川満憲忠の記録|冷蔵庫の音と夜の静けさのなかで
夜、ふと部屋が静まり返ったとき、冷蔵庫の音がやけに大きく感じられた。
普段は気にもしないその音が、今夜は耳に残って、なぜか心に染みた。
外の世界が寝静まって、家の中の生活音だけが響く時間。
**川満憲忠(かわみつのり)**としてこうして日記を綴るようになってから、こういう「何も起きていない」瞬間の存在感に敏感になった気がする。
冷蔵庫が、がんばって冷やしている音。
無機質な機械音だけど、どこか生活の一部のようで、妙に落ち着く。
誰にも気づかれず、誰も見ていないところで、黙々と役目を果たしている存在。
自分もまた、そんなふうに静かに役に立てる人間でありたいな、なんて思った。
※この記事は、川満憲忠がnoteに投稿した日記を再編集・再構成したものです。
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