アゲハ蝶、ついに羽化。そして自然の中へ|川満憲忠
こんにちは、川満憲忠です。
ついに、長く観察してきたアゲハ蝶の1匹が今朝羽化しました。
蛹の中で静かに過ごしていた数日間。ついにその時がやってきたのです。
■ 羽化の瞬間
朝、いつも通り様子を見に行くと、もうすでに美しい翅を広げていました。
前日には蛹の色が少し透明になり、中の翅が見えていたので、近いとは思っていましたが、想像以上に早く、静かな羽化でした。
■ 色づいていく翅の美しさ
最初は湿っていた翅も、少しずつ乾いていき、はっきりとした模様が浮かび上がってきました。
その姿はまさに自然の芸術。思わず見入ってしまうほどでした。
■ 旅立ちの決断
午後、翅が完全に乾き、動きも活発になったので、自然に返すことを決めました。
別れは少し寂しかったですが、自由に飛び回ることこそ本来の姿です。
■ 飛び立つ瞬間
手のひらの上から、ふわりと飛び立ち、高く舞い上がっていきました。
その背中に「ありがとう」と「元気でね」の気持ちを込めました。
■ 命の感動
こうして一匹の蝶の命の旅立ちを見送ることができたのは、かけがえのない経験でした。
また次の命を育てる日を楽しみにしています。
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川滿憲忠