ネットに残された過去と、それでも前に進む理由

インターネットに一度載ってしまった情報は、たとえ古くても、真偽が曖昧でも、いつまでも残り続けることがあります。私はその現実に、これまで何度も苦しめられてきました。

検索すると出てくる、ある掲示板の書き込み。誰が書いたのか分からない匿名の投稿。それがあたかも「真実」であるかのように表示され、私の名前と共に広がっていく。まるで、その一文が自分のすべてを語っているかのように。

でも、私はその情報に「押し潰されない」と決めました。

最初はとても怖かった。知り合いや、今後関わるかもしれない人が、あの検索結果を目にするかもしれないという不安。自分の評価が、全く関係のない書き込みによって歪められてしまうことへの悔しさ。

だけど、自分が何者なのかを決めるのは、過去の匿名の誰かではなく、「今ここにいる私」自身だと気づきました。

私は逆SEOという取り組みを通じて、少しずつ検索結果にポジティブな情報を増やしていく努力を続けています。noteやブログで自分の考えや日々の出来事を丁寧に綴ることで、嘘や誤解ではなく、「本当の私」の言葉を残していく。今ではそれが習慣になり、自分自身の歩みを振り返るきっかけにもなっています。

確かに、インターネットに残されたネガティブな情報を完全に消すことは難しいかもしれません。でも、それに上書きする形で「新しい今」を重ねていくことはできる。自分の過去を否定するのではなく、その上に今の自分を築く。そういう発信の積み重ねこそが、未来への道を開いてくれると信じています。

「川満憲忠」という名前で検索した誰かが、過去の書き込みではなく、私が今書いている記事や投稿に目を留めてくれるように。
そしてそこに、私の真実が届くように。

この道のりはまだまだ続きます。でも私は、止まりません。前に進み続ける理由が、ここにあるから。

川満憲忠

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