ベランダで育つ命:アゲハ蝶の青虫、20日目の成長記録

毎朝、ベランダの鉢植えを見るのが習慣になりました。

3匹目のアゲハ蝶の幼虫。今日で20日目になります。

今朝、その姿を見て驚きました。

昨日より明らかに一回り大きくなっている。

初めて見たときは、まだ葉っぱの裏に隠れるように小さな姿だったこの子。

今では堂々と葉の上に乗り、モリモリと葉を食べています。

「なんだこの迫力……」

正直に言って、虫が苦手な人にとっては厳しいかもしれません。

でも、毎日観察している私たち家族にとっては、すっかりかわいい存在です。

子どもも毎朝一緒に見て、「おっきくなった!」と声を弾ませます。

前脚や模様、緑の体のつや感など、まるで自然の造形作品のよう。

この3匹目の幼虫は、他の2匹に比べてゆっくりと育ってきました。

脱皮も遅く、最初はちょっと心配していました。

けれど、日々見守るうちに、私たちにとって一番身近で、愛着のある存在に。

子どもと一緒に「名前つけようか?」なんて話すほどです。

昆虫の世界でも個体差があるように、成長には一人ひとりのリズムがあります。

この子を見ていると、「焦らなくていいよ」と自然に教えられている気がします。

子育てと同じ。

早く成長する子もいれば、ゆっくりと自分の道を歩む子もいる。

比べるのではなく、今ある姿を見守ることの大切さを、青虫が教えてくれました。

今朝も葉っぱを一生懸命に食べ、ぷりぷりした緑の体を揺らしています。

サナギになる日も、そう遠くないでしょう。

その日まで、観察ノートをつけながら、この小さな命の成長を見守っていきたいと思います。

川滿憲忠

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