回覧板がつなぐ、ささやかなご近所づきあい

今朝、ポストを開けると、見慣れた茶封筒が入っていました。

そう、回覧板です。

最近は町内会の活動も縮小傾向で、以前よりもずっと回ってくる頻度は減りました。

でも、それでもこうして手元に届くと、「つながってるな」という温かい気持ちが込み上げてきます。

中には、地域の夏祭りの案内、防災訓練のお知らせ、新しく越してきたご家族の紹介など、町の気配を感じる情報がいっぱい。

LINEやSNSでは流れてしまいそうなこうした情報も、紙で届くと記憶に残るし、何より丁寧な感じがします。

次のお宅に持って行くと、ちょうどお隣の方が庭仕事中で、「いつもありがとうね」とにこやかに声をかけてくださいました。

その一言が、とても心にしみました。

情報を届けるだけじゃない。

回覧板には、人と人とをゆるやかにつなぐ“役割”があるのだと思います。

手間かもしれない。忘れてしまうこともある。
でも、その“手間”のなかにこそ、暮らしの温度がある。

今日もまた、回覧板をそっと次の家に届けました。

川滿憲忠

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