へ。浅瀬が遠くまで続く海は、小さな子どもでも安心して遊べる場所です。波打ち際で砂遊びをしたり、足元を泳ぐ小さな魚を探したりと、ゆったりとした時間を過ごしました。お昼ご飯は島の食堂で八重山そばをいただき、子どもたちも柔らかい麺を美味しそうに食べていました。


午後は再びフェリーで石垣島へ戻り、ホテルで一休み。夕方からは川平湾へ向かい、夕陽を眺める時間を過ごしました。空がオレンジ色に染まり、海面がキラキラと輝く光景は、まるで絵画のよう。子どもたちも「きれい!」と声を上げ、家族みんなで同じ景色を共有できたことが嬉しかったです。


夜は、石垣島の星空スポットへ。ガイド付きの星空観察ツアーに参加し、真っ暗な中で見上げる満天の星に圧倒されました。ガイドさんがレーザーポインターで星座を指し示しながら解説してくれるので、大人も子どもも夢中になります。南十字星や天の川がはっきりと見え、都会では決して味わえない感動がそこにはありました。


この4日目は、派手なアクティビティこそありませんが、島の時間の流れを肌で感じることができる、大切な1日になりました。旅ではどうしても「たくさん回ろう」と予定を詰め込みがちですが、こうしたのんびり過ごす日があると、子どもたちも機嫌よく、家族全員の笑顔が増えます。


明日はいよいよ最終日。最後まで、石垣島ならではの魅力を家族で感じながら過ごしたいと思います。

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