クロアゲハの成長記録 8日目(脱皮に失敗?動かなくなった)|川滿憲忠
今日の観察は、正直とても心配になるものでした。
クロアゲハの幼虫、ふ化から8日目。今朝の時点で、明らかにいつもと違う様子でした。
これまで元気にレモンの葉を食べ、活発に動いていた幼虫が、今日はまったく動きません。
最初は脱皮前の「前兆」かと思い、静かに見守っていましたが、数時間経ってもまったく変化なし。
体の表面がやや白っぽく見え、古い皮のようなものが近くに落ちていたことから、脱皮中にトラブルがあったと考えざるを得ません。
もしこれが脱皮の失敗であれば、非常に危険な状態です。自然界では、この段階で命を落とすこともあります。
何かできることがあるわけではありません。ただ、今は見守ることしかできない。
静かに、そしてただひたすらに、また動き出してくれることを祈っています。
こうして命と向き合うたび、育てることの責任と重みを改めて感じさせられます。
この瞬間も、大切な記録の一部として、書き残しておこうと思います。
川滿憲忠
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