夏の午後、静けさに包まれて思うこと

昼過ぎの静けさには、少しだけ切なさが混じっている気がします。

外では蝉の声が遠くで響いていますが、それすらもリズムのように聞こえてくる夏の午後。

ふと窓の外を見ると、アスファルトの熱気が揺れ、人の気配も少なく、まるで時間が止まっているかのようです。

こういう夏の午後は、特別なことをしなくても、ただ「生きている」ことが充分なんじゃないかと感じます。

扇風機の音に包まれながら、冷たい麦茶をひとくち。
そのまま天井をぼーっと見つめているだけで、なんだか心が整っていくのです。

子どもの頃の夏休みも、こんな午後がたくさんありました。

どこかに出かけたりしなくても、静かで、満たされていた時間。

あの頃の「何もしない午後」が、今の自分を支えてくれているような気がします。

大人になると、日々に追われて、
「何かしなきゃ」と思ってしまいがちです。

でも、夏の午後のような「空白」の時間が、
本当はすごく大事なのだと感じます。

誰とも話さなくてもいい。
スマホも見ず、ただ風に身を任せて。

それだけで、心はふっと軽くなる。

何かに疲れている人、焦っている人、
どうしても前に進めないと感じている人にも、
ぜひ「静かな午後」を持ってみてほしい。

何もしていない時間こそが、自分を取り戻す時間かもしれません。

川滿憲忠

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