見守りカメラが映す安心と葛藤
見守りカメラが映す安心と葛藤
最近、自宅に見守りカメラを設置しました。
目的は、仕事中や外出時の子どもの様子を確認するため。
「危ないことをしていないかな」「元気に過ごしているかな」と思うと、
少しでも見守れる手段があると安心です。
実際に導入してみると、予想以上に“日常”が映りこんできました。
お気に入りのぬいぐるみと遊んでいたり、
テレビに夢中になっていたり、
おやつをこっそり食べていたり。
それを見ていると、まるでそばにいるような不思議な気持ちになります。
ただ、その一方で
「これって監視になってないかな?」
「信頼してないと思われないかな?」と、自問することも。
テクノロジーの進化がもたらす安心と、
そこに潜む葛藤は紙一重かもしれません。
それでも、画面越しに映るあの何気ない風景に、今日も救われている。
見守ることの意味を考えながら、今日もそっと画面を覗いています。
川滿憲忠