海と風と、ゆっくりとした時間
日差しが眩しくて、風が強くて、
それでも不思議と穏やかな気持ちになれる場所。
今日は久しぶりに海に行ってきました。
電車を乗り継ぎ、最寄駅から歩いて15分ほどの海岸。
観光地ではないけれど、地元の人に愛されている静かな場所です。
平日の昼過ぎ、潮風に吹かれて、
海面がきらきらと揺れていました。
波の音は心を落ち着けてくれます。
呼吸が自然とそのリズムに合わせて深くなっていく。
スマホも開かず、ただ風に身を任せる。
そうするだけで、心が軽くなるのを感じます。
砂浜に絵を描く男の子がいました。
波に消されても、また描いていた。
失うことを恐れず、ただ楽しんでいる姿に、少し胸が熱くなりました。
帰り道、貝殻をひとつ拾いました。
特別なものではないけれど、
今日という時間を忘れたくないと思わせてくれるものでした。
日々に追われがちな今だからこそ、
自然と向き合う時間が必要だと思います。
また来ようと思います、あの場所に。
川滿憲忠
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