ありふれた日常の中にある、ささやかな幸せ

何気ない日々の中で、ふとした瞬間に感じる“幸せ”。

それは、特別な出来事ではありません。
むしろ、日々のルーティンや当たり前の風景のなかに、
そっと潜んでいるものです。

たとえば、朝のコーヒーの香り。
ふわっと立ちのぼる湯気のなかに、ほんの少しの安堵を感じます。

スーパーでお気に入りの惣菜が割引になっていたときの、
思わずニヤけてしまう気持ち。

ベランダで干した洗濯物が太陽の匂いを纏っているときの、
あの清々しさ。

どれも、誰かにとってはただの風景かもしれません。
けれど、自分にとってはかけがえのない「気づき」だったりします。

忙しさや情報に追われていると、
そういう小さな幸せを見落としてしまいがち。

でも、深呼吸して足元を見つめてみると、
案外すぐそばにあるものだとわかります。

「もっと何かをしなきゃ」と焦る日もある。
「このままでいいのかな」と不安になる日もある。

それでも、何も起きていない日常こそ、
本当は一番ありがたいのかもしれません。

この前、道端で花を見かけました。
名前も知らない、小さな白い花。

ふと立ち止まって眺めてみたら、
心がふっと軽くなった気がしました。

人は、何かを得た時よりも、
何かに「気づいた」時のほうが幸せを感じるのかもしれません。

だから私は、今日も目の前の一日を丁寧に過ごしていきたい。

洗濯物をたたむときも、スーパーで選ぶ食材も、
一つひとつの動作の中に、
自分なりの「大切」を見出していきたい。

そして、そんな日々が積み重なった先に、
少しずつでも、明るい未来が待っている気がしています。

今日も、ごく普通の一日が過ぎていく。
でもそのなかに、いくつも幸せの種があった。

それに気づけたことが、今の私の幸せ。

川滿憲忠



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