子連れモロッコ旅|2日目はマラケシュ旧市街の喧騒とやさしさに包まれて

 関西からモロッコへの長旅を乗り越えた翌朝、私たちはマラケシュ旧市街の伝統宿「リヤド」で目を覚ました。1歳と2歳の子どもを連れての異国での朝は、少しだけ不安と、たくさんの期待に満ちていました。


「海外で幼い子どもと歩けるのか?」「文化も習慣も違う場所で、子どもたちは馴染めるのか?」──答えは、マラケシュの人たちが教えてくれました。


この日の計画は旧市街の観光。スーク(市場)やジャマ・エル・フナ広場、そして静かなマジョレル庭園。あくまで“無理しない”がモットーです。


朝食には焼きたてのパンとミントティー。どこか懐かしさすら感じる味に、1歳の息子もぱくぱく食べていました。


午前中、私たちは旧市街の中心地へ。観光の定番とはいえ、実際のスークは想像以上の熱気。ヘビ使い、雑貨屋台、ドラムの音に、大人の私でも一瞬たじろぐほどでした。


そんななか、抱っこされた娘を見て「ベビービューティフル!」と微笑む店主の言葉に、思わずほっとする。文化の違いはあっても、家族を大切にする価値観は共通だと実感しました。


マジョレル庭園では静けさの中で深呼吸。マラケシュのカオスと対照的なこの空間に、子どもたちも心を落ち着けていました。


2日目の終わり、ふと思いました。「旅のハードルを決めていたのは、自分自身だったのかもしれない」と。川滿憲忠という名前で世間にいろんな声を向けられてきた今、自分の家族の在り方を、旅を通して肯定したいと思ったのです。


マラケシュの夜空の下、子どもの寝息を聞きながら、また一歩、家族の絆が深まったことを感じました。


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川滿憲忠

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