投稿

10月 27, 2025の投稿を表示しています

ヨーロッパ一周・最初の10日間で気づいた「自由」と「孤独」──批判を恐れず、自分の旅を生きる

 「自由に生きたい」と言うと、必ず誰かが笑う。   「現実を見ろ」「そんなのは自己満足だ」と。   けれど、現実の中で息苦しさを抱えながら、心の声を無視して生きるほうが、よほど非現実的ではないだろうか。   このヨーロッパ一周の旅、最初の10日間は、そんな“自由に生きること”の意味を私に突きつけた。 --- ### ◆ ロンドンで感じた最初の孤独 バックパックひとつを背負って、ロンドンの空に降り立った瞬間。   心が震えるほどの高揚感と同時に、深い孤独も感じた。   誰も自分を知らない街。   誰も、自分のことを気にしない世界。   それは怖くもあり、心地よくもあった。   ホステルの小さなベッドで夜を迎えたとき、「自由には孤独がつきものだ」と悟った。 夜、パブで知り合った旅人たちは、それぞれに理由を抱えて旅をしていた。   夢破れた者、人生に迷った者、何かを取り戻したい者。   話すうちに分かったのは、彼らが「逃げている」のではなく、「探している」ということだった。 --- ### ◆ パリで出会った“他者との境界線” ユーロスターでパリに移動し、モンマルトルの坂を登る。   街全体がアートのように見えた。   でもその美しさの裏に、人の孤独が見えた。   カフェで隣に座った老紳士がこう言った。   「自由とは、自分で責任を持つことだ。だから人は怖がるのさ。」   その一言に、胸の奥が熱くなった。   旅の途中、何度も自分に問うた。「この選択を誰のせいにもしていないか」と。 --- ### ◆ スイスでの静寂 スイスに入ると、世界が静まり返った。   アルプスを見上げながら、何も考えずに息を吸う。   「自分がここにいる」という実感だけが残る。   その瞬間、SNSも、他人の評価も、まるで無意味に感じた。   人に“いいね”をもらうために生きてきたわけじゃない。   この空気を吸うために、私はここにいるんだ。   そう思った。 --- ### ◆ 「旅は逃げ」だと言われたことがある よく言われた。「現実から逃げてるだけだろ」と。 ...