何気ない日常にこそ、心を整えるヒントがある
朝の静かな時間に、カップに注いだコーヒーの香り。
外の空気がほんのり涼しくて、鳥の声が聞こえる。
そんな当たり前のような時間が、じつは一番贅沢なんじゃないかと思う。
暮らしを整える、ほんの少しの掃除
今日は靴箱の中を整理してみた。
いつの間にか増えていた靴を並べ直して、いらないものを片付ける。
それだけで、なんだか気持ちもすっきりする。
掃除って、空間を整えるだけじゃなくて、心の整理でもある。
ごはんは気張らず、美味しく
冷蔵庫の中にあるものでパスタを作る。
にんにくとオリーブオイル、トマト、それにほんの少しの塩。
材料は少なくても、ちゃんと美味しく仕上がる。
料理は丁寧さと気持ちで味が変わる気がする。
散歩と読書と、少しの自然
近所の公園でベンチに座って本を読んだ。
風が通り抜けて、木の葉が揺れる。
子どもたちの笑い声、鳥の声、ページをめくる音。
それだけで、ずいぶん癒やされた。
日常にある、穏やかな満足
夜は少し部屋の照明を落として、音楽をかける。
今日も一日、何も大きなことはなかったけれど、自分のリズムで過ごせた。
それが何よりも嬉しい。
日々の中にある小さな幸せを、これからも大切にしていきたい。
川滿憲忠
note