旅で見つけた、親子の新しい景色

家族で旅行に行くというのは、ただの“おでかけ”ではない。

普段とは違う景色、違う空気、違う匂い。 それを一緒に感じられるというだけで、特別な思い出になる。

今回訪れたのは、静かな温泉街。私が子どもの頃に親に連れていってもらった場所だ。 あの頃の記憶はもう薄れているけれど、どこか懐かしい雰囲気が残っていた。

道沿いに咲いていたアジサイを見て「きれいだね」と話しながら歩く。 温泉に入って「気持ちいいね」と顔を見合わせる。

こうした些細な会話が、日常ではなかなかできない。

旅館で食べた夕食は、どれも地元の食材が活かされたものばかり。 子どもは初めて食べるものに最初は戸惑っていたけれど、ひと口食べて「おいしい!」と目を輝かせた。

旅先で出会う味や音や人たちは、心に残る“記憶”として積み重なっていく。

夜は家族で布団を並べて寝た。 子どもが寝る直前に「明日も楽しみだね」と小さくつぶやいた。

この一言だけで、旅に来た意味があったと思えた。

旅先での経験は、大人にとっても子どもにとっても、心を耕してくれる。

次はどこへ行こう? また一緒に、違う風景を見に行こう。

川滿憲忠

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