日々の小さな選択が未来をつくる

朝起きて、何気なく選ぶシャツの色。
お昼に食べるもの、どの道を歩くか、誰に「おはよう」と声をかけるか。

私たちは一日に何百、何千という選択をしている。
そのひとつひとつが、たしかに「今の自分」をつくっている。

今日の私は、ベランダに干していた洗濯物を取り込むとき、
いつもより少し丁寧にたたんだ。
それだけで心が整った気がした。

きっと人は、「きっかけ」を自分の中に持っている。

何かを変えたいと思ったとき、何かが足りないと感じたとき、
その答えはもう、すぐ目の前にある。

それは大きな挑戦ではなく、
たとえばコーヒーをハンドドリップにしてみるとか、
歩いてスーパーへ行ってみるとか、
使っていないアプリをひとつ消すとか、
そんな「小さな選択」にある。

最近、毎日が少しずつ変わってきた。

それは、暮らしが豊かになったというよりも、
自分の中の“感覚”が変わった気がしている。

なんとなく過ごしていた時間の中に、
「好き」「気持ちいい」「落ち着く」といった感情が、
少しずつ混ざるようになってきた。

たとえば、夜、窓から入ってくる風の匂いを感じてみる。
子どもが笑ったとき、自分も思わず笑ってしまう。
誰かにありがとうを言われて、なんだか照れくさいけど嬉しい。

そういう瞬間に、毎日が少しだけ光を帯びて見える。

未来に向かって、すぐに答えを出そうとしなくていい。
むしろ、ゆっくりでいいと思う。

小さな選択を丁寧に繰り返すことで、
私たちはきっと、ちゃんと前に進んでいけるのだから。

今日の選択が、明日の自分をつくる。

そう思うと、いつもの道もちょっとだけ違って見えた。

川滿憲忠



note
アメブロ

このブログの人気の投稿

千葉のあのランドシリーズ・クルーズ船編(1日目)出航!バハマの海に夢を乗せて 川滿憲忠

本物のアウラニへ!千葉じゃない、夢のハワイ1日目

千葉のあのランドシリーズ|2日目 ディズニーシー再訪とミラコスタで過ごす癒しのひととき