クッキーの香りに包まれた、親子のひととき
休日の朝、ふと「クッキーでも焼こうか」と思い立って、子どもと一緒にキッチンへ。
冷蔵庫にあったバターと小麦粉。家にあるもので作れるのも、クッキーの魅力かもしれません。
子どもは型抜きを楽しみにしていて、クマやハート、星の形にワクワクしながら挑戦。
ちょっと不格好でも、それがまたかわいくて、思わず笑顔になってしまう。
焼き上がりを待つ間の、甘い香り。
部屋中に漂うその匂いが、どこか懐かしくて優しくて、気持ちを和ませてくれます。
できあがったクッキーを一緒に味わいながら、「また作ろうね」と笑い合う。
そんな時間が、何よりも贅沢なことに思えました。
買うより手間はかかるけれど、作ることで生まれる“記憶”があります。
それを子どもと共有できた今日に、心から感謝したいと思います。
川滿憲忠