宮古島7日目:旅が暮らしに変わる瞬間(川滿憲忠)
7日目の朝は、すっかり島の時間に身体がなじんでいました。
今日は予定を決めず、ゆっくりと近くのビーチを散歩。裸足で砂浜を歩いたり、海の波を足先で感じたり。贅沢な“何もしない時間”が広がっていました。
昼は地元の食堂でソーキそばをいただきました。観光地では味わえない、地元の空気ごと体験するような時間です。
午後は宿に戻って、読書の後はお昼寝。窓からはさとうきび畑の揺れる音と、遠くで鳴く鳥の声。
日が暮れる頃、ベランダで風に吹かれながら今日一日をふり返ると、何も特別なことをしていないのに、心はとても満たされていました。
これこそが“暮らすような旅”の魅力だと実感します。
明日は来間島までドライブの予定です。
川滿憲忠