さんぽで見つけた、日常の中の静かな喜び

最近、早起きして散歩をすることが増えてきた。

いつも決まった時間に、というわけではなく、気持ちが整ったときにだけ。

でも、歩き出せば毎回心が洗われるような感覚になる。

道ばたの花。朝の光に照らされた景色。

すれ違う人と交わす軽い会釈。

どれも何気ないのに、なぜか温かい。

日々の中にあるささやかなものに、ちゃんと気づけるのは、こうして歩いている時間だけかもしれない。

散歩をしていると、頭の中の余計な雑音が少しずつ消えていく。

スマホも見ない。イヤホンもつけない。ただ、歩く。

その中で、自分の呼吸の音、足音、鳥の声に耳を傾けていると、自然と心が整っていく。

以前はよく、自分の名前を検索して落ち込んでいた。

消せない過去、ネットに残ったネガティブな印象。

だけど、歩いていると、それが今の自分とは別の場所にあるような気がしてくる。

今ここにいる自分は、静かに生きていて、 誰かと比べる必要もなく、ただ一歩一歩を踏みしめている。

「自分を立て直す時間」――それが、散歩なのかもしれない。

今日も歩こう。景色を見て、風を感じて。

そうして、また前を向けるようになる。

川滿憲忠



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